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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

22/2 HRCチーム発表会後 キャミアさんインタビューextended

いつも見ているメディアと大筋は同じだけど、これは完全版に見える。extendedエディションってかんじ。英語メディアは長くて完全なものを出してくれる傾向があるように思う。このメディア、特にキャミアさんの記事をしっかり出してくれるようなんで、ブクマしたわ。今後も期待。

 

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・キャミア「WSBKHRCのパフォーマンスと未来へのポテンシャルは素晴らしい」

https://www.bikesportnews.com/news/news-detail/camier-impressed-with-hrc-worldsbk-performance-and-potential-for-the-future

 

ーレオン・キャミアはライダーとしてではなくチームマネージャーとして、2022年のHRCで第二シーズンを迎える。

 

ー最も若い2人をライダーとして起用することについて

キャミア「イケルとチャビを選んだのは純粋に彼らのパフォーマンスと未来へのポテンシャルが理由です。ただ純粋に彼らはスピードがあり、彼らが上手くやれると我々が信じたからです。

明確にこれは大きな変化です。チャビとイケル両者にこのチャンピオンシップの経験がないことも、全てが彼らには新しいものになることも理解しています、タイヤも、バイクの全体的なことも。過去に参考にできるバイクもない。我々はこれを、物事に対する新鮮な見解である、彼らは若い、彼らは適応しやすい、彼らはこの状況に新たな視点を与える、と感じています。彼らが即座に見せたスピードを見て、我々は非常に嬉しく思っており、今年はすばらしい向上を予期しています。

 

パフォーマンスの観点からは、初回のテストで私は本当に感動しましたね、正直に。即刻見せたスピードだけでも、本当に素晴らしいものでした。それだけでなく、過去のライダーと比較して彼らがどれだけ若いかと、経験値が違っていることを考慮すると、彼らのフィードバックも非常に印象的でした。これは我々にとって非常に重要なものです。新しいプロジェクトを進めて、前進していくにあたり、我々がまさに追求していたものなのです。一つに、彼らはスピードを持たなくてはいけない、そしてバイクを開発するために正しいフィードバックをもたらす。これが私が彼らに感銘を受けた理由ですね。

 

もちろんプロジェクトを開始する前に、両ライダーに関する宿題をできる限り消化しましたが、最初のテストで彼らがバイクに乗るまでは、運転するまでは、本当にどうなるかはわからないものです。しかしファーストインプレッションは本当に本当によかった。我々は喜んでいますよ。

 

我々はポテンシャルを強く信じています。たしかに、以前言った通り、彼らには経験値が必要です、このチャンピオンシップにも、周りの他のライダー達についても。直近に控えているレース何戦かで、我々がどういう地点にあるのかがわかるでしょう。彼らがもともといたチャンピオンシップからの転向は簡単なことではありませんが、我々はバイクの開発を進めていきたいし、ライダー達2人についても、周りのことを構築して、育成を続けていけると感じています。我々の考えとして、年長のライダーよりも若いライダーのほうが、彼らのやりたいようにバイクに適応しやすいと考えています。ですからこれはバイクとライダーの融合ですね」

 

レクオーナとビエルヘがスーパーバイクのカテゴリーと新人である一方で、キャミアは10年間、WSBKでフルタイムのライダーとして潤沢な経験を持つ。5つのメーカーを通し、223回のレースをし、9回の表彰台を獲得した(2020年シーズン前にドゥカティでは痛々しいテストがあったという追記は付くが)この35歳は、ルーキーが持つであろうどんな疑問に対しても、答えを手の内に持っている。

 

キャミア「ライダー出身であることの最大の利点は、私がさまざまなチームで、さまざまな状況に置かれたことであると言えるでしょう。他の方法で得ることは難しい経験だと思えますね。サテライトチームにいたりワークスチームにいたりすれば、全ての強みを把握し、チームがどこまでやれるか、最も強くするのには何がどう必要なのかを理解できるものです。もちろんライダー出身ですから、まだまだ私が勉強すべき新しいこともありますが、去年学べたこともあります。

 

ホンダとHRCには明確な仕事のやり方があり、もちろん私も過去に彼らやった経験がありますが、私が合わせていくべきことです。これは介入して絶対的に全てを変えられるようなものではありませんが、同時に、自分の経験を持ってすれば、彼らは私を信頼して、私が改善できると思う地点に収まろうとしてくれるとも思います。

 

我々には日本からの手厚いサポートがあります。これは非常に、非常に重要なものです、チームとして進歩していくためにも、バイクを開発していくためにも、チームの技術を向上させていくためにも。これまでとても上手くやってこれたことですね。我々にはまだ改善の余地があると私は思いますし、我々は確実に改善を続けますが、これは私がこの役割を通してとても楽しんでいることなんです。

 

我々は過去2年間を通してたくさんのことを学びました。サプライヤーを変更した理由は、改善の余地があると感じるからです。カワサキを除くと、グリッドの残り全員がオーリンズを使用しています。ショーワは製品を改善するために影で弛まぬ仕事をしていると感じています。昨年までの6年間のチャンピオンシップ勝者であるという事実があり、ショーワの品質は疑いようもありません。基本的なところで改善の余地があると思います。これが変更の背景にあるアイデアです。(ブレーキの)ニッシンについても同じですね。彼らの背景には大いに奮闘があると我々は感じており、これこそ我々が共闘したいと思ったものなのです。すでに開始の時点では非常にいいと思っています。連続して全てのことをテストし、開始時点でとても、とてもいいと思いました、でなければ変更しなかったでしょう。将来的にも、ポテンシャルがさらにあると感じられます」

