◆土曜午前
この週はMotoGPだけでなく、SBKのレースウィークでもあった。起き抜けにSBK公式メルマガが届いていたが、件名を見ただけでは、その結果がわからないようになっているから、本当に助かる。SBKのチームは有能。まあ金曜分は件名にレイの後任確定って書いてあったから、即開いた。バッサーニがKRTにinはおもしろそう。
最終的に、SBKは順位のネタバレ完全回避で、月曜に全部のセッションをまとめて見ることができた。SBKは今年の残りラウンドが全てMotoGPと日程が被っているので、今後もSBKは月曜回しとさせていただこうかな…。
道はまあまあ空いてて、ホテルから1時間でサーキット内の駐輪場に到着。この日はひたすらV6席での観戦。接触もいいが、遠くからお仕事するニコさんﾊｱﾊｱ( * ´Д｀)する時間もたくさん確保したい。(中継映像にニコがあんま映らんから…現地でそれをやるしかないんや…)
このように、自分の席からはボックスの表付近はちゃんと見えた。画像の通り、ニコが表に出てくれば見える。通路のニコ定位置は完全に死角で見えないが、去年よりずっといい。
これは去年、知識がなく、焦って最速のローチケ先行で買ったからであって、その約1週間後に発売される、モビリティリゾート公式で買うと、購入時点で空いている席を選択できる様子…。ホンダサンクスデーのチケット購入時にやっと理解したw来年はこのボックスの並びを想定して、V5の端っこを取るかなあ…。Tech3ヲタ用席はKTM応援席の左脇なんでしょうね。
予選は、アウグストがQ1でP3で、惜しくもQ2への進出ならず。またQ2直行したポルは順位を上げられず、結果として2人とも連番でのグリッド順になった。
メカニック達の仕事を監督するニコを見ることで得られる心の栄養によって、体が充足するのを感じる😌
とはいえ昼ごはんは食べた。
V席の裏にある屋台エリアの、アジア料理店をチョイス。魯肉飯まであるわりに、台湾国旗だけ掲げられてなかったのは悪い意味で気になったが(政治的意見相違)
グリーンカレーにしたが、盛りもよくってお腹いっぱい。辛さと塩分は控えめ。座席でアジアタレントカップとMoto3の予選を見ながら食べるのに最適だった。スプーンで食べられるから清潔だし、お弁当箱を持って食べればテーブルがなくても問題ない。腹持ちもいい。天気も良く、推しと同じ空の下で、美味しいもの食べて、楽しく軽量級の予選を見れて、とても幸せ。(Moto2途中からとMotoGPは熱烈ニコウォッチするため、飲食している余裕はない)
◆ブースとかウロウロ
昼ごはんの後は企業ブースやお土産売り場を見た。
お土産に、今年もMotoGPまんじゅう的なお菓子を購入。
実家にあげたプチケーキは、パッケージ裏側に今年度の全ラウンドの日程が表記されていて、ケーキにはMotoGPロゴの焼印入り。とてもいい。ファン心をくすぐるものがある。更に、おまけとして小さいクリアファイルが付いてるのもよかった。
Tech3ライダーが掲載されていなかったため、実家に押し付けちゃったが。ウエハースもそうだったけど、今年もお土産グッズにTech3とRNFがいないんだよな…。それでもウケ狙いで買ってるけど。Tech3のライダーの写真も載ってたら、自分用のも買うのに……。
ホンダのブースには8耐マシンあり。去年と違ってレザーの展示はない。去年はあれ、触らせてもらえたの、すごかったな……。
ホンダGoガチャは大当たりのゴールデンレアとかライダーサイン入りグッズなどは引けず、普通に黒いトートバッグを引いた。
HRCのインスタフォローでもらえるイカリングの配布はなかった。
そのかわり、ガリガリくんが配布されていた。コラボ相手が唐突すぎる。この週末は日差しが強くて暑く、ガリガリくん日和だったので、ありがたく頂いた。体温が下がって助かる。
この週末、暑さと日光の対策を完全に失念しており、ひどい紫外線アレルギーの蕁麻疹が出た。もう今後、どこのサーキットに行くにしても、アームカバーは必ず携行しようと心に決めた(毎回そう言って毎回忘れる)
今回3日間で困ったのは、紫外線アレルギーが出たことのたった1点だけだった。あとは全部快適すぎた。渋滞も3日間とも大したことなかった。サーキット内では、座席の近くでWi-Fiが使えたのでV席とA席で使ったところ、ホテルのWi-Fiより安定していた。ホテルではもうネットせず、セッションの隙間時間でネットをする形になったくらいだ…。日曜であっても、ソフバンの4GでPayPayを使えたし、サブ機のHISモバイル(ドコモMVNO)で地図アプリもサクサク見れた。この改善については、後日モビリティリゾートのアンケートで、大いに賞賛と感謝のコメントを書いて送った。あとは化粧直し&歯磨きスペースがもっとあればな〜って書いておいた。推しに会う前に、そこは確実にととのえておきたいやん……。
