◆メディアの記事
・レース後インタビュー speedweek
27「朝はすごくいい感じだった、今週末全体と同じように。でもレースの間はずっと、ブレーキに問題が出てたんだ。10周くらいしてから、前輪にも問題が出た。前輪が何回かロックしたんだよ。3回か4回は前輪のせいで転倒しそうになったのを防いだ。その一方で、トップ10を闘えるって思ってたよ。
残念ながら何度かのミスの末、先頭グループからは離れてしまった。ミゲールとブラッドと闘った、あとバスティアニーニもいた。ミゲールをオーバーテイクしようとした時、小さいデコボコに引っかかって前輪を失った。オレは(前輪が)離れるのを防げなかった。転倒して、バイクがミゲールに当たって、彼を一掃してしまった。彼に謝罪しました。彼は気にしないで、と言ってくれた。彼の体は大丈夫だと思う。オレは先週風邪をひいて、あんまり体調はよくないけど。
衝突の2周前、ミゲールと他にそこにいたライダーをオーバーテイクした。その時は強さがあった。何周もした後だったから、その時はベストではなかったけど、でも前の周と違うことはオレ何もしてないんだよね。もちろんオレのミスではあるんだけど…」
(なおオリベイラは怪我なしと先行情報があったけど、レース後インタビューを取りやめ、検査に連れて行かれたとある。他の記事によると、クリニカモビレですらなく、近隣の病院に行ったらしい)
→やっぱ、イケル風邪引いてた……。
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・オリベイラ、無傷(月曜)
https://www.speedweek.com/motogp/news/184359/Miguel-Oliveira-Keine-Verletzung-das-ist-positiv.html
88「昨日、レース後の検査の後に、病院に行きました。全て検査して、負傷がなく、何も問題がないことを確認できました。いいニュースですね。でも後数日は症状が出ないか観察しますよ、でも今のところ全て良さそうですね。
(インシデントについて)残念です、昨日のレースは、それまでの全てのセッションよりよくなっていましたから。素晴らしいスタートをして、トップ10を望んでいました。転倒は、もちろんガッカリしましたよ。でも僕達は先のことを考えています。うまくいけばバレンシアでは和解的にシーズンの最後を成し遂げられるでしょう」
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・心が広いオリベイラと許されたレクオーナ。インスタでのやりとり
27「ミゲールと彼のチームへ謝罪いたします。彼をオーバーテイクしている時にオレは転倒してしまいました。彼に深刻な症状がなく、バレンシアで会えますように🙏✨」
88「ありがとうイケル💪🏼僕達二人とも素晴らしい週末に残念な終わり方だったね。Hug😉」
27「君が健康で、バレンシアで会えるといいな🙂」
88「そうだね。最高に楽しもう」
→ オリベイラは知能が高いからスペイン語もペラペラ。たしか5カ国語できるんだっけ。
compañero=相棒!みたいな呼びかけ
claro tio=My mate!みたいな呼びかけ
このへんどこの外国語でもよくある表現だけど、日本語だとなんか不自然になって訳できない。
ファンの前でとうとうフィニッシュできなかったことを誰よりも残念に思っているはずなのに、ここでオリベイラがキレたら、レクオーナは自分のファン達からもっと叩かれるからね。我慢したね。元チームメイトで、レクオーナが可愛い奴であることは知ってるはずだし。
何しろ、同情心が強いだろう…。サテライトチームで経験も浅いレクオーナが、自分達とタメ張れるほどKTM機に乗れてるのに、来年MotoGPに留まれないという事実。これはオリベイラをだいぶ寛容にさせる効果があるはず。下のポルのインタビューと同じような感じで。
あと、今更なんだけど、オリベイラがもしビニャーレスの後釜でヤマハに行ってたら、レクオーナ残留の可能性あったよね……それができてたらフェルナンデスもワークスから昇格ならもっと納得したかもしれないし…ヤマハはチャンピオン輩出メーカーだからオリベイラ自身のためにもなっただろう…。その辺ちょっとモヤついてるのかも…とか勝手に邪推した。
ダラダラ考察したけど、これ見た時、私は普通に萌え豚化して「この2人尊い……ミゲールかっこいい……イケルかわいい……やっぱ2020年Tech3が至高……ブヒブヒ…」ってなった。
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・イケル、ポルとも接触してたけど…
ー2周目でレクオーナと接触があり、P6からP10に順位を落とした。
