◆Tech3公式 ニココメ翻訳メモ。
・事前
ニコ「10月の3連戦中の第2戦目は、オーストラリアのメルボルンの南に位置するフィリップアイランドで行われます。年間のトラックの中では今も残る「古き良きスタイル」の一つとして有名な、反時計回りのレイアウトです。年間で最もブレーキングをしないことと、いくつもの有名なコーナーで知られています。ここでのキーポイントの一つは、タイヤのスピンをマネジメントすることになるでしょう、特に最後の2つのコーナーですね。アウグスト・フェルナンデスは最近この点で強力な傾向を見せてきており、速いコーナーで楽しんでいるので、上手くすればオーストラリアでもいい感触を得られることでしょう。マンダリカでは初めて日曜のレースで転倒したので計画したようにはいきませんでしたが、その時までは彼は堅実なペースで素晴らしいレースをしていました。今回もまた、我々は金曜午後に焦点を当て、一周のラップタイムが速くなるようにする必要があります。ポル・エスパルガロ側は、先週はややトリッキーでした。本当に我々全員が彼に強力なリザルトを期待しています。インドネシアでの日曜日、彼は良いバイクのセッティングを見つけたので、それを金曜日からまたテストすることを彼は楽しみにしています。これこそが彼がフロントにもう少し必要としていたなにかであるといいですね。今回のラウンドで我々に我々を待ち受けているものを目の当たりにしていくことになりますが、一つ確実なのは、雨が予測されており、またしても天候が我々の弱みに触れてきそうです、特に日曜日ですね」
・土曜
ニコ「明日の天気予報がかなりひどいようなので、レースディレクションはメインレースを土曜に前倒しすることを決定しました、そのため普段とは少し違った日を経験することになりました。全チームが同じ境遇とはいえ、この決定は、我々がレース用タイヤを選択してバイクを用意するのに、短時間しか許しませんでした。ポル・エスパルガロは予選でよく11位で、2023年の予選結果としては自己ベストです。レースではソフトタイヤを選択する賭けに出ました、レースの終わり前にはタイヤが劣化してしまうことはわかっていたからです。しかしあれが彼の許容可能な唯一の選択肢でした。レース半ばを過ぎたあたりでタイヤが大きく劣化したので、そこからは彼は可能な限りコントロールすることに尽力しました。しかし多くのポジションを失い、ポイントに少し届かず終わりました。
アウグストフェルナンデスについて、今日の結果には我々はがっかりしました、週末の間ずっと彼には強力なペースがあり、自信があるように見えたからです。予選ではQ2にかなり近付きましたが、残念ながら、彼の最速ラップ中に後追いをしていたマルケス兄弟によって追い出されてしまいました。金曜のペナルティのために、今日はP17からスタートしなくてはいけませんでした。タイヤマネジメントが今日の大きな目標になることを彼は理解していたので、レーススタートには時間をかけました。そして全てがコントロール可能な状態になったら、他のライダーに追いついていきましたが、残念なことに、フロントを失くして転倒してしまいました。明日のスプリントで堅実なリザルトを達成できるよう、我々は再挑戦します」
・日曜
ニコ「オーストラリアで天候がトリッキーになりうることは知られていますが、今年も例外ではありませんでした。今週前半の天気は素晴らしかったにも関わらず、日曜には強風が予報されていました。この理由により、レースディレクションは昨日Tissotスプリントをメインレースに置き換えることを確定しました、重要なショウを安全な状態で実施できることを確実なものにするためです。今日は幸運にもMoto3クラスのレースはできましたが、Moto2のレースは赤旗中断となりました、風が強すぎたためです。その後、より悪くなっていくばかりであると我々は理解したので、Tissotスプリントは全ライダーの安全のために中止されました。これはもちろん正しい選択でした、しかしアウグスト・フェルナンデスとポル・エスパルガロの両者にとっては残念なとこです、今朝のウェットコンディションでのウォームアップでは強さを感じることができていて、2人とも、昨日のレースでの残念さを経て、オーストラリアグランプリをもっと良い結果で終わらせたいと本当に願っていました。我々のオーストラリアグランプリは予想より早く終わりを迎えたので、タイに向かうために荷造りを始めます、10月の3連戦の最後のラウンドです」
→スプリントレース中止に伴いライダーコメはなく、ニココメのみという大変珍しい回となっております
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◆気になったニュース(SBK)
さりげに今年のSBKは、次回で終わりって気が付いた。あと2回くらいあると勝手に思ってた。
まあ私は来年もMotoGPとSBK両方見ることになりそう……
→「LCRはカストロールのスポンサーを続けてもらいたいからイケルは不要」「レプソルはイケルに興味なし。賛否両論の運転技術と、人間的な面でも不適格」「レッドブルもしかりで興味なし」というようなことが書いてあり、結構ショックなんだけど……。人間性否定ってなにさ？？？？これがspeedweekのライターが勝手に言ってることなら別に構わんけど、HRCの関係者が仄めかしたことなのなら辛いな……。
