・イケル、来日
土曜に飛行機に乗っていたので、てっきりミサノのMotoGPパドックに顔を出しに行くのかと思ったら(上の画像の前に、バルセロナから短距離便っぽい飛行機に乗ってる画像があったので。この画像はパリから14時間、しかもファーストクラスっぽい)………なんと仕事で来日していた!大田区でお寿司食べたらしいが、………大田区??謎チョイス…。
で、日曜は鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGTの会場に遊びに行っていたらしい。
https://mobile.twitter.com/hitachiastemojp/status/1530786233164926979
キャミアさんも来ているのに驚き。
よく見ると左腕にブリヂストンのロゴが入っている!!ピレリじゃない!
ということは。
このタイミングで来日している時点で既に世界中が予測してたと思うが、8耐参戦確定だねw
8耐って暑いと耳にしているから、今から8月が憂鬱だ……。
スーパーGTについては、HRC公式インスタの他に、ツイで現地民からの画像リークも少し見れる。現地の方ありがとう……!本当にありがとう…!転載は控えるが、この3人の名前プラス鈴鹿とかSuperGTとかで検索すると数枚引っかかる。
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・ガードナーのマネージャーがspeedweekのインタビューに答えていたんで、こないだの続編資料として載せておく。
https://www.speedweek.com/motogp/news/192828/Paco-Sanchez-Remy-Gardner-moechte-bei-KTM-bleiben.html
―スペインの弁護士パコ・サンチェスはジョアン・ミルとレミー・ガードナーのマネージャーである。彼はKTMとTech3を非難し、KTMからの信用を失っている。インタビューにおいてサンチェスは申し立てに対し自己保身をした。
Moto2チャンピオンのレミー・ガードナーが来年Tech3に在籍するかどうかはまだ不明だ。ここのところ、ガードナーのマネージャーとピット・バイラーの意見の相違により、交渉が影響を受けたり、停滞したりしたためである。バイラーは、Tech3とKTMに対してジャーナリストを煽ったとして、このスペイン人を非難している。
―SPEEDWEEK.comは、ムジェロのパドックにあるスズキエクスターチームのピットで、パコ・サンチェスに確認した。彼はジョアン・ミルのマネジメントもしているので、ここで時間を過ごすのを好んでいるのだ。彼は、ガードナーの問題について、インタビューを受けたことは一度もないと宥める。
―パコ、Tech3 KTMとレミー・ガードナーの契約が合意に至らない場合、2023年のMotoGPのシートを見つけるのは難しいでしょうね。
パコ「ええ、現時点ではMotoGPのシートを得ることは間違いなく厳しいですよ。スズキの撤退で、ワークスマシンが2台減りますから。レミーがどうなるかはわかりません。 我々はKTMの決定を待っていますから。それから何が起きるか確認でしょうね。もしKTMがレミーとの契約を更新しないと決めたら、他のMotoGPバイクを探しますよ。もしそれがうまくいかないなら、SBKに行くか、Moto2に戻るでしょう。もしくはレミーは何もしないかも。わかりませんね」
―しかしパパ、ウェイン・ガードナーはレミーのキャリアに多額の投資をしてきました。24歳で、SBKに転向するとか引退するとかは、現世界チャンピオンにとっては道理にかなった戦略ではありませんよね。
パコ「ええ、レミーも同じように考えています。彼は辞めたくない。それは確かです。彼はSBKへの転向も目標としていません。MotoGPに留まりたいと思っていますよ。しかし、その意志決定は私たちの手の中にはありません。我々はKTMを待っているんです。
