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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

Moto2クルーチーフ Matthieu Grodecoeurさんのインタビューin2019

レクオーナMoto2時代(2016年代役+20172019)のクルーチーフ、Matthieu Grodecoeurさん(名前が読めないただ、愛称はMattになるようだ)のインタビュー。MotoGP公式のフランス語版にあったものを英語翻訳して読んだ。

フランス人の方だったのね。つまり、レクオーナ2016年以来、クルーチーフがずっとフランス人。ただし、Mattさんはスペイン語がペラペラみたいで、スペイン語でインタビューを受けている動画がレクオーナのインスタに上がってたはず。

 

https://www.motogp.com/fr/nouvelles/2020/02/05/tour-d-horizon-des-francophones-du-paddock-m-grodecoeur/323059

 

抜粋

Moto2のチームとしてライダーをMotoGPに昇格させてあげることは目標だったけど、トム・ルティが昇格したらスイス系のスポンサーが離れてしまい、2018年は財政難だった。

・幸運にも2015年に若くて才能あるイケルを発見できた。MotoGP界に入れる前に、2016年はCEVを走らせた。2017年は厳しい一年だったが、2018年はサム・ロウズとも一緒にがんばって、エンジニアとしての技術面でもチームの競技の結果としてもうまくやれた。

・感涙した場面ベスト3は「2018バレンシア戦で雨なのにイケルが初表彰台とったこと」「ビンダーに接戦できて新鮮な空気感が出た2019年のウインターテスト」「4年間のイケルとの仕事を締めくくったタイ戦の表彰台」

2019年はハッピーな一年だった。簡単なマシンではなかったが、シャーシを変えず、いいと思える方に進化させていって、シーズン終わりにはKTMで最高のパッケージを持つことができた。

2019年はビンダーがMoto21番のライダーだったと見ている。チャンピオンこそ逃したが並外れた才能を示していた。

2019年はイケルと一緒にたくさんのことを学んだ、技術面でも人間的にも、競技としても。MotoGPデビュー週(オリベイラ代役の2019バレンシア)を例にとっても、イケルは成熟した。

2020年はマルコス・ラミレスのクルーチーフとしての仕事に集中する。Moto3でトップライダーの1人だったライダーを担当するというのは始めてだからプレッシャーが大きい。彼はMoto2に大志を持っている。かつて最高のルーキーであったビニャーレスやマルケスがしたことを参考にする。目標はマルコスに可能な限りたくさんのトロフィーとポイントを取らせることだ。

 

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2018年はルティ恐慌もそうだけど、そもそもロウズとレクオーナとかいう転倒が多い2人組でチーム組んでたんで経済的にマゾとしか言いようがない。でもレクオーナを育ててくれてありがとう

ちなみに、2019年最後にレクオーナMattさんはじめチームに向けて送ったメッセージがインスタで見れるが、なかなかキュンとくる。

Mattさんは2021年、ラミレス担2年目。すごい似たような画像あった!w左が2018、右が2021。

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