◆興味深い記事
今回は大半がMotosanのレクオーナインタビューの、本人発言部分の翻訳。
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・木曜日時点でのインタビュー。
来季の去就について。
ー来季の去就について進捗なし
27「来季のことは、何も決まってません。今はライディングに集中します」
ーレースを続けたいからテストライダーの道はない
27「いくつか選択肢があります。ここ数週間、いくつかのチームと話をしました。今週はオレのマネージャさんがシルバーストーンに来ます。今のところ何も決まってないけど。テストライダーにはなりたくないよ。オレまだ21歳だよ。レースがしたいよ」
ーシルバーストーンについて
27「今年のカレンダーにおいて、最も長い距離のコースだね。オレこのサーキット好きだよ、Moto2の頃、いい感じだったんだぁ。確かにMotoGPでは全然違うんだけど、トップ10を闘ういいチャンスだと思うよ」
ーコロナからは完全に回復した
27「コロナに罹った時に出た問題は、持久力系統でした。でも回復してもうなんの問題もないよ」
ーMoto2に戻る案は完全否定
27「オレの将来については何も言えないよ、マネさん、まだここにいないから…。オーストリア以来まだ彼と会話してないんだよ。彼が来るのを待って、どういう選択肢があるのか聞いて、どこに行くのかを決めないといけない。Moto2には戻らないよ、だって戻りたくない!って気持ちを持たなきゃいけないから。それでこのMotoGPチャンピオンシップを抜けなきゃいけないのなら、抜けるよ。
週末に向けてプランは決めてあるよ。今シーズンのレースがある限り、オレは最大限頑張ります」
→未だにコロナの話してる!?インタビュワーが蒸し返したっぽいけど。どこのインタビューか忘れたが、「症状は出なかったけど、その間長いことトレーニングができなくて、持久力が下がりまくった」とか言ってた覚えがある。
オーストリアの時点で来ていたオファーから選択すると言うなら、やはりSBK転向になるはず。ヤマハがその時点でオファーしているとは絶対に絶対に思えない。ダリビンが契約の観点でほぼ確定している状態、かつ、ダリビンとディクソンの大型マシンでの様子を確認するよりも、前の時点なんだから。→……とか言ってるうちにこの数日後にドヴィ内定したし!
→speedweekも似たような内容だったんで割愛。
https://www.speedweek.com/motogp/news/180577/Iker-Lecuona-Nein-zu-Moto2-und-MotoGP-Testvertrag.html
こっちに「2020年秋ガールフレンドのせいでコロナになった」って書いてある。これは恐らく、ライターがマルティンさんかロッシさんと勘違いしていると思われる。
当時は「同居してて、個人アシスタントでもあるお兄さんがコロナにかかったから、バレンシア1週目を隔離のためにお休み。2週目に本人にもうつったので欠場確定」って流れだった。…当時、表向きは兄のせいにフェイクしていた可能性……もあるのかな?日本のアイドルみたいにwいや…そんなことMotoGP業界でやる必要なさそう…ライターの勘違い説を推しとくか…
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・金曜日セッション後のインタビュー。
レクオーナは解放された。
ーMotoGPチャンピオンシップのデビューはシルバーストーンだった
27「MotoGPでの初めての日、すごく上手くいったんだ。このコース好きだよ。速度が速くて、スピードを感じながらたくさんプッシュできるコーナーが多数あるんだ。全体的にいい感じだったんだよ。初めてのグランプリで、オレにとって特別だし、とってもいい感じだった。今日はオレ達とっても頑張りました、午後は向上できるようにしました」
ー初日について前向きな評価
27「自分のタイムを向上させるのに、誰かを追わなくてもよかったんです。マルクを追ってた時、オレちょっとミスっちゃって、トップ10入りはできませんでした。オレはとっても嬉しいです、トップ10との差はすごく小さかった。明日を楽しみにしてます」
ーQ2行けるイケルくん
27「Q2直行できると思う。オレ達はもうそういうレベルに達してたから。明日のことを見越すと、みんなタイムを向上するはずだし、オレもそうする。確かに、ファビオのタイムを追うのは難しいよ、でもマジでQ2争いのグループには入るだろうね。明日どうなるか、タイムを見てみようね」
ー将来に関するニュースはないけど、今週末、何かありそうな予感
27「将来について、今お伝えできることはありません。マネさんと話して、様々なチームとミーティングをしています。次のレースで何かお伝えできるといいなと思います」
ー全力出す!
