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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

2021MotoGP アルガルヴェ(ポルティマオ2)まとめメモ<1>

◆レースまとめ動画

https://mobile.twitter.com/wearetherace/status/1457360553714794499

 

Mini bikersさんのまとめアニメ

https://losminidrivers.com/2021/11/10/minibikers-2021-algarve-gp/

 

KTM公式の本人コメント

https://www.ktm.com/en-pt/racing/racing-news/binder-recovers-to-10th-place-in-portugal-and-penultimate-motogp.html

 

33「俺達にとっては全体的に困難な週末だったぜ。チームは夜通し素晴らしい仕事をしてくれて、WUPではセットアップにかなりハッピーだった。より強さと自信を感じつつレースに行ったんだけど、俺はどうすれば上手く乗れるかを理解するのに周回を要しすぎたな。ミスしすぎたし、いいペースに来るまで時間を要しすぎた。いくつか抜かせていいリズムになった時には、赤旗が出ちまった。厳しい回だったけど、チームはすげえ働いた。来週俺達は絶対に強くなって戻ってくる」

 

27 (下記Tech3公式側参照)

 

9「言葉も出んわ、他のライダーのせいでレースを離脱するのは2戦連続やからな。しかも今回はKTM。ブラッドだったかミゲールだったかはワイは知らんけど、どっちでも結果は同じやな。4コーナーやって、自分自身の失敗はなにもなく転倒した。これ2戦連続で、今年4回目のやつ。本当にツイてない、今回はかなりいい形になってたのに」

 

オリベイラ、検査行きのためコメントなし。

 

Tech3公式 レクオーナ本人コメ

https://motogp.tech3racing.fr/index.php/en/news-en/archives-2021/237-gp17-algarve-portimao-2021

 

事前

27「レースを楽しみたいよ!シーズン始めにここに来た時、オレはものすごく悪戦苦闘した、でもオレは色んなことを変えた。たっくさん改善したし、ペースを保つことができるようになった。だからオレ、今週はすごく上手くできる、そう思う。楽しんで、いい順位にとどまって、ちゃんとした結果をまた闘うことを期待しているよ」

 

初日

27「全体として、オレたちにとっていい1日になったと思います。FP1ではバイクに素晴らしい感触があったよ。1人で走って、自分自身に対して作業していき、バイクを向上させてもっと自信を感じられるようにしたんだ、それが上手くいったよ。FP2でも同じ方向性を続けて、まあまあの感じを得られた。ペースは一貫性があるし、トップからそこまで離れてないね。タイム出しのラップではミスってしまい、最終コーナーでコケそうになっちゃった、ちょっとクレイジーだったよぉ。でもこの方向性を続けたいと思う。オレ達、今日はよくやったと思う。明日にひたすら集中します」

 

2日目

27「すっごくいい日だったぁ!終日強さを感じたよ。昨日既にオレ達はいい仕事ができてて、今朝のFP3でもそのやり方を続けた。1人で走って向上したよ。オレ強いペースがあるんだ。タイム出しのラップでも1人で走って、Q2直行まであとちょっとってところだったから、午後もすごく自信があったんだぁ。予選ではレースのために頑張って、これも成功したね。

Q1でもまた1人で、すごく強さが感じられた。Q2ではもう新品のリヤタイヤがなくなっちゃったから、中古のを使った。新品のソフトタイヤだったら、前3列目までには入れただろうなあでもいいんだ。オレ本当に嬉しいし、オレのチームにありがとって言いたいよ、だってオレ達すっごく頑張ったし、明日の準備も万端どころじゃないもんね」

 