なお今年はサーキット内で使えるライブタイミングアプリもMotoGP公式から提供されており、至れり尽くせり。快適！！
ところで、次回の推し活には、絶対にいい匂いのハンドクリームを持っていこうと思った。現場で手を洗うと、石鹸の匂いが弱くて、すぐに手汗の匂いが気になってしまった。暑いとより一層気になった。ハンドクリームで上書きしよう…。
◆スプリントレース
スプリントのグリッド。人の群れ、人の群れ。
それでも私からニコはバッチリ見えていた。中継映像でもそうだけど、この人の群れ〜状態からでも、いとも簡単に推しを見つけ出せる、ヲタクにはそういう技能があるッ！
スプリントではスタートがイマイチで、2人とも、同じように順位を落としていた。ビンダーがほぼ毎回スタートで大きく順位を上げていることを考えると、Tech3もスタートで改善できる余地があるかも…？ちなみにイケルの2年目はスタートがすごく良いことが頻繁に見られた。その辺はセッティングや戦略やライダーの性質の違いもあるんだろうが。
2人ともその後は順位をいくつかリカバーし、転倒もせず、ポルP11、アウグストP12と、悪くないポジションでフィニッシュ。胸を撫で下ろす。この時点では、15位以内=ポイントが付くから良い、と信じてやまなかった…。
◆ATCレース1
ピットウォークの時間が来るのを待つ間、A席でアジアタレントカップのレース1を見た。オーバルコースを挟んだレイアウトであるA席は、コースからだいぶ遠いんだけども、見ている人達はとても熱心で、楽しそうに見ていて嬉しい。8耐などでも思ったんだけど、現場なりSNSなりで推し活をしている人達や、レース観戦している人達が楽しんでいるのを見られると、自分も幸せな気持ちになる。これはあんまり、今までのどの趣味ジャンルでも感じたことがない気持ちなので、不思議に思う…。モタスポファンから推しに対する熱量やスタンスが、好ましいからかもしれない…。無償の愛って感じがする。
日本人ライダー達に波乱がありつつ、インドネシア人ライダーが独走ぶっちぎり優勝したのを見届けてから、ピットウォークに並んだ。
◆ニコ生pt3(土曜ピットウォーク)
今年のニコ生チャンスは主にパドックパスによるものを期待していたが、それとは別でピットウォークは楽しむ。メカニック達の作業がかっこいいし、作業の合間にキャッキャしているのを見るのが萌える。しかも運が良ければニコも見れる！
開始10分前とかに並んだら、17時に入場が開始されても、自分が中に入れるのは17:20分ごろで、やっぱり見られる時間はその分短くなる。イベント自体は45分間あるけど、ボックス前での張り付きタイムは20分未満になってしまう。フルで見たいなら、早くに並ばねばな…。
Tech3では金曜も土曜もカウルを外して作業してた。金曜は、ニコ曰く、パーツの清掃をしていたとのこと。
この↓動画でニコ先生が解説している通りの清掃ですね！
HOW TO: STRIP AND ASSEMBLE YOUR BIKE, AND CLEAN IT INSIDE AND OUT LIKE A PRO - YouTube
土曜は、アウグストチームのほうは変更作業をしてそうに見えた。中身の剥き出しっぷりに、男性観客達が数組、「すっげえ…」とどよめいてた。(そうニコに伝えればよかったな…。後から思ったわ…。機転も気も利かず…)
ちなみに上の画像は顔が見えてないが、アウグストのバイクの横にエリックがしゃがんでいて、その向かいにジリブオラさんがいる。その点からも何か重要な変更をしていたことが窺える。
というわけで、20分くらいTech3の前に張り付いてたら、終盤でたまたまニコ捕獲。ニコがたまたまなんかボックスの外に出て、誰か関係者を探していたので、目の前に来たところでニコーーー❤️と叫んだら、ついでに近くに来てくれた。
この時は2021年度の黒いTech3のジャケットを羽織っていたので
(ﾆｺ ò v ó )「服が変わったね」
と言ってくれた。なんかジャケットの中身にニコの視線を感じたが、半袖はネタ切れし、普通にJoy DivisionのTシャツを着てしまっていたので「今日は涼しいのでね！ジャケットをね！！」とTシャツから目を逸せるように仕向けたw
で……………今日は両ライダーともポイントゲットできておめでとうございますと言ったのだが…
(ﾆｺ ò . ó )「…………」
(ﾆｺ ; ò v ó )「……ポイントないんだ。スプリント……」
そうなのだった……。スプリントは、9位以内でないと、ポイントが入らないのだった。これはSBKだって同じなのにwww私は一体今まで何を見てきたのかwwwいちSBKファンとしてもお恥ずかしいし、貴重な機会で最推しに気の利いたことを言えなかった自分に失望である…。
