公式がレクオーナの個別インタビュー動画を上げてくれた。
https://www.motogp.com/ja/videos/2021/09/08/幾つかのオファーが届いている/389751
ここまでのまとめ動画みたいな……。とうとう公式がフェアウェルな空気出してきたな……。
動画、すごくいい内容。レクオーナの撮り下ろし部分はもちろん、今年の蔵出し映像満載なの。ニコたくさんなの。ニコ動!!!!
最高すぎて20周以上は再生したわ………(1 rpeat機能がないことが悔やまれる。手動で連続再生するの疲れるw)
MotoGPのいいところは、こういうインタビュー、ニュース動画がフリー公開で、ビデオパス民でなくても見れることなんだよね…。SBKは違うらしい、マジか。
この動画はシルバーストーンの木曜日に撮られたものであることが本人やTech3のSNSから確認できる。なので、シルバーストーンのレースでP7を取ったことについては本人の言及がない。
というわけで対訳
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(雨のオーストリア戦、スリックタイヤで粘るレクオーナを見守るニコチームのメカニック&タイヤボーイズ+αの面々。お祈りモードのファビアンさんとデビッドさん、視線がアワアワ落ち着きのないエリックさん、後ろでなんか派手にボディランゲージしてるニコさん。かわいい)
27「こういうウェットコンディションはとても好きです。このチャンピオンシップ(MotoGPチャンピオンシップ)では、オレはこういうシチュエーションを一番うまくやれるライダーの1人だと思っています。こういう側面、こういう点にこれまでずっと頑張っていたので」
(オーストリア戦、ラスト2コーナーとそれを見守るニコチームのエンジニア陣とゴルカ兄。頭抱えたり落ち着けジェスチャーしたり画面指したり、みんなエモーショナルでかわいい)
27「日曜のレースでいいリザルトが欲しかった。だからとても嬉しいです。これはとても重要だったんです、オレは今年苦戦してきてたし、チームのみんなはすごく頑張ってくれたし。全員にとって重要でした。でも同時に、ちょっとフラストレーションがあります。(フィニッシュの)2コーナー前まではP2にいたんだから!あはっw」
(ドーハGPレースでの転倒シーン。そして腕上がり手術後のマッサージ映像、しぬほどかわいい)
27「オレにとって今年は、落ち着いていることはメンタル的に難しかったです。腕上がりの問題が出てしまいました。最初2回のレースは何もできなかった。よくなりましたが、バイクには苦戦が続きました。バイクはかなり変わりました。いい感じになるまで多数のレースを必要としました。チームとたくさんたくさん働き、それからパフォーマンスがついて来ています。前回のレースにはかなりハッピーです」
(来期フェルナンデスTech3入りのニュース告知。トラウマシーンの蔵出し映像)
27「Moto2のチームと、他のチャンピオンシップから、いくつかのオファーをもらっています。でもオレの目標はこのMotoGPの最高峰クラスにとどまることです。もしここにいられないなら、チャンピオンシップを変えると思います。オレの目標はロードレースの大排気量バイクに乗ることです。オレの将来に何が起きるかはわからないけど、待つ必要があります。でももちろん今の目標は、今年度を終えるために集中し続けることです」
(マキシム、ニコとセッション中にピットボックスで会話する様子)
27「KTMはMotoGPでのチャンスを2019年にオレに与えてくれました。このチーム(ニコチーム)と仕事することは正直、すごくいいですね。両者(KTMとニコチーム)ともオレをとても助けてくれる、信じてくれる。チームのみんながオレを信じてくれるんだ。Tech3とKTMのお陰で、バレンティーノとロレンソ、ダニと、一緒にレースができた。夢の人達とバイクに乗ることは、すっごく素敵なことだったよ。オレの目標は全レースでトップ10に入ること。そのポテンシャルがあることはわかってる、もしかしたらトップ5とか表彰台も」
(シルバーストーンのレース終盤の模様)
27「だから、オレの目標はトップ10、できるって思ってる。ここに留まれるように、バイクのこともちゃんと理解しているよ」
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カメラの前で緊張していたのか?台本でも読まされていたのか?いつもよりレクオーナの英語が辿々しく、スペイン訛りも強く出ており、過去形をまったく使えていない、かわいいw(時制がないって、映画「メッセージ」の宇宙人語みたい…非ゼロ和ゲーム…)普段はもっと上手いんだけど…。
オーストリアGPの後のTech3動画で、なんかニコさん冷たくない??ケンカしてた?とワクワクしてたんだけど、その後、ちゃんと手を握り合ってたことが判明した。なーんだwやっぱ若い衆に譲ってただけかあー。
ここニコさんレクオーナの手をずっっと握ってて草。ニコかわ!!!!(この回、ストロー外してんのはゴルカ兄)
まあそりゃ、レクオーナが自己ベスト出す=ニコチームがKTM乗り換え以降のベスト成績出す だからね、現状。嬉しかろう。
※シャーリン&KTM期はP13がベストだったので、去年のオーストリア戦の時点でレクオーナがP9で上書き済み。ただしヤマハ時代含めたニコチームの話をすると、フォルガーのP2にはまだ及んでない。ヤマハ機と、ここ数年参戦始めたばかりのKTM機とでは、さすがに比較し難いと思うんだけど。っていうかレクオーナはまだ21歳で、Moto2でチャンピオン争いしたこともなくて、とにかく誰よりも経験値が低いんだから、フォルガーやポルとは比較してはいけない…。それでもここまで頑張ってることを評価してほしい…。
「ロレンソと走れたのがよかった」とコメントしてるのが嬉しい。2019年バレンシアの、オリベイラ代役回のことだね。
あれはCEV時代から4年一緒に頑張ってたMoto2チームとの、最後のレースを蹴って出た初の最高峰のレースだったわけだけど、その甲斐あってロレンソの引退レースに参加することができたのだから、すごく意義があったと思う。
(……やはりMoto2に戻らないみたいだから、マットさんのいるアメリカンレーシングチームに戻るって選択肢も本当にないらしい。Moto2からのオファーって、もしかしてアメリカンレーシングも含んでたりして…。だとしたら悲しい…。Moto2に行かないのは本当に悲しいけど、SBKでもホンダワークスならば我は許す…)
ちなみにこの動画に基づいたスペイン語記事をMotosanが出してた。私が上で書いてるようなことと同じこと。
https://www.motosan.es/motogp/lecuona-mi-objetivo-es-quedarme-en-motogp/
あとClashも