27「シーズンの始めは、最悪でした。夏休みの前は、オレ…プレッシャーを感じちゃって、バイクに乗ることを楽しめなかったよ…。バイクに乗っても、いつもあったはずの楽しさも、その渇望にも欠けていたんだ。直近2回のレースは上手くいったよ、自分のメンタルを鍛えたし、お休みを取ったことが良かったと思いますね」
ー解放されたおかげでライディングが変わった
27「来年のチームがないってことで、リラックスすることにつながったよ。あれは自分にかけていたプレッシャーだったんだ。でも来年のチームがなくても、ライダーは最大の力を捧げるものだよ。去る人の最後のレースは、その極上(のパワー)を発揮する時であると思う。オレは自由で、あるがままの自分自身でいられて、なんでもできる、そんな感じがする。今日は強制的な気持ちにはならなかった。全てがオレにとって気楽だった」
→というわけで、アラゴンで発表するかもなら、ますますヤマハサテライト≒MotoGP残留は皆無。ここによると、ヤマハサテライトの新体制はミサノで発表予定だから。
https://the-race.com/motogp/petronas-yamahas-new-identity-to-be-revealed-at-misano/
レクオーナにはSBKの複数チームから話があるようなので、どこなのか楽しみ…。ホンダにしなよ〜。ホンダがいいよ〜。カワサキもいい〜。私、課金する〜!
・上記のspeedweek版
https://www.speedweek.com/motogp/news/180608/Iker-Lecuona-(KTM11)-Mit-Marquez-Windschatten.html
→こっちは「KTM機でここを走るのは楽しいね、スピードが速いサーキットだから」というリップサービス付きで草。さすがKTM信者用広報サイトっすなあ………
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・レース後インタビュー
ーレースでは11個ポジションを上げ、それはMotoGPでのキャリアベストだった
27「いいスタートを切る必要があったけど、このサーキットはストレートが短くて第一コーナーは高速だから、それは難しかったよ。オーバーテイクが難しかったけど、1周目で2人抜かせたんで、悪くないね。ウォームアップでは強さといい感触があって、P5でセッションを終えられました。今朝はソフトタイヤでいい感じだった。トップ5に入れるパワーがあった。ザルコの後ろでかなりタイムロスしちゃった、ドゥカティをオーバーテイクするのはすごく難しいことだから。
すっごく嬉しいよ。オレはこういうリザルトがほしかったんだ。」
27「率直に言えば、オレのベストキャリアでのベストです。去年のミサノで6位にいたけどフィニッシュできなかった。今回はMotoGPクラスに来て以降のベストレースだよ。レースの間、快適に強さを感じることができていたよ。ジョアン・ミルみたいな人達と闘えるなんて満足だよ、オレ強ぉい!って思えるよ。ポテンシャルがあることを示したよね」
→去年のミサノとは:2020エミリアロマーニャ戦でP6まで上がったけど、残り2lapでコケてリタイヤしていたことを指している。
ー2022年のシートがなくても2023年はそうではない
27「常に言ってきた通り、オレの目標は成長して、楽しんでいくことです。現時点でとっても楽しめてるよ。週末を通して強かったし、レースでは11個もポジションを上げたよ。これはすごくいいことだし、難しいことだ。オレにはパワーがあるよ。2022年の契約はなにもないです、みんなうも契約を締め切っていたんで。2023年はかなり変化があるでしょうけど。でもオレについては、2022年のことは考えません、来年何が起こるかなんてわからないです。来週、オレは個人マネージャーと会ってどういう決定をするか考えます」
ー予選はものすごく重要
27「いい週末を過ごせた時ではあるけど、予選の結果については悩む時だ。ビンダーとダニロとオレは前に出るためのいいペースがあって、トップ10に入れた、後ろから出てきて闘わないといけなかった。もしもっと前の方からだったら、確実に別の順位を闘えていたはずだよ、オレたちペースがあったんだもん。たらればの話はしちゃだめだね、オレたちはうまく(順位を)リカバーできたし、その仕事が嬉しいよ。今回の動きを追いつつ、日曜の選択肢を増やせるよう土曜を改善するべき時だね」
ーこの結果は彼のモチベーションをより上げた
27「このチームにいられないってことをオーストリアで知って以来、オレはメンタル的に梯子を登るようだったよ。(オーストリアでの)2週目はすこし前進できて、レースではもうすぐ表彰台ってところまで行けた。今週末はまた更に前進できた、金曜の時点からQ2進出のために闘えたから。アラゴンでもこの流れを続けていけると思うよ」
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・speedweek版のレース後インタビュー。
https://www.speedweek.com/motogp/news/180770/Iker-Lecuona-Treffen-Wahl-wenn-sich-etwas-bietet.html
差分だけ
・27「ザルコの後ろでタイムロスした。ドゥカティを抜くのは難しい。オレたちのバイクはそれぞれ強みが違うから。彼はストレートで何度も何度も攻められる。それでも最終的に抜かせて、ビンダーを追うことができた」