44「あれはボクのレース全体に影響がありましたよ。強さがあったし表彰台を闘えただろうけど。でもイケルのこと、わかるよ。彼のMotoGPキャリアはもう終わるというところだもの。彼は若いし、その時まで素晴らしい週末を過ごしていて、エキサイトしてたんだからね。ボクがトラックから外れて、彼と、2人のドゥカティサテライトと、クアルタラロから離されました。一瞬で4人にオーバーテイクされ、ボクがしたかったほど早くオーバーテイクはできませんでした。それでも全体としてボクのレースはよかったし、ボクは速くて強かったですよ。結果ボクはチャンピオンシップのトップ10で、トップ8も可能な範囲です。バレンシアではそのために戦います、好きなコースなんですよ」
→これだけ聞くとなんかポルが純粋な被害者っぽくて、いい奴っぽく聞こえるじゃん?でもな………
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・今回はMotosanよりこっちの方が早くて詳細な情報くれた。レクオーナのレース後インタビュー
ーレースの始まりはよかったが原因不明で前輪に不具合が出た
27「俺にとってはレースはポジティブなものだった、たくさん学べたよ。もう1回見直して、どこで失敗してバイクがどうだったか、どうやって解決するか勉強したいな。全部のレースで終わったら勉強してるんだ。もちろん予想していたよりずっと苦労したけど、乗り越えようとしてきた。
第1コーナーでの問題ですか?彼があんなに早くブレーキするなんて思わなかった、だってポルはいつも野獣みたいにブレーキングするんだ、すっごく遅いんだ。でも今回彼はマージンを取って早めにブレーキングしてた。オレはそれを予測してなくて、あと5~10メートルってところですでに彼はブレーキしていて、オレはアクセルを開けていた。それでブレーキを放してまっすぐ行くことを余儀なくされた。オレは(コーナーを)突っ切って、レースを0から始めることになった。これは前のほうにいると起こりえることだね、誰かの後ろ側にいると、全部もっとクレイジーになるものなんだよ」
27「ミゲールの時はそれと同じじゃない、全然違う。周回ごとにオレには厳しい状況になっていった、前輪にすごく苦戦した。ひどいチャタリングが起き始めたんだよ。第5コーナーで転倒しそうなのをセーブした。転倒まであと5メートルってくらいでセーブした。第13コーナーに入って、オレは彼をオーバーテイクしようとした、その前までの周回で彼やほかのライダーにそうしたのと同じように。(接触転倒の後)彼が起き上がるまでずっと近くで見ていた。彼がただ吹っ飛ばされただけで無事だと確認できてから、彼に話しかけに行った。それから謝罪したよ。彼が大丈夫と確認できるまでずっと一緒にいました」
ー自分のミスだと認めるが、オリベイラを抜くことは可能に見えたと主張
27「その2周前に同じ地点でミゲールを抜いたし、そこで4人抜いてるんだよ。オレの強みのある場所だった。強みのあるところがあれば、そこでオーバーテイクしようとするでしょ。まあ前輪に問題が出てから何周もして、ベストな時ではなかったのかもしれないけど…。でも前と同じようにやったんだ。10メートル遅くブレーキングしたりとかしてない。でもオレのミスだってことは明白だよ。
朝のWUPでは、すっごくいい感じだったんだ、週末ずっとそうだったのと同じで。でもレースでは後からバイクを止めるのにすごく問題が出た。10周後には前輪にも問題が出た。タイヤが何回もロックして、3~4回は転倒しそうになったのをセーブした。気温は上がって、オレは苦しんだ。
でもトップ10を争えるとも思ってたんだ。ブラッド・ビンダーとオリベイラと、あとバスティアニーにと何度も闘った。オレがミゲールを抜かそうとしたとき、路面のくぼみに乗ってしまい、転倒を防げなくて、オレのバイクが彼にぶつかってしまった」
ーMotoGPでできることを見せるのに2年は不十分
27「オレのポテンシャルはまだまだあるって思う。ライダーには、適応したり快適さを感じるまでもっと時間が必要だと思う。KTM機は扱うのがすごく難しいバイクだってみんな知ってるよね。でもすっごく速くなって、いい結果を出さなきゃいけない。夏休みの後、オレは自分のメンタリティをちょっと変えて、もっと楽しむことにしたよ。そしたら強さを感じられるようになったし、心がクリアになってリラックスしたんだ。楽しんでいるときは向上しやすくなるものなんだね」
→ポルのお騒がせ感、久々。今週はビンダーVSペトルッチ、レクオーナVSオリベイラ、そしてレクオーナVSポル でインシデントがあったのだね。KTMがらみの人しかいない…やっぱこのメーカーなんか呪われてるんじゃ……
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・The Raceが今週はKTMの記事多めだった。面白いところだけ抜粋集。
