今月はマジでSBKの大した新規ニュースはなさそうなんで、休みの日は片道100km越えツーリング(コロナのせいもあり、私には結構珍しい)したり、ウロチョロしたり、まー色々してる!
でも仕事がある日の隙間時間が……持て余す…。こういう時はキャミアさんかニコさんのインタビュー記事を探す。というわけで最近見た大昔のTech3の過去記事を脈絡なく、ただ貼る。
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これは2013年10月。クラッチロー期だわ。ポンシャラルさんの人柄も感じられて面白かったので、ニコ関連だけ抜粋。
https://www.crash.net/motogp/interview/197659/1/herve-poncharal-tech-3-motogp-qa?amp
ーカルと共にダニエレ・ロマニョーリはドゥカティに移籍しますが、誰をポルのクルーチーフに決めましたか?
ポン「僕がいつも支持しない習性がこのパドックにはあってね。チームないし会社の強みは一般的に、スタッフなんですよ。人材ですよ。会社を良くするのも悪くするのも、内部の人間です。
今のところ、我々のチームはMotoGPパドックで最も古いと思います。ですからぼくはここにかなり長くいて、何人かの仲間達とは25〜30年一緒にいます。だから彼らはいい仕事をしていると思うし、ヤマハもいつも「あなたの仲間達と続けなさい、あなたのチームに満足していますから」と言ってくれます。
だからライダーが、特に若いライダーが、友達を介入させてくるのはちょっと変な感じがしますね。他のモータースポーツ界ではそんなにないと思いますよ。チームに加入するってことは、それが成功だと思うからだし、チームを成功させるのは人材なんです。
ですからダニエレがカルについて行くことを決めた時、ニコラス・ゴヨン、データエンジニアとしてダニエレと3年仕事をした彼をクルーチーフに昇進させることにしました。というわけでニコラスはダニエレの仕事を引き継ぎますが、彼は準備ができていますし、ヤマハも100パーセントそれを支持しています。それからニコラスのポジションの代わりは、Moto2チームからデータエンジニアを連れてくるつもりです」
ー昇進できることを見るのは、チームのみんなに素晴らしいモチベーションになるでしょうね。
ポン「はい。それがとても重要だと思います。僕の仲間はみんな一生懸命に仕事をしています。僕は彼らに感謝してますし、「これこそ君のためのものだ」っていうような機会がある時には、示してあげなきゃいけませんね。なぜなら、ニコラスについては、ここに長いこといて、昇進するのに万端でしたが、もし僕がよそから人を連れてきたら、彼はどんな反応をしたでしょうね?彼はヤマハを理解している、チームを理解している、この仕事にもっとも相応しい人間ですよ」
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・これは2010。大昔だ…。Tech3のMoto2参戦時代の、Moto2クルーチーフ ゲイリー・ラインダーさんのインタビュー
https://www.forum-gpmoto.com/forum/archive/index.php/t-13792.html
ーゲイリーはバルセロナで優勝した高橋裕紀のクルーチーフだ。ベルギー出身で5年間クルーチーフを務め、そのうち4年間をTech3で過している。
ーMistral610の強み
「クルーチーフとして、Mistral610の設計はMoto2で最高のものの一つだと思っています、シャーシとスイングアームのクオリティのおかげでね。シーズン頭からずっと絶対に壊れないんですよ!加えてスピードはトップレベルです。疑いなく我々は常時、上位にいます。バイクの設計をしたギー・クーロンと、エンジニアのニコラス・ゴヨンが素晴らしい仕事をして、我々はレースの間ずっと改善できます。ですから来年もさらに良くなるでしょうね、バイクの情報がどんどん潤沢になっていきますから」
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・2017年。フォルガーによるニコさんに関するコメント(初めて見たので、ついでに)
https://ch-fr.motorsport.com/motogp/news/folger-meme-rythme-pilotes-top-5-888712/1462545/
ークルーチーフのニコラス・ゴヨンや、エルベ・ポンシャラルとの関係はどうですか?