 

CBR1000RR-Rについて、ホンダは未だ開発途中であり、ここ数年のMotoGPで見られるような、新しいチームやメーカーに対するコンセッションの概念は、この既製品チャンピオンシップでも強く勧めるものである。キャミアはそれを歓迎すべき変更点であるとしている。

 

キャミア「このチャンピオンシップでは非常に厳格なルールが敷かれているから、いい進歩をしていくことは難しいことなんです。このチャンピオンシップでの新メーカー、新チームにもう少しテストの自由が許されれば、それはとても重要なものになるでしょうね。かなりの利益があるでしょう。

 

もちろん可能な限りしかテストはしないでしょう。毎週、毎日、テストをすることはできないというのが現実です。もしもライディングのためだけでない自由なテストができたなら、テストすべき特定のパーツがある時にやるでしょうね。そしてそれは日本側が新しいパーツに関して何を供給できるかに基づくでしょう。ですから、ただトラックを周回するためだけではなく、テストには特定の目的や目標があるべきです。それでも、もっとテストしたいということに違いはないですよ」

 

ー近年までライダーだった人がチーム側の役割についたことで、みんなが浮かべている疑問がある。我々は彼がワイルドカード参戦で、ファイヤーブレードに乗ってトラックに戻ってくることを見ることができるだろうか?

 

キャミア「最近は、私ははるかに遅すぎてね

ー彼は笑った

キャミア「ないですね。私のモチベーションは、チャビとイケルを手助けすることにあります。勝とうとすること、チャンピオンシップを勝ち取ろうとすることにあります。私がこれからすることは、勝つことためのことだけです

 

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    やっぱそこはかとなく切ないエンディングを迎えてしまうキャミアさんのインタビュー………。テストくらいならファンサとしてやってくれてもいいと思うんだけど………本人のメンタルとして、やりたくないんだろうかね………

 

画像は、元記事にあった画像。テスト中、イケル椅子に座るキャミアさん。

……Moto2Moto3AJOでは「アキさんが推してる方のチームの椅子に座る」という傾向があったが、キャミアさんは、単純に居心地いい方に座るだけなんじゃないかと思うw去年はハスラム椅子に座ってたから。多分今年は、イケルのクルーチーフのジェニングスさんがイギリス人だから母国語が同じで楽なのでは(ビエルヘのクルーチーフはスペイン人)。もしくは、ジェニングスさんは今年チームに来たばかりだから、ケアしているのかも。

 

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先日、定期点検でドリーム行ってきたので、ついでにCBR4種類に跨らせてもらった。

2504006503種類は、足がベタつきになった。(当方身長166cm1ドヴィくらいのサイズ)

腕も全部余裕がある。レブルよりハンドルが近くて楽そうな気がする、長く乗らなきゃわからないけど。

本体の重さも3台とも自分で扱えそうなレベルだと感じられた。教習で乗ったCB400よりはマシって思えた(あれは原付しか乗ったことない超初心者時代で比較対象がなかったから、すこぶる重いという思い込みがあるかもしれない)

両足が付いて重さがどうにかなるなら、楽しく所有して乗ることが可能だろう。

 

だが1000RR-Rは難しそうだなあ……

跨っただけで、これは私の手に負えそうにない、と感じてしまった

車高の数値はそんな違わないのだけど、横に太いから、足つきが悪くて、靴底半分くらいしか接地しないんだよね。怖くて機体を起こすこともできなかった。コカしそうで怖くて!!かつコカしたら怖すぎる値段で!!

 

接客してくれたドリームのおねーさん(私より10センチ以上小柄に見えた)は、峠道でRR-Rに乗ったそうで、色々教えてくださった。

 

・街乗りは付属って感じで、サーキットとかワインディング向きやで

・信号待ちは片足で立つやで

1速で走る時はちょっと怖いやで

・他の排気量のと比べて、Rが付くほどレース志向の設計だから、RR-Rはやっぱギアのつながり方がプロ向きって感じやったで

・でも乗ってしまえばどうということはない

・前傾姿勢になるから長時間乗ると首がね……

 

みたいなことを言っていた。

あと確か、Rが少ない方がロングツーリングの用途も考えられているから、シートも柔らかいとか。

(ところで、ドリームのみなさん「アールアールアール」って呼んでらした。そのまんま読むんだねトリプルアールとかじゃないのね。私は普通にシービーアールせん、って呼んでるw)

 

なお今出ているのは、ネイビーが強めの去年までのリヴァリーだと気が付いた。そしてブレーキはブレンボでサスペンションはオーリンズ。発売年考えたら、そりゃそうなんだけども。今出ているやつを買っても完全に推しとおそろではない。

もうちょっと迷ってみる!レブルめちゃくちゃ気に入ってるのに、2台目買ってどうすんだ、って問題もあるし。レブルを下道オンリー用、CBRを高速道路アリ用にするか

 

跨るだけだったけどすごく楽しかった!たまに違うバイクに触れるのって楽しいな!!今後は旅先でなくても、レンタルとかしてみようかな〜。