レース日

27「今朝は今週末ずっとそうだったように、すごくいい感じだった。でもレースの間、バイクを止めるのにすごく問題が出ちゃったんだ。10周後に前輪に苦戦し始めた。3回か4回、転倒しそうになったのをセーブしたけど、理由がわかんない。でも後輪ハード、前輪ミディアムのタイヤでたくさん周回するのは初めてだった。かなり難しかった。でもオレはトップ10を闘えるって自信があった。いくつかのミスの後、トップグループからは離されちゃった。でもいい結果はまだ手に届くって思った。ブラッドとミゲールとたくさん闘って、ミゲールを追い越そうとした時、路面に小さいデコボコがあったんだ。オレは転倒して、オレ達はアウトだった。オレ彼のところに真っ先に行って謝罪して、無事かどうか確認したよ。彼に対してすごく申し訳ないよ」

 

ポンシャラルさん

「かなり残念です。今回もまた週末通してFPも予選もずっと速かった。僕達はいいペースがあり、2人ともいい結果を出せると思っていました。またしても、不運なことに、ダニロはKTMワークスの1人にリタイヤさせられてしまいました、ですから彼は1周も終えられませんでした、とても残念です。

イケルは素晴らしいスタートで、僕達が彼にいてほしいと期待するポジションでした。先頭集団をプッシュし、彼らと近いタイムを出せていました。でも残念ながら、今シーズン何度も見たように、彼はミスしました。3秒ロスし、いい集団からももちろん離れました。それからリカバーしてまたいいペースを見つけて、ブラッドとミゲールの2人と面白いバトルをしました。彼は転倒してミゲールを巻き込みました。それが赤旗をもたらして、ポイントを稼ぐという僕達の希望は終わりました。

ミゲールとダニロを気の毒に思います。今週、KTMはお互いに好きあってなかったみたいですね。これはレースの一部です、これまで僕が言ってきた通り、そういうふうに考えましょう。来週の最終戦では、ちょっとでもよくなることを本当に期待します。今シーズンは長く、あまり光明がなかった。次は少しの光明があることを、僕はただ望みます」

 

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◆動画

・予選後、単独インタビュー動画(サムネの親子感草)

https://www.motogp.com/ja/videos/2021/11/06/強さを感じる/399717

 

ーシーズン2番目の予選結果だったね、何が昨日と変わった?

27「今日の結果はとっても嬉しいよ。ずっとバイクに強さを感じられたからね。全体的に、他のバイクの後追いしてないんだよ本当に。ラップタイムを更新するのに、バイクのベースに何かを見つける必要があった。昨日は強いペースがあった。でもタイムアタックではちょっと苦戦したから向上が必要だった。向上する必要があるということはわかってた。それから今日はこの点、弱点について働いた。それでうん、強さを感じられて、KTM1番になれた。オレにとって重要なのは、1人で乗ってたってこと。ずっと1人で走ったよ。自力でタイムを更新した。これはポジティブなことなんだ。ここでマルティンに起きたことは知ってるけど、全力を尽くそうとしたし、最終的にすごくいいね」

 

ー今キミがKTMで一番で、過去はKTMで後ろの方で苦戦してた、何が違ってるの?

27「あーうーん正直わかんないねぇ。ポルティマオでの最初のレースを思い出すと、オレはすごく苦戦して最後の1人としてフィニッシュした。週末の間、まったくバイクにいい感触ももてなかった。なぜかはわかんないんだけど、今回はまったく違うのは間違いないんだよね。今年トレーニングをたくさんして、たくさん学んで、だからこの1年やったこと全てが、この難しいトラックでの感触を別のものにさせて、向上できているのかなと思う。KTM機は完全に同じポテンシャルだと思う。でもオレの立場からは、向上し続けようとしたよ」

 

ー明日のレースをどう予想する?