94「はい、エルベとは長いこと知り合いで、仲がいいんですよ。クルーチーフのニコとも、あとマキシム(・レイズ。データエンジニア)ともいい関係を築けています。チーム全体がリラックスした雰囲気です。楽しくやってますよ」
→マキシムね…(次回エントリーに続く)
ちなみにニコさんのほうは、フォルガーを「すごいフラットな人。本当にダメな時しかノーと言わない。ポルと全然違う」みたいなことをMotoGP公式にある2017年末の動画で言っていた。……ポルの当時のインタビュー見るに、サテライトチームの扱いの悪さにフラストレーションを溜めておったようなので、ポルからチームへの文句も多かったと思われる。そしてニコさんは、イケルをそのポルよりも「ちょっとhot」と評した。hotにはいろんな意味があるけども…まあイケルは暑苦しいガキだったんでしょうなあw
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・突然ここで今年のニュース
https://www.paddock-gp.com/motogp-raul-fernandez-est-deja-un-sujet-de-preoccupation-chez-ktm/
ポン「Raul Fernandez is such a nice guy but he is very emotional」
→ポンシャラルさん、その他には、フェルナンデスのためならオリベイラ、ビンダーに負けないレベルの技術を提供するし、家族的な空気を作るって言ってる。
それを一番やらされるのが、一番仕事中に会話する必要のあるクルーチーフなわけで、実際、既にニコチームはそれをやらされてるように見える。
というのも、セパンだかマンダリカだかで、テスト中だっつーのに、出走前だっつーのに、フェルナンデスへニコからグータッチするとかいう、イケル以前に絶対やらなかったことをしてたんだわ。ニコはクールだから、ライダーが良くやった事後しかスキンシップはしないし、ライダーが集中する出走前なんて、そんなことやるわけねんだわ。ニコの部下達も同様。過去、出走前は尻を叩くけど、グータッチは戻ってきた時だけだったのに。だからあれ見て私びっくりしたんだよね。その裏に、ポンシャラルさんの「家族的な空気を出せ」という指示があったと理解できた。
(このへんのプレッシャーetcについて、次回エントリーで延々と書く)
→グータッチ、まさにこの画像だわ。ぜっっっっっったいイケル時代やってなかったから!!
ttps://media.ktm.com/assetbank-ktm/action/viewAsset?id=433283&index=178&total=217&view=viewSearchItem
ていうか、ワークスレベルの技術提供とやら、2021年度以前からやれよと腹立ってしょうがない。(これで2021年より成績悪かったら大草原だからな?)ポンシャラルさんは2021年を「過渡期」と評したようだけど……犠牲にされたイケルの1年を思うと腹が立つ。ポンシャラルさんにじゃなくて、当然KTMに。
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・おまけ ニコニコ静画
ミシュランがFlickrにGPの撮り下ろし画像上げてることは知ってたんだけど、今までイケルの名前で検索してたから、イケルが写ってないニコ静画があることを知らなかった。
こういうやつ。
https://www.flickr.com/photos/michelin_motorcyle_racing/51674691299/
https://www.flickr.com/photos/michelin_motorcyle_racing/51120963204/
ニコとミシュラン技術者の画像はTech3のタグも付いてないから気付かなかった……。
というわけで、ここ数ヶ月、気が向いた時に、ミシュランの上げた過去ログを全部見ていくという遊びをしている。(SBK開幕までヒマなことよ…)
で、最近見た画像
https://www.flickr.com/photos/michelin_motorcyle_racing/46110383815/
ニコ様キャアアアアアアアア☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ハンサムすぎ。有罪。
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・ついで
つべ開いたらサジェストで出てきたアコスタのスペイン語インタビュー動画。
https://m.youtube.com/watch?v=YP4lgg3LqKE
アコスタちょっと見ないうちに、大人顔に急成長してた!
これ多分、イケル(4つ年上)と並んだら、イケルの方が年下に見えそう……………まあずっとそんな匂いはしてた…年下の下克上感…。
アコスタはかわいさは一切なくて、まあカッコイイ系。いやマジで一刻も早くTech3つーかニコのチームに入ってほしい……課金できるやつ…。