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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

MotoGP2023 フランスGP観戦旅行記その4(4日目)

旅行4日目 5/13()

MotoGP 土曜

9時にホテルを出発してルマン駅まで徒歩で移動して、そこからトラムに乗ったんだけど、トラムが凄まじく混んでた。どれくらいかと言ったら、8時台の京浜東北線の赤羽〜上野のレベル(上野〜秋葉原の圧縮よりマシ)。乗ったはいいが、買った切符を読み取り機に読ませることはできなかった。読み取り機の近くにヤマハ時代のTech3リュックを背負った陽気な爺さんがいたんで、切符を掲げて「これ読ませたい…(´ω`)」という顔をして見せたところ、じいさんは「C'est bon!」と言ってガハハと笑った。「もういいっしょ!」ということみたい。(どうせこの時買ったのは片道切符なので、まあ確かに、もういいっしょという感じだった)

 

にしても、ヤマハ時代のTech3グッズを身につけている人の年齢層の幅広さよ!サーキット内で、日本とは比べ物にならないほど多く見かけた。嬉しいけど、私がTech3のボックス前に張り付いてる間はあまり見かけなかったので、多分彼らは、ヤマハTech3時代からのザルコのファンだったのではないかと予想している。木曜と金曜はクアルタラロのファンが多いなあと思ったけど、「ヤマハTech3のグッズの人もザルコのファン」という仮説が正しいなら、土日はザルコのファンが一番多く感じた。

他には耐久レース系のチームのグッズを身につけている人もよく見かけられ、ルマンらしさが感じられた。(前から不思議に思ってたんだけど、フランス人って耐久レースみたいなの好きだよな??なんで?)

 

あとはバイク勢も多かった。バイク勢の服装が、驚くほどみんな同じで没個性なんだけど……(そういう人はだいたいメット手持ちしてる)フランスは法律でライジャケの規格でも決まってるのか?と思うくらい、老若男女問わず全員、黒くて丈が短くてゴリゴリにプロテクターが入ったジャケットを着てた。(メーカーはIXONFuliganBering)日本みたいに「バイク用っぽくなくて、そのまま観光できちゃう♩」みたいなのは見かけなかった。(そういう人は脱いで手持ちしてたのかもしれんが)日本の方がライジャケのバリエは多くていいかもしれない、ライダース、スタジャン、スカジャン、MA-1、マウンパ、モッズコートetcファッション性が高く色々ある素晴らしい…(主にロッソスタイルラボさんのおかげ)。現地のシューズのチェックは忘れた。

 

土曜午前は予選なんだけど、アウグストまさかのド根性Q2進出。初年度のイケル並みに調子いい。去年までより、Tech3への技術支援が手厚くなって安定してきたものと予想している。ボックス内の人員がイケル時代より多い。

 

この日だったか日曜だったかの朝に、ニコがなんか

ウロ (ò_ó ; =  ò_ó) ウロ < 俺のヘッドホンがない

みたいになってたw そしてアウグスト側のパーテーションの上に引っかかってるのを見つけて

(ニコ; ò v ó)  < ギーさんこれ俺のですよ、探したじゃないですか

$⚪︎-⚪︎ギ$$ < おっとスマンのぉ

みたいなやりとりしてて草(音声なし)こういうの見れるからほんと現場は価値がある

 

あと執拗な観察の結果、なぜニコはプリケツが他の人より目立つのかを理解できた。パンツのポケットに手を入れる癖があるので、その度に上着が捲れていくせいだ。鍛え上げられたイイ尻を見せつけているわけではないらしい。(上着のポケットに手を入れれば捲れないということは、誰も本人に教えないでいてほしい🍑永遠に)

 

予選の後に、ドルナのVIPチケットと、一部指定席チケット用のピットレーンウォークが開催されてた。スタンドから監視したが、参加する人は少なめで、快適に見れたことだろう。(VIP様はボックスの真上の室内から見てるくらいだから、ボックスの中を見ることに興味ないのかもな)……なのに!この日はずっとニコがボックスにいた………。ずるいよおおおおおお!!!木曜はいなかったのにいいいいい!!ギニャアアアアアア!!!(大発狂)

せっかくニコがいるのに、ニコガチ勢みたいな人はいないし。どっちかっつうとピットレーンウォーク参加者というか、Tech3関係者がガレージ内でバイクの記念撮影をする姿が目立った。いいなあ、関係者贅沢だなあ。とりあえず「ニコはえらいひとだからもう課金しなきゃ接触チャンスはないよ(しかもチャンスがあっても接触できるとも限らないよ)」って理解した。稼ごう、お金。

 

MotoEレース1VR46マスターキャンプチームのボックス前あたりの、ちょうどいいスタンド席に座れたので、MotoGPのスプリントの途中まで、ずっと張り付いた。(unfit宣告され欠場の野左根さんも、椅子に座ってるのだけは、上記の通りぼんやりうっすら見えた)

グリッドが見れるいいポジをゲットしてMotoEを堪能できた。着実に追い上げてポイントゲットの大久保さん。ちゃんと現地の解説が「ヒカリ」って読めてた。フランス語式でイカリとか読まれるんじゃないかと思ってた。