彼らと私の関係については…メディアのせいで誤解がありましたね。しかし、個人的な問題はありませんよ。ムジェロで木曜日にKTMマネージャーのイェンス・ハインバッハと会話しました。彼とはとてもうまくやっているんですよ。ピット・バイラーにも会いたいですね、我々の関係を明確にするために。KTMの担当者達と何の問題もないです。条件には満足していません、それは間違いありません。しかし私の仕事はライダーから最大限を引き出すことです。KTMの仕事は、メーカーにベストをもたらすことです。だから、双方のパートナーを満足させる妥協点を見つける必要があります。レミーに興味を持っている人がいる場合、我々はその人と一緒に働き続けますよ」
―ピット・バイラーはあなたのインタビューを読んだと言っていました、Tech3のクオリティと、KTMからの2023年の金銭的オファーについてのゴシップ記事を。
パコ「いいえ、それは真実ではありません。私はスペインのメディアからそんなインタビューは受けていません。イギリスのジャーナリストのニール・モリソンとは話をしました。その隣に私の知らない別の記者が立っていましたけど」
―2人のジャーナリスト、フランク・ウィーインクとルイス・ダンカンがいました。彼らは会話をデジタルで記録していました。つまり明らかに「オフレコ」ではなかった。
パコ「その対話で私は、レミーがTech3の現在の組織に満足していないと言いました。イェンスはそれを知っていますし、ピットも知っています。我々はTech3について不満なのではありません。我々が不満なのは、現在の技術クルーについてです、なぜならレミーはルーキーだからです。彼のチームは、MotoGPで向上する助けになっていません。私はレミーのクルーチーフの名前を知りません。若い人ですよ。私は彼と敵対しているわけではありません。問題は、レミーが彼を信頼できず、クルーチーフがレミーを信頼していないということです。彼らはお互いまったくいい関係を築けていないんです。これは批判ではありません。 私はKTMやTech3についてくだらないことは言いません」
―レミーのクルーチーフはアレックス・メルハンですよ。チームオーナーのエルベ・ポンシャラルは、彼は非常に有能だと考えています。ただし、KTMでは、シーズン中にクルーチーフが変更されたことがあります、ブラッドリー・スミスの時とか。
パコ「確かに。またその状況にありますね。レミーに問題はないんですから。問題は、レミーとラウルとオリベイラのパフォーマンスが十分出ていないことです。ブラッド・ビンダーのパフォーマンスは多かれ少なかれ、まあいいですが、完璧ではありません。KTMは誰かしらにトップ5を取らせたがっていますが、現時点ではそれらのポジションに到達していません」
―レミー・ガードナーは、KTMがルーキーにとって難しいバイクだと嘆いています。しかし、現時点では、ドゥカティとヤマハ含め、MotoGPのルーキー全員が苦戦しています、つまりジャナントニオやベッツェッキとダリン・ビンダーのことです。
パコ「現在、最高峰クラスのレベルは非常に高く、タイムの差は極めて小さいです。これはすべてのMotoGPライダーのタスクを複雑にしていますよ、ルーキーだけではなく。アンドレア・ドヴィツィオーゾにしても、フランコ・モルビデリにしても、マーベリック・ビニャーレスにしても、彼らは本当に経験豊富なライダーです。でも苦しんでいるし、問題を抱えている。0.1秒ロスすれば、その日のランキングの最下位になるんです。ルーキーにとってはもっと厳しいですよ、経験が不足していて、どう向上するか、証明済みの手段がないんですから。彼らには多くのプレッシャーがあります、長期契約がありませんから。自分自身を証明するためには、5回か6回かのレースしかない。スキルを見せつける時間なんてほとんどない。重いプレッシャー下にある。そういう状況なんです。
私は関係者全員が落ち着く必要があると思いますよ。我々サイドから断言できることはただ一つ、我々は最善を尽くすということです」
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◆Tech3ファン(元ファン?)による感想と補足情報と考察
いや……言ってるやんwww
「そんなインタビュー受けてねえぜ」って言ってるが、結局、そのボヤキを近くにいたライターが音声録ってたんでしょw言ってるやんwまあ、ボヤキレベルを勝手に録音されて、世界中に公開されたというのなら、同情の余地が多少あるかもしれないが、その場の人に聞かれているのわかってただろうし、言ってやりたい気持ちがあったんじゃないのか。