27「うーん、まずレースをフィニッシュさせたいね。でも前の方でフィニッシュできるポテンシャルがあるよ、トップ10だけでなくもっと前で。だって1人で速く走れたから。だから前の方で闘うポテンシャルがあるよ」

 

   声ガラガラなんだけど?!風邪ひいてるのでは?大丈夫???台湾の念慈菴キャンディあげたい………(ただののど飴なのに喉痛が即刻治る秘薬)

マルティンの話は、どうもポルティマオ1で負傷してたっぽい。

 

・決勝後、単独インタビュー

https://www.motogp.com/ja/videos/2021/11/07/予期していなかった/400002

 

ー見たところ無事そうでよかったよ、何が起きたのか教えて

27「レースの間、すごく苦戦した、正直、予想していたよりも。週末の間も今朝もずっと強さを感じられていたから。レースではバイクを止めるのが難しくて、前輪が何度もロックして4回は転倒しそうになった。それでもレース中ずっと強さはあったし、45人のライダーをオーバーテイクした。最後の2周目でもそれまでと同じポイントでオーバーテイクしようとしたんだ、第13コーナーはオレにとって強みのあるポイントだった。でもその時はミゲールが近くにいて、オレはもっとイン側だった。オレはトラックのデコボコでフロントを失くした。確実にオレのミスだ。でもこんなクラッシュは予期してなかった。オレは完全にコントロールできていたと言えるから。ミゲールに申し訳ないよ。オレは彼が大丈夫だと確認できるまで一緒にいた。彼はちょっと痛いって言ったけど、運良く負傷はなにもなかった」

 

ー転倒はしたけど、週末ずっと強かったことはポジティブだよね

27「うん、MotoGPでのベストな週の一つだったと思う。トップの方の順位にいられたし、一人でたくさんタイム出せたし。わかんないけど。こんな終わり方は全然よくないけど、正直に言えば今週末の内容はハッピーだよ」

 

   やっぱ声ガラガラだな。風邪っぽい…。早くよくなって!!

 

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◆個人の感想

凍りついたが!

レクオーナオリベイラも怪我はないみたいだから本当に安心したよ……。しかし、やらかしたなあメーカーのエース相手に、しかもホームで撃墜は一番やっちゃだめなやつ。暴動起きかねない。あれ完全にレクオーナのミスだしなあ

レクオーナによるオリベイラ撃墜は2回目か。Moto2時代、2018オーストリアFP3でチャンピオン争い中のオリベイラ相手にやらかして、アキさんに激怒されたやつ。今回はホームでレース中のやらかしだから、あれよりヤバすぎ。ポルトガルにアンチが増える……今回はチャンピオン争いをしてなかったことだけ不幸中の幸い。でも赤旗出ちゃったから上位陣のファンからもヘイト集めそう

次回はとうとうレクオーナのホームレースなんだけど、変なペナルティとかつけられないといいな……

 

Moto2、こっちは被害者側、ラミレスがFP2で怪我なくって本当によかった。レースでジリ貧だったのはタイヤチョイスをミスったせいらしい。

うーん来年アグスタ行きがモヤつく、やっぱオリジナルシャーシでやってるみたいで、あのチームはあんまり奮ってないよねラミレスは1年修行してさっさと強いチーム入ってほしいなあ


Moto3
はフォッジアが気の毒すぎた。特別ファンでもないのにレース中のフォッジアには今期目を奪われる場面が多かった。ダリビンがアレで、今回は兄ビンダーもペトルッチに対してやらかしてたことが後から判明。来年ビンダー兄弟のいるMotoGP、ハラハラ感が楽しそう…(私は見ないから超無責任)

 

◆おまけ。今週のお気に入りキャプ

・今年2回目のQ1からのQ2ド根性進出ブチ決めた。

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(いいキャプ豊作…)

あのポルティマオ1を知っていれば(あれは腕上がりの手術直後だったとは言え)まさかここまでやるとは誰も思うまい…ぶっちゃけ今回、捨て回とか思ってたわ。なのにFP13コンバインドもFP4KTMダントツトップなだけでなく、Q2まで行くとは、イケルさん、なめくさっててすいませんでした(土下座)

 