土曜の記事
https://the-race.com/motogp/why-a-rider-ktm-sacked-is-outshining-its-main-motogp-stars/
ーFP4はレースペースを焦点にしたセッションだけど、レクオーナはワークス2人より強く見えた
27「木曜日のインタビューでは、オレの目標はここでの1回目のグランプリ(ポルティマオ1)より向上することだった。あれは散々だったから。
オレはこのトラックが好きだよ。オレはこの一年間、ずっと一人で向上できるように頑張ってきた。オレすっっごく頑張ったし、頑張りを止めなかった。レースごとに向上していったし、オレはここ(パドックとか)に到着したら最初のその時から頑張るんだ。
オレのポテンシャルをみんなに見せてやる!ってわけじゃないんだ、来年はMotoGPにはいないし、もうみんなに見せたと思ってるし。それよりも、オレ自身のためだね。闘志を持ち続けることは、チームのためだけじゃなく、オレ自身のためにもポジティブなことなんだよ。次の2年間、オレはワークスライダーとして、いろんなことを変えていかなくちゃいけない、だから集中し続けて最後のレースまで頑張ることは、それ(来年以降)についてもポジティブなことだね」
→これまで「several years」としか言われていなかったけど、レクオーナはHRCとの契約が2年間であるということが、これではっきりしたね……
33「俺は今週末マジ自信あったし、いい仕事ができると思ってたんだけどな。だが何らかの理由でペースを見つけるのに苦戦してるよ。どの周回でもいいリズムもペースもなかった。俺達にとってはひどくトリッキーで、宿題だな。イケルはうまく乗ってるように見えるな、そんなに違いはないと思ってるんだけど。彼はかなりここではうまく乗ってる、俺達はただ乗るってことよりも、問題解決のためにもっと深く考えすぎなのかもな。問題を解決しようとすると物事を難しくすることもある、そういうもんだ」
88「困難な状況にあるときは、常に新しいことに挑戦したくなるものですよ。今年、僕達が支払った最大の代償は、グランプリ以外ではテストがあまりなかったこと、これは事実でしょう。レース後に公式テスト日がありましたが、グリップが非常に高いことで、真のパフォーマンスが隠れてしまうんですよ。試すことはできますが、完璧ではありません。過去には、現役ライダーと(テストライダーが)一緒にもっと多くテストできました。それでエンジニアやテストライダーではなく、僕達がフィルタリングの作業をします。タイトなグリッドでは、簡単に前なり後ろなりに行くことができるものですが、今回は簡単ではありません。僕達はできうることをやり切ったと思っています。」
ーオリベイラは、ワークスのRC16と、Tech3のちょっと古いフレームの間には違いがあると断言する。
88「Q1では少しスピードが上がりましたが、Q2進出には不十分でした。情報を分析して、何を改善できるかを確認しないといけません。
今のところ、Tech3は僕達よりも少し速く、彼らには僕達と少し違っていることがあるんです。だから僕たちはそれを組み合わせてレースにいいセッティングにできるか可能性に注目します。
グリッド順位はかなり後方にはなりますが、それでもいい仕事ができると僕は信じています。自分の全力を注いで、最後には得るものがあるといいですね」
→やっぱTech3へのパーツ供給がフェアじゃなかったってことがここでもバレたね。あとTech3側のデータがワークスに共有されてることはこの記事ではっきりした。
https://the-race.com/motogp/oliveira-gets-hospital-check-after-race-stopping-motogp-crash/
27「オレ、(彼が処置を受ける)最後までずっと側にいて、それから話したんだ、ごめんなさいと伝えた。オレたちの間に問題はない。彼はオレに「気にしないで(Don't worry)」と言ってくれたよ。
彼が歩いて完全に大丈夫、ただ転倒しただけだって確認できるまで一緒にいた。彼は大丈夫だと思う。彼が元気、無事と確認できてから行こうと思ったんだ」
・日曜日、ビンダー、ペトルッチ撃墜について
https://the-race.com/motogp/the-other-portimao-motogp-ktm-intra-team-clash-you-didnt-see/
ー第4コーナーはオーバーテイクに適していないことは明らか、コーナーが広いため。
9「インをついても意味ねーのに。特に1周目なんて」
ービンダー側は、現ペトルッチ担当、そして去年のビンダー担当であるイタリア人クルーチーフのセルジオ・ベルベーナから知らされるまで、気づいていなかったという。