で、結局、スズキが撤退してワークスシートが減って、椅子取り合戦が熾烈になったから、しぶしぶKTMと契約するしかなくなって、サンチェスはKTM上層部とポンシャラルさんに対して言い訳モードになっているね…「Tech3に文句はないが」というくだりのあたり、あからさまにポンシャラルさんへの擦り寄り。
それでいて、契約に口を出せないTech3クルーのことはsage続ける。イライラしたが、かなり重要な情報で、参考になったから、とてもありがたく、つい全文翻訳してしまった。
Tech3のこっち側のチームは、どちらかといえば、エースが所属するほうのチーム。去年までペトルッチ、オリベイラを担当していたほう。つまり「Tech3のこのチームから優勝ライダーを輩出した」という事実がある。しかし当時と今の大きな違いが、まさに「クルーチーフの変更」。だから今年、新人クルーチーフになったアレックスは、外から叩くのに格好の標的にされている。彼が若いというのは本当で、Tech3のインスタの過去ログをヤマハ時代までさかのぼると、1990年6月1日生まれであることが確認できる。今年32歳になる。
ちなみにTech3のもう一方のクルーチーフ、ニコのほうは1978年生まれで、2003年(新卒)からずっとデータエンジニアをやったのちに、2014年にクルーチーフに就任して、今に至る。この就任時のシーズン開幕時点ではニコは35歳だった。だからTech3的には、アレックスを今年クルーチーフに据えるのは、そんな「べらぼうに若すぎる」というわけではないと感じる。他チームのクルーチーフの年齢は存じないので私は比較できない。
……逆に言うとクルーチーフが違うってだけで、エース用のチームにいるのに、うまくクルーと関係性の構築もできないし、ポイントをまともに取れてなく、KTMに乗ればこういう成績になることは十分予期できたにも関わらず、メンタルを保つことをできていないという、ライダー自身に問題があるとも言える。
補足)
アレックス・メルハンのチーム(旧ギー・クーロンのチーム)の担当ライダー歴
ガードナー←ペトルッチ(1年)←オリベイラ(2年)←ザルコ(2年)←スミス(4年)←ドヴィ(1年) (まだ無数にいるのであと省略)
※オリベイラまでのクルーチーフがギー・クーロン
※ペトルッチのクルーチーフはセルジオ・ベルべーナ。前年、KTMワークスでビンダーを担当していた人。
ニコラス・ゴヨンの担当ライダー歴
フェルナンデス←レクオーナ(2年)←シャーリン(1年目ヤマハ、2年目KTM)←フォルガー(一応1年)←ポル(3年)
※ニコがクルーチーフに就任したその年に、ポルはルーキーオブザイヤーを獲得している
※ちなみにこのチームはポルの前任がクラッチローで、当時のクルーチーフはクラッチローがSBKから一緒に連れてきたダニエレ・ロマニョーリだった(現在プラマックでマルティンを担当している)
Speedweekの他記事によれば、ガードナー本人は契約更新を希望しているので多分このまま続投しそう。一方でオリベイラがKTM残留ならTech3戻りになる様子。スズキかヤマハかって噂があったけど、どっちもチームが消滅するとかいう予期せぬ事態になったから……KTM脱出失敗か……。実現してしまうと、もしかするとKTMワークスから一緒にクルーチーフのポール・トレバサンをTech3に連れて来るかもしれない。……それがすごく心配だ。
「ガードナーは今のチーム体制で残留。フェルナンデスは脱出成功。ニコチームがオリベイラを担当するが、クルーチーフだけはトレバサンにすげ替え→じゃあニコはどうなんの!」というパターンを想像してしまった。もしそうなったら、私もう心底耐えられないんですけど……。
まあサンチェスの話の通りなら、ガードナーが残留するとしても、今のクルーの体制を来年も続けることはないだろうから…。むしろニコチームがガードナー担当に代わったりして…。それもかなりいやなんだけど、ニコを見られなくなるよりはずっとマシだわ…。
まあオリベイラがトレバサンを連れて来ないかもしれない…トレバサンはKTMのMotoGPクラス参戦初年度からずっとエースライダー担当クルーチーフと化しているから(と言っても、ポルとオリベイラだけなんだけど)来年は次期エースを担当するかもしれない…ミラー?
