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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

22/1/26〜27 SBKヘレステスト 公式ニュース記事和訳

1/2627のテスト(イケル2回目のウインターテスト)に関する公式のニュースページ2つ和訳。地の文の内容が被っているので一部省略あり

 

テストはもともと2日間予定されていたけど、2日目はスキップしたと書いてある。

 

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・イケルくんもビエルヘくんも満足げ

https://www.worldsbk.com/en/news/2022/Vierge%20believes%20Honda%20are%20going%20in%20the%20right%20direction%20Lecuona%20very%20happy%20after%20Jerez%20test

 

ー前回の12月のテストと同じヘレスで、新しいパーツを試すことができた。ショーワ製の複数のサスペンション(去年までオーリンズ製だった)や、ニッシン製のブレーキ(去年までブレンボ製だった)がテストでは試用された。

レクオーナは初回テストで手を負傷して以来、サーキットに戻ってきた。まだ準備は「100%ではない」と認めながらも。それでも140.496秒という初日で3番目に速いタイムを叩き出すことができた。これはチームメイトのビエルヘから0.1秒遅れであり、またビエルヘは首位のロウズに次ぐ順位である。

 

7「正直とってもうれしいよぉ、バイクにいい感触と強さを感じることができたんだ。手の方はまだ100%準備ができてるってわけじゃなかったけど、まあなんとかやれたし、チームと一緒にうまく作業ができた。とりあえず全部をテストできて、作業スケジュール全体を完了できたよ。トラックを何周もして集中できた日だった、運良くお天気にもめぐまれたからね。1日が終わる頃には手が痛み出しちゃったんだけど、概して本当に満足できるテストだったから、2日目はまたの機会にとっておくことになったんだ。次のセッションに備えて、手を完全な健康状態に戻すことに集中するよ」

 

ービエルヘはさらにテストを重ねることでWSBKとホンダのセットアップへの適応を続け、チームメイトのレクオーナより速いタイムを記録することができた。ラップタイムは140.342秒で、首位のロウズからたった0.026秒差だった。Moto27年間を過ごしたのち、ビエルヘはホンダCBR1000RR-Rで、WSBKチャンピオンシップ初年度への準備をしている。

 

97「電制とセットアップについて多くのことをテストしていました。色々なことのテストをしてバイクを理解するようにしました。あと新しいタイプのタイヤですね。ポジティブですよ。俺達は正しい方向性に向かっていっています。俺達が試した全てで、俺が速くなる方法を理解できましたから、本当に嬉しいです。俺達が適応できていることが嬉しいですよ。ヘレスで4日間。ここはよく知っているトラックですから、新しいカテゴリを始めるのにいいところですね。俺達は正しい方向性に向かっていっていると、俺は思います。俺達のペースは既にかなり速いですよね。俺は新しいタイヤからもう少し利点を引き出さないといけないです、全く別の動きをする、完全に別モノのタイヤを使ってきましたから。新しいタイヤを装着すると、うまく機能するようになるまで何周も必要なものです。そして逆のことも言えます。新しいタイヤを装着するとグリップがかなりあるから、有利である必要があります。速いタイムを出すために優位性を持つというのは、印象に残ったことで、これに関して俺達は作業を進めていきます」

 

 

    元記事で見れる写真キャミアさんがレクオーナの前にしゃがみ込んで話を聞く姿いい………燃料あざす。ビエルヘ、今回はちゃんと自分の意見をはっきり言ってていいね。(「正しい方向に向かってる」って2回も言ってる。大事なことなので2回言ってるんですね…)レクオーナと比べると、ビエルヘはなんか真面目そうなキャラクターが窺えてきた。すごい派手な刺青入ってる割に、このキャラである。これからもキャラが立ってくることに期待。

 

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・キャミアさんも満足げ

https://www.worldsbk.com/en/news/2022/Camier%20hails%20fantastic%20day%20of%20testing%20at%20Jerez%20really%20impressed%20with%20Lecuona%20and%20Vierge

 

ーテストを1日に短縮した理由について

キャミア「テスト規制が施行されているので、2日目をセーブしておくことは、より意義のあることです。主にテストしたかった物は全て昨日一通り終えました、あとイケルは手のテストもね。全て良好で、何の問題もありませんでした。チャビについても、主な事項を完了し、日本の技術者への情報や良いフィードバックを得ました。いたる所を少しづつ作業していますが、電制は主な部分の一つでした。そこは良好で、次のテストとシーズンに向けていい方向性が与えられました。その他のパーツ、ちょっと機密のパーツですが、基本的に全て非常にうまくいきました。次のテストが楽しみです、さらにいくつかのパーツをまたテストすることになるでしょう。確実にパーツのテストを進めていっています。どのように作用していくかの比較を見ていきたいですね、そしてより高いポテンシャルのために何がベターな選択肢であるか理解していきたいです」

 

ー違うパーツを使った今のところ2回のテストを終え、4月のアラゴンでのシーズン開幕に向けた次のステップを、キャミアは次のように概説した。

キャミア「我々の2022年のバイクがどうなるのかについては、明確にすべき点がまだいくらかあります。シーズン開幕まで少なくともサーキットでさらに5日間テストできます。次のテストでは、後で届く選択肢について明確にしていくことを目指します。その後に、バイクがどうなるかの確認ができるはずです。そしてライダーはバイクを調整していく時間を得て、全てを理解していけるでしょう」

 