(ﾆｺ ò v ó )「でも明日は取れるね」
とニコは言ってくれたけど……。
(ﾆｺ ò v ó )「観客は多かった？」
と聞かれた。うーん……減った……去年より……とかなんとかモニョモニョと言った。土曜の時点で既に、減ってそうに思えたんだよねえ……。あまりにも快適すぎて。この日は行きの渋滞がほとんどなく、バイク駐車場にも余裕があったから…。翌日も朝の渋滞がほぼなかった。
最終的に、日本グランプリの入場者数は76125人で過去最低とのこと。
https://www.speedweek.com/motogp/news/214371/MotoGP-2023-Plus-von-20-Prozent-bei-TV-Zuschauern.html
入場者数27.8万人を叩き出したル・マンは、確かに人出がすごかったけど、茂木があれの3分の1にも満たないなら、そら快適だわ！！
(なお、ル・マンは人が多かったけど、コース付近の至る所に観客が分散されるので、そこまで苦痛ではない。スタンド席は空いてないが。コースの前に折り畳み椅子を置いてまったりと見るスタイルの観客が多かった。あと日本みたいにタダレッドブルとかタダガリガリくんとか配布しないので、人が押し寄せるブースもない。土曜のライダートークショーや木曜のパブリックピットウォークの待ち列はエグかったが。あとは、ル・マンの明らかに悪かった点は、観客が吸いまくるタバコが煙いこと…)
ニコとは「まあ、明日は人が増えるね」みたいなことを言いあって、今日も写真を撮らせてもらった。ニコ画は無限にほしいんよ！！
そしたら…
(ﾆｺ ò v ó )「もう一つある」
みたいなことを言って私の肩をポンと触り、ボックスの奥に引き返していった。
ニコが関係者と会話を終えて別れる時に肩をポンと触るのは、ル・マンで何度も目撃していたし、とりあえず、ありがとう、ばーいと言って解放してさしあげた。
どういう言葉だったか正確な言い回しは失念したんだけど「もう一つ」と解釈できる言葉だったのは間違いない。「もう一つ君に用がある」という意味にも取れたけど、この時に撮った写真について「また1枚撮ったな」という意味合いで言ったのかなあと、この時点では解釈することにした……。なぜならば、その直後にピットウォークが終わってしまい、追い出されたので、そう解釈しておかないと………モヤモヤしてしまう……。まさか……私が消えた後でニコがまた戻ってくるつもりだったら……そんな……そんな……ｳﾜｱｧーｯ!!!!(精神崩壊)
とりあえず、20分の短いチャンスでニコと接触できたのは、めちゃくちゃラッキーだった。しかも翌日も会えるなんてぇー！幸せが過ぎる！！こわい！！
土曜の目的を完全に達成したので、バイクに乗ってホテルに戻った。この日はバイクは南ゲートではなく、東ゲートから出るようにと言われた。空いてるのはありがたいが、他に車もバイクもいなくて薄暗くてやや怖。翌日もっともっと怖いルートを通ることになったので耐性を付けたということにする。翌日の東京への帰路に備えて、ホテルの近くのコスモ石油で給油しておいた。すっごい久々にセルフではない給油…楽でいいねー(ものぐさ発揮)
◆さくらの湯
ホテルに着いて荷物を置いてから、徒歩3分のスパ銭「さくらの湯」に行った。
土曜だったので、19時ごろの入店時は、ドライヤー待ち列が出るくらいに混んでいたが、21時過ぎに帰る頃には落ち着いていた。
私の好きな炭酸泉、ぬる湯、寝湯、源泉掛け流しの湯あり。サウナはドライと塩とスチームの3種もあって充実。ドライの合間にスチームか塩サウナを挟むと、その次のドライのターンで発汗が促される感じがして良い。ドライサウナは40人くらい収容できそうな十分な広さあり。水風呂は18℃。広くてちょうどいい冷たさ。露天エリアに大きめの、いいリクライニング椅子があり、ととのうのに最適。
アメニティは洗い場にシャンプーリンスボディソ。ドライヤーコーナーに1セットだけメイク落としと化粧水、乳液があった。混みかたを考慮すれば、メイク落としと保湿は持参がベターか。
お風呂エリアの目の前に、体重計がある。
測ってみたら、自分のベスト体重まで減量が進んでいた。ニコ生する前までには達成できてなかったが、最終日までには達成できたので、今回も推し活ダイエットは成功ということにする。(来月もまたダイエットしなきゃな…)
この日は中秋の名月で、露天風呂から大きな満月を眺めることができた。風流〜。
昨日も今日も推しに会えて明日も会えるとかさいこー……。
推しとクルー達が素敵な人達でほんとさいこー……。
推し活ついでにスパ銭まで楽しめて、綺麗な月も見れてさいこー……。
幸せだー
幸せだー
幸せだーー！！！
と、ぽや〜〜〜〜っとしてしまった。
これで、夢オチじゃないどころか、翌日も驚きの展開があるとはな……。
<続く>