ニコがクルーチーフを務めるニコのチームにオリベイラが来るのなら一番大歓迎。それならお金払うわ!
今年の体制については…まあ私の結論としては「イケルが残留すれば全員幸せになれただろうに」にしかならない。今回イケルの話題は一個も出てなくてもねwなぜなら今年の2人はどっちもTech3にいて幸せそうではないし、ポイントまともにとれてない。それはクルーをも不幸にしうる。
イケルなら、たとえ成績がイマイチであっても、せめて幸せそうにはしてくれると思う……。(さすがに2021ドーハ〜ポルティマオの2回は不幸せそうだったが。2020年からの期待の大きさに反して苦戦したのと、腕上がりも発祥して、タイミングが最悪だった)
ポンシャラルさんがここで言っていること。
https://www.motogp.com/ja/news/2022/05/20/どれほど優秀で才能があるは関係ない/421626
ポン「私は常に、速いライダーは幸せなライダー、ポジティブなライダーだと言います。私の仕事、そして、チームとしての仕事も彼らに前向きな姿勢と強い士気を維持させ、自分を信じさせ、14位、15位が時には素晴らしい結果であると理解させることです。」
これはまさに昨年までイケルに対してやっていたことだし、イケルは去年までも今も「幸せでポジティブなライダー」であると強く思う。Tech3でいい勉強させてもらったんだろうな。(まあイケル自身は、Tech3にいたことが完全によかったとは思ってない印象の記事も最近見つけたので、機会があれば、それも訳すかも…)
………とにかくまあ…イケルが今、幸せそうだから、それはもういいや…。
イケルは真に才能があるから、結局どこに行ってもおおむね幸せになれるだろう。
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◆おまけ 9388編
オリベイラの話題が出たので。マルケスにコメントを送っていた。
88「可能な限り最高の回復と、人生が以前のようにあなたに微笑むことを祈っています」
チームメイトになったことがない、他メーカーのライダーから、決勝日の朝一番にこれが投稿されることの重み……。
オリベイラとマルケスって、理由は知らんのだが、プレカンとかで相席した時に楽しそうに会話してたりして、なんか仲良くて雰囲気が和やかなんだよね…あれ?!ホンダにオリベイラが移籍したら幸せになれるんじゃね?!
(なお、いいねしてるイケルやっぱ天使)
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◆おまけ ホイホイチャーハン編
Tech3の話題が出たので。
去年のレースウィークは、イケルとTech3のストーリーズの動画をほぼ全部、iPhoneの動画キャプ機能でローカルに保存していた。超重要文化財。過去の遺産。3重バックアップしてある。
ニコ成分を求める時、それらの動画をたまに眺めるのだけど、こんな動画が2021ミサノ2で撮られていたことに、昨日ふと気がついた。ニコさんがイケルのおしり叩いてるのは当時も気が付いて盛り上がっていたんだけど、それに目を奪われてイケルの動きにずっと気がついてなかったw
これイケルもニコのプリケツを叩いているw
イケルとニコの、息の合ったおしりの叩き合い…。新日暮里。
グータッチ:わかる
クルーチーフがライダーのおしりを叩く:わかる
ライダーがクルーチーフのおしりを叩く:????
……肩とか腕でよくない?wやっぱニコのプリケツは触りたくたなるほど魅力的なのか?歪みねぇな。