ールーキー2人がどのように新しい環境に慣れていっているか

キャミア「ライダー2人に対する私のファーストインプレッションはとても、とてもポジティブでした。この2人はあらゆることに対してアプローチの仕方がかなり違っていますが、2人とも即刻、非常に速くなっています。イケルは無論MotoGP出身で、電制と、電制を使ったバイクのセットアップ方法と、彼が何を必要としているのかを理解していますチャビはその経験はないですが、バイクへの適応と何が必要であるかを理解する早さは非常に素晴らしいです。彼らが学ぶべきことはたくさんあります。バイクについてより多くを理解する必要がありますし、最大限に活用する方法を理解するには時間が必要です。今のところ私は本当に感心していますよ」

 

    レクオーナとビエルヘを比較したキャミアさんの言葉はこれが初。ニコさんもシャーリン時代の過去インタビュー 

MotoGP ニコラス・ゴヨン2018年(Tech3ヤマハ、シャーリン期)インタビュー 和訳 - NOZOTOWN

で言ってたけど、Moto2MotoGPとで一番違うのは、電制の使い方なのだなー。

(…………………あっ、これ、イケルがニコさんに仕込まれた電制の使い方を、キャミアさんが褒めてるってことじゃん!イケルにチラつくニコの影。狂おしいほど萌える!!)

 

 

なおビデオパス民だと動画付きで、前半は「ショーワとニッシンの技術者がボックスにいたね」と指摘されているくらいで、あとは記事で大体カバーされている内容。

後半は記事に書かれてない内容で、すごくざっくり書くと

「去年はバウティスタ&ハスラムと浮き沈みのあるシーズンだったけど2022年はどうなる?」と聞かれ

「いい質問ですね、彼らには学ぶべきことがたくさんあります。2人ともルーキーを迎えるのは簡単に決定できることではなかったと言えます。我々は学ぶプロセスを理解しています。今年は浮き沈みもあるでしょう、レースにはあることです。年間を通じて進歩を見ていきたいです。バイクの観点からも、影ながら日本でもハードにたくさんの作業をしています。ですからなにかエキサイトなことを期待します。進歩を期待する一方、新しいトラックもありますし、MotoGPで使われたトラックもあります。しかし主に進歩と改善が見れることでしょう、もちろんホンダはチャンピオンシップを勝ちに行きますが、プロセスを理解していますから、すぐに起きることではありません。だから達成できるようにステップバイステップで働き続けます」

みたいなことを答えていて、

「元ライダーの観点で、2人の新人があらゆる新しいことに慣れる為にあなたはどのように補助していきますか」と聞かれ

「正直、色々な側面でですね。前回のテストではいくつか改善させられた点が見られました。いくつかの点で色々な側面がありますが準備期間や週末やそうでない時、テストの時など、週末のサーキットでの準備や貢献など、彼らの補助をすることは好きですよ。私に取ってはエキサイティングなことです。かなり楽しいですね、自分の経験を彼らに与えることは。2人とも学んで向上しようとしていて、とてもいい感じです。学び続けて、最終的には勝ちに行くでしょう」みたいなことを言っている場面がある。

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このように、残念ながら、マスクです……

 

    ところで、ショーワのサスペンションとニッシンのブレーキって、レブルにも使われてるはず、多分。ブレーキは思いっきり「Nissin」って書いてあるから間違いない。サスペンションはなんかどっかでそんなこと聞いた気がするんだけど、今ググってもはっきり情報に辿り着けず。(なお、サスペンションっていうのはあのバネみたいな姿のやつだということをたった今初めて知った。メカに弱いハードウェアに滅法弱い…)というわけで多分、お揃いメーカーだねー、嬉しいなーー。私べつに二輪レースが好きでバイク買ったわけではないので(レース見始めたほうが後)、こうちょっとした偶然があると嬉しい。

 

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HRCの日本語公式に2021年シーズン総集編が上がっている。

https://honda.racing/ja/wsbk/post/sbk-2021-compilation

日本語でざっと昨シーズンの流れを把握するのに便利。公式様ありがとう。イケル期も日本語の情報に期待。

 

なお、サンクスデー?ファン感謝祭?的なやつは今のところWSBKにはノータッチに見えるのでイケルオタとしてはスルーできる見込み。全日本?でCBRが使われてるから、そりゃそちらがメインになるわな。今後もホンダのイベントでSBK側のマシン展示等は期待できなさそう。まあもしもSBKチャンピオン輩出できたら話が変わってくるんだろうけども…いつかは何かしら期待していい…?

 

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・おまけ

SBK公式インスタに上がってたこの画像

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最強にかわいいよ?!世界一かわいいよ!?

ごめんね眉毛太すぎとかタレ眉とか言ってごめんね。タレ太眉毛がこのかわいさの一要素だったわ。やっぱこれが大正解だわ!!ああああ推しの笑顔の新規絵が一番疲労回復に効く!イケルがこの世に生まれてくれてよかった😭😭😭

 

……えー、これの文字がかかってない加工されてないきれいな画像がほしいんだけど、ネット上に見当たらない……SBK様、頼むから上げてくれませんかねぇ。かわいいイケルの新規絵を公式サイトにちゃんとたくさん上げてくれるなら、年会費15万円くらい上がっても全然お金払うんだけど……

(今、資格試験の問題サイトにたった20ドルのサブスク代払うかどうかは、めちゃくちゃ渋っているくせに…)

 

【追記】その後、完全版の画像が、このウインターテスト用メットのデザインをしたmrd_racingdesignsのアカウントに上がってました。Kawaiiiiiiiiiiii!さらに、公式にも大きい画像来た。ありがてえええええ!

あとサブスク代はケチって払わないまま、資格試験には合格できましたw2000円はご褒美に使おう…