・27「乗ることを楽しんでるし、コンスタントに向上してるよ。いくつかのチームはオレのポテンシャルを見てくれてると思う。来年はみんな契約があるんだ、変わるとしたら2023年だ。だから来年のことは考えない。レースウィークの間、オレのマネージャーさんは契約について話をしないんだよね」
・ライターいわく「Moto2とMotoGPテストライダーは彼にとって魅力がないから、SRTヤマハが無理なら、スーパーバイクの可能性あるね〜。ホンダファクトリーチームが未だに2つシート空いてるからね〜」なんてしれっと書いてて草(もうドヴィとダリビンでほぼ確定なのに…いまだにこういう言い方してるのがKTM信者用広報だなあって…)
なお、この記事にある写真のチョイスがすごくいい。
「プリンセスセレニティと4守護神」みたい。ごめんね、素直じゃなくって🌙
キリアンさんが亜美ちゃんみたいになってるし。人数……ゴルカ兄をルナ🐈⬛ポジションにカウントすれば合うし。思考回路はショート寸前💫
おっさんだけど。ジャージだけど。ティアラじゃなくてヘッドフォンだけど。ハートは万華鏡💖
月のプリンスイケルとジャージーソルジャー。ミラクルロマンス🌃
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・シャビ・ビエルヘ(って聞こえるからそう表記していいんだろうか、カタカナで…)はMoto2ダイナボルトに出戻りか、SBKホンダワークスを検討してるらしい
https://www.paddock-gp.com/motogp-la-serie-noire-continue-pour-yamaha-vierge-dirait-non-pour-aragon/
→現SBKホンダワークスのハスラムさんはまだ来期の進路決めてないらしい。なのでバウティスタさんだけでなく、ハスラムさんも移籍がありうるみたいだね。色々記事見た感じ。
来期はSBKホンダでレクオーナとビエルヘのスペイン人コンビが来るかも??(ホンダはスペイン人ライダーが好きなのかな…MotoGPでペドロサ/マルケスの栄光がある影響…?)
なおこの2人、これまで絡みは皆無だったような…。顔立ちは真逆なタイプだね。
キリリとキツめなビエルヘ、細眉キャラ、美人系。
そしてスイートでぽや〜っとしてるレクオーナ、太眉キャラ、かわいい系。
記事にはビエルヘが、アラゴンでのビニャーレス/モルビデリ代役(≒MotoGPマシン試乗会)を将来のためにならなさそうという理由で、お断りしたとある。今週末びっくりしたニュースナンバーワンだわ。この慎重さは明確にレクオーナと対照的。レクオーナならホイホイ試乗会に行ったでしょうよ…(この尻軽ビッチ感すこ)
もしチームメイトになったら興味深い。ただどっちも転倒はわりとする方だけど、大丈夫?
個人的にはエガーターさんがSSPから昇格してレクオーナのチームメイトになったら……胸熱展開で素敵だなと思ってる(レクオーナのMoto2デビューはエガさんが契機だから)
まあまずはとにかくレクオーナが将来決めないと話にならないのだけど…w前のめりすぎたな…。
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・ペトルッチはSBKに戻らず、KTMのオファーの通り、ダカールとかの方向性になるっぽい
https://www.paddock-gp.com/motogp-petrucci-jai-commence-a-planifier-avec-ktm-un-projet-lie-au-dakar/
9「KTMはどうしてもフェルナンデスとの契約を逃せなくてプレッシャーかけられてたのよな。やり方は正しくなかった。ほんでもワイとKTMは惹かれあってて、KTMが未だにワイと仕事したいと思ってくれとるのは嬉しいで」
→ペトルッチ優しい、というかほだされてる……すごいね…まあ年齢的に色々覚悟決めてたらしいから、寛容なのかも…。あくまで、発表のタイミング(FP4中)にだけ怒ってるっぽいな。ちょっとびっくりしたんでメモっておく。
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・ルティ兄さん現役引退
https://www.motogp.com/ja/news/2021/08/19/トーマス-ルティが現役からの引退を発表/387187
→若手の育成。優しいことで有名なルティさんらしい進路だなあと思った。昔、レクオーナにも優しくしてくれてありがとう…。パドックにとどまってくれるのは本当にいいことだ…。もし推しがこういう進路を取るなら、ファンは課金継続するでしょ…。
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◆おまけ
公式の、MotoGP Fantasyの今回の結果。
レクオーナが稼いだポイントがめちゃ高だったので記念キャプ。
(これなら権利とか考慮の必要性ないかなと思って今回は大きく添付)
このゲームのポイント算出方法がはっきりとわからない(明確な説明を見つけられない)んだけど、まあ賭けてる人が少ないと、よりポイント上がる仕組みなのだろう。
ちな私のドリームチームの今年のラインナップ。これで去年からずっと固定してる。別にポイント稼ぐことが目的じゃない、応援したいだけだから。
ドリー夢!
日本人とチームメイトになるレクオーナとか……日本人クルーチーフが付くレクオーナとか…見てみたい…ほんとのほんとにSBKホンダに行くなら、実現の可能性は上がるよねえ…。(は、はやく決まってほしい…楽しみすぎる…でもこれでBMWとかドカだったらへこむんだけど…w)