まあでも、今年SBKでビエルヘより成績が悪いのは正直、ヲタでも擁護不可能。
https://www.speedweek.com/sbk/news/214909/Trotz-MotoGP-Durcheinander-Jetzt-steht-das-Honda-Duo.html
→よって、「イケルはもはや選択肢でない」と明記されている。えー。キャミアさんは「MotoGPの計画に関わってないので、SBKのウチのチームに2人を維持することを目標としている」とある…。
https://www.speedweek.com/sbk/news/214917/Bautista-Honda-haette-Rinaldis-Horizont-erweitert.html
→もしイケルがMotoGPに戻るなら、SBKのHRCはリナルディが後任になると見られていたが、もはやそれはなくなる、とある。ということでリナルディがとばっちりを喰らう流れ。さすがに無職にならないように、滑り止めと交渉してると思うけど……
イケルはSBKで一勝しないと禊が終わらないだろうと、私は当初からずっと思っている。とはいえ、この千載一遇の棚ぼたチャンスにおいても早々に候補から外されたとなると、余裕でSBKチャンピオンになるか、代役でポイント獲得するくらいでないと、ホンダではMotoGPの正規シートには戻れなさそうに思えてきた。チャンピオンになったらなったでキャミアさん達に連覇してくれとか言われて、戻って来れなさそうな気までする。
しかし、なんでそんなレプソルと赤べこに嫌われてるんだろうw
KTM経由でニコ達に赤べこマネーが入るから、飲むけどね、レッドブル……。レプソルオイルは、次はうーん……違いもわからないしw
つーかカストロールはイギリスの企業だし、そもそも今だってスペイン人ライダーじゃんwLCRからも普通にいらんって言われてるってことだwトホ…………😞
関係ないんだけど、ザック・エフロンが知らんうちにバウティスタそっくりになってたようで、驚いた。
https://www.vogue.co.jp/video/watch/ZacEfronandLilyCollinsTakeaFriendshipTest2
きれいなバウティスタ……
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◆キャプ
・毎年恒例、迷惑鳥乱入
この迷惑鳥のせいでMotoGPもSBKもしょっちゅう赤旗が出るが、SBKでは赤旗になると、Session red-flagged due to cape barren goose…みたいなかんじで、ちゃんとトリの名前を出してくれるの好き。こやつの日本語の名前はロウバシガンというそうな。カモの一種らしい。ムクムクした体つきが大変かわいい。
迷惑鳥、いつか現場で接触したい対象の1人(一羽？)である。フィリップアイランドでしか接触できないので、難易度が高そう……
って思ってたら、埼玉のこども動物自然公園にいるらしい。じゃあ埼玉でいいか……
・Q1
アウグストがトップタイムを出す場面があった。もしかして、いい理由で中継映像にニコが映ったのって2021年以来なんじゃ……w
まあ後半は🐜の人に煽り運転で張り付かれて引っ張らされたあげく、Q2進出権強奪されたって理解……🐜さあ……
これさーー、ニコは右側にいたんだけど、カメラクルーの存在に気が付いたから、カメラマンがアウグストを撮りやすいように左側に移動してたんよ……気遣いの神……好き……。
・ニコをさがせ！ (難易度:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)
正解は、アウグストチームとレプソルの間。
・爆走ニコエリ
Moto3レース直前。サイティングラップで転倒したオルガドのバイクのカウルをグリッドで替えることにしたらしく、ボックスからニコとエリックがダッシュでデリバリーしているwグリッド上でローラさんがヘルメットの汚れを取ってたり、メカニックも作業してるし、もうほんと、がんばえーーーってなったwちゃんと皆間に合ったし、結果オルガドはポイント圏内☺️
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◆個人の感想
・荒天予報のために決勝レースが土曜になるという珍しいスケジュール(2015年以来とのこと)。ルーキーには不利だったな……。日曜のスプリントも中止で、2週連続ノーポイントだ……。チームチャンピオンシップでLCRとRNFが見えてきたと思ったのにw
・このタイミングでザルコの初優勝が来ることを予想してた人がどれくらいいたんだろうかwまったくノーマークで驚いたw(普通にマルティンだと思ってた…)
・多分、今回もポンシャラルさんは現場に行ってなさそうだし、インドあたりからずっとギーさんを見かけてないし、なんならピット・バイラーもずっと見てない気がする。