せっかくのニコさんと、頷く可愛いイケルという世界一萌えるはずの絵だったんだけど……

この時実況が「ニコ・ゴヨンは来年ホットな新人のフェルナンデスとペアを組むからエキサイトするでしょう」って言ってて一瞬でクソほど萎えたんだけど……。そうなんだけどそれイケル映ってるとき言っていいことじゃない。ミサノテスト以降、Tech3勢ないし上がってくる人達が映るとよく実況がこれに似たこと言う。Tech3メンは来年の新人にエキサイト〜みたいなこと。そういうのレクオーナ本人の耳にもガンガン入ってるんだろうことまで容易に想像できて、吐き気がした。

 

この実況(マット・バート。スキンヘッドの方)Moto2でもいらんことばっか言うんだわ。今週はラミレス映る度に、ガードナーとインシデントして肩痛いとしつこくしつこく……何回言ったよ?何が言いたいのかな?悪いのは完全にあっちだったよね?ペナルティないの忖度ってハッキリわかんだねってレベルで。イライラだわ。

実況については、SBKだとMotoGPより早口で全部聞いてられないだろうから、来年はイライラしないで済むかもなあと、悲しい期待(ところが腹立つことって不思議と耳が拾っちゃうんだよねえ…)

 

・同じくQ1後、SNS

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イケルの雄っぱい……というよりおなか?肝臓?をポンポンするニコさん。ニコさんも私も大満足大満足。おしりに飽き足らずおなかとか、ニコさん連戦Q2進出に相当満足したっぽいな…ニコさんクールなのに、2年で(特にこの半年)イケルとの距離感縮まったよなあ…尊み…

 

WUPP3で絶好調。

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今週は中継で2回ニコニコできた🤗

割と夏休み以降はWUPのロングランが毎戦好調なんだよねえ。でもここんところノーポイントなんよねえ。最終戦はとうとうレクオーナのホームなんで、2018バレンシアみたいな輝きに期待(あの回も盛大にミスってたけど…)

 

・ペドロくんおめでとうハグbyイケルくん

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珍しくパルクフェルメにお祝いに来る可愛いレクオーナ可愛い可愛い。アコスタは2018年のCEV Moto3時代、レクオーナと同じスイス・イノベーティブ・インベスターズチーム(以下SII)に所属していた縁で、仲良しなんだよね。

アコスタが「イケルくんはMotoGP界の兄のような存在で、俺のアイドル。ライディングスタイルが好き」って言ってるのを見かけた。おこさまイケルくんが兄貴風を吹かせられる数少ない相手、それがペドロくん。……なんだけど、このハグの直前、アコスタがレクオーナのほっぺをポンポンするの。ほっぺ!なんかやっぱペドロくんの方がイケルくんより表情が大人っぽいし、力関係つよそう……。公式によると、まだ17歳で、4歳も年下ではあるが

参考  https://www.motogp.com/ja/news/2021/11/07/ペドロ-アコスタのプロフィール/399109

2018年のSIIチームからの参戦は経済的な問題で続けられなかったとある。金で苦労したから大人っぽいのか。あのチームはマットさん曰く、ルティ恐慌で大変だったらしいし。それにリソースは急成長したレクオーナ優先で注ぎ込まれてたんじゃないかって勝手に思ってる。そのレクオーナの活躍を間近で見たことはアコスタ少年にインパクトを与えたのだろうなあと思う。わりと年が近くて身近な同胞の、一番最初に見た成功例だったんじゃないかなあと。

この記事に漁師の息子って書いてある。だからあの釣りパフォーマンスだったのかー

 

・これがそのSIIチームの2018年発表会の様子。アメリカンレーシングチーム(SIIの看板が変わった姿)SNS過去ログから借り。

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奥からアコスタ、レクオーナのクルーチーフのマットさん、レクオーナ、チームオーナー、ロウズ、ロウズのクルーチーフ、ラフィン。

この並びってことはもしかしてCEVでアコスタのクルーチーフをマットさんがやってたのかねアコスタのSNSがない時代ってこともあり、情報を追うのが難しそうだ。