33「マジで今知ったわー。第4コーナーで俺達ぶつかっちゃったようだね。正直わからなかったぜ。
俺の前クルーチーフは今年ダニロのクルーチーフなんだけど、彼に会ったら、ダニロは俺のせいで転倒した、って言うんだよ。残念なことに、正直に、俺は本当に彼を一掃したとは、わからなかった。第4コーナーでちょっとした接触はあった感じはした。でも実際に何が起きたかはマジで心当たりがない。ペトルッチがコケたことと、この状況については申し訳なく思うよ。全く俺の意図したことじゃない、正直本当になんの心当たりもない。
だからまあ、マジに残念だよな。それはそれってことで。ちょっとした接触があったってことで。俺はインにいて、そこに誰がいて何が起きたかは見てなかったってことで」
⇒結果として、やったことはほぼ同じなのに、レクオーナとビンダーの性質の対比っぷりがヤバいwwこれぞビンダー。多分半笑いで言ってると思うw
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・SBKの話題。エガーター、来期も今期と同じチームで続投。まじか。
77「2022年もテンケイトレーシングヤマハで継続できることを嬉しく思います。僕達はこの世界選手権での初めてのシーズンに、多くの成功を収め、素晴らしい時を過ごしました。来期も同じメンバーのグループと働くことが楽しみです。僕はテンケイトレーシングにいると、とてもくつろげるんですよ、それに強いチームです。来期、僕達にはより多くの経験とデータがありますから、ヤマハR6でワールドタイトル防衛が目標です。僕達共通の目標は、2023年も継続していくことと成長していくことです。僕達の夢を実現させてくれるチーム、パートナー、スポンサーに感謝します。まずはインドネシアですね、チームチャンピオンシップのために、可能なかぎり多くのポイントを取りたいと思います」
→チームマネージャー談によると、この決定はシーズン早々に決まってたとな。SBK昇格するかも?って、公式が記事出してたのだが、初めからなかったんかい。しかも2023年の話までもうしてんの?!until 2023じゃなくin2023って言ってるんだけど…。SSPでジョナサン・レイポジションを狙うのも面白いかも…。
とにかく、来年はSBKでレクオーナ、SSPでエガさんを応援するという楽しみができた。
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・おまけ
野獣先輩ポルとイケルくんの2020年ベストショット、拾いgif
サンマリノFP2の一幕。この回はかわいいニコさん(なんかイケルに会釈してグータッチすんのwフランス人も会釈ってすんだw)も映るのでお気に入り。
・スマホアプリのMotoGPゲー、2021年アップデートがなぜかこのタイミングでリリースされる…
なんで今更wもうシーズン終わるっつーのにwなおビニャーレスはまだヤマハで、アプリリアにはサバドーリがいる。そこのアプデはないのねw
2021〜2022年エディションって書いてあったから、来年も当分、レクオーナでプレイできるんだね…わあい…っていうか私これもう2度とアプデせんわ…このバージョンで永久保存する。ああ、ロッシファンがそういうことができるように、このタイミングなのかな…。
ニコさん役を雇うのに5000コイン必要って設定なのねw
このゲーム、東南アジアのプレイヤーが多そう。上手いプレイヤーがよくレクオーナ使ってるらしく、たまに立ち上げるたび、ランキングの上位にいつも名前があるのが嬉しい。このキャプでも1位ってなってる。私は……5周する前にいつもタイムアップするような腕前……wいつか自分の手で推しを優勝させてやりたい…
バレンシアでモルビデリさんとアレマルとポイント圏内ギリギリを争うとかいうリアリティある展開の図。おしりのロゴをちゃんと再現してて偉い!これ22人分あるんでしょ?偉い!
ボタン2つをタイミングよく押すだけというシンプルさはいいよね…舐めるように推しの姿を見ながらプレイしてる。推しを意のままに操作できるとか(操作つーかボタン押すだけなんだが)もうたまんねえ気持ちになるよね。
据え置きで出てるMotoGPゲーもやりたいんだけど、素人には難しすぎると聞いている。でもやるぞっ…!と思って、1年前にSwitchを買った。……でも開封めんどくてSwitchまるごと箱のままずっと放置してる…てへへ╰(*´︶`*)╯あれはなんか育成モードみたいなのがあってそれが面白いとかなんとかレビュー見た覚えある(情報がうろ覚えのフワフワだ)マネージャーになってライダーを育成するとかかんとか。シルベンテさんになってイケルを育てられるん??それともやっぱどこの馬の骨ともつかぬオリジナルキャラを育てないといけないん?SBK開幕までヒマだろうから気が向いたらやろうかな、まずSwitchの開封から……ww