ガルソがP2で表彰式に出てたのでしっかり見てたのだけど、シャンパンファイトでライダー同士で掛け合わないし、乾杯もしないので、ライダー同士の仲が悪いのかと思ったら、夕方にレース2が控えていたから、アルコールが口に入らないようにしていたようだ。そういえばSBKの日曜午前のSPRだと、シャンパンがそもそもなしだ。あれは午後にレース2が控えてるからか(今更感)

………シャンパン、シャンパンと言っているが、MotoGPSBKの表彰式で使われてるものはイタリア産なので、あれは厳密には(以下略)

 

Moto3Moto2の予選も真面目に見てたけど、現場の解説がわからず、ネットも繋がらず、理解不足。予選とFPは確実にテレビの方が面白い、情報量が多いから。さすがに歩夢とTech3のオルガドが大活躍してることだけは理解できたので、それは本当に楽しんだ。

 

・絶品ランチ

ところで、MotoEレース1から3時間ほどスタンド席に張り付いてた間、前日にモノプリで買っておいたバゲットサンドを持参して食べていた。現場でランチを買う時間を惜しんだのもあるが、サーキット内だとサンドイッチ7.5€なのに対し、スーパー売りなら3.5€とかで済むからな!!

まあ所詮スーパー売り、コンビニくらいの美味しさを想定して食べたんだけど……………脳内麻薬がドバッドバに出るくらい美味しかった。わりと柔らかめのバゲットに、たっぷりの白っぽいマヨネーズと、ローストチキンと、ミニトマトのスライスが入っているもの。マヨネーズがまろやかで、チキンの旨みが出てて、トマトの甘酸っぱさがアクセントになり、なんかもうわけわからんくらい、はちゃめちゃに美味しくて驚いた。今回、フランスで食べたものの中で一番美味しかった。

この真ん中のやつ。

土曜夜にモノプリに駆け込んでもう1個買おうとしたが、もうなかった!カルフールとカジノには同じものがなかった!パリのスーパーや空港の売店とかにもなくて、その後、2度と会えなかった!まぼろし〜!

パン屋のツナマヨもまろやかだったし、どうも、フランスのマヨネーズは酸っぱすぎないのだろうなと予想して、スーパーでお土産にマヨを1本買ってみた。酸っぱいものが苦手でクリーミーな食べ物が好きな私には、フランスマヨが最高に合う……これ日本でも買えませんかねー。いつもは比較的、酸味の抑えられた味の素ピュアセレクトを買ってるけど、もっと酸っぱくなくていい。台湾のマヨも甘くておいしいし、マヨネーズは随分、国によって違いが出るんだなあと驚いた。

 

・スプリントレース

もし、レース観戦気分が高まらなかったら、土曜はMotoEレース1まで見て、パリの美術館へ観光に行こうと思ってた。が、アウグストが初Q2進出したし、何しろやっぱニコを見れることで、自然とテンションを高く保てたので、終日サーキットにいることにした。そういえばスプリントレースを生で見るのは初めてだった。スプリントレースのおかげで、グリッド上でのチームを見れるチャンスが1回増えている、それは私のようなクルー目当ての人間にとっては大変いいことだ。関係者の人々の負担はすごいんだろうが。

 

グリッドにライダーが並ぶと、観客が立ち上がってしまうので、スタンド席であっても見づらい。私の座席からは、ギリギリ奇跡的にアウグスト側チームの一部が見えたけど、他のチームは全く見えなかった。なのでフォルガー側チームの画像は撮れず。まあニコは週末ずっと7:3くらいでアウグスト寄りであった。

ニコ、めっちゃかっこよくね?サングラスが、いつもと違ってウェリントン型なんですわ。ニコはいつも四角いフレームのサングラスをかけてるけども、顔が四角い人は丸いフレームの方が似合う。似合うものを身につけてるから、本当にいつもよりずっと垢抜けて、オシャに見える。よけいかっこよくなっちゃう。イケオジがすぎる。やばい。

このサングラスは、南フランス発のBinocleというブランドとTech3のコラボ品で、現場でも出店されていたもの。木曜にさまよっている時に物販を見かけたけど、その時はさほど購買意欲をそそられなかった。が、土曜のニコのかっこよさがブッ刺さって、購入することを決意した。販促こうかは、ばつぐんだ!

で、スプリント。寒かった午前中のQ1での絶好調が一転したように順位後退して、アウグストは転倒リタイヤ。午後は日差しがあって、わりと暖かった。アウグストのチームは、暖かいコンディションでのセッティングを外したんじゃないかな公式のニコ米では、ハッキリとした理由は伏せられてたけども。

その後フォルガーもリタイヤしたので、ますますセッティング外した疑惑。フォルガーリタイヤで、私はもう途中で席立ってトイレ行っちゃったから全体の結末はよく知らん。MotoEレース2を良コンディションで見たかったからな!……しかしMotoEも、大久保さんはレース1のような追い上げにならなかった。この日のTech3は寒いコンディションはよかったが、温度が上がった途端にイマイチだった。こういうことが感覚的に予想できるのは現地ならではかな

 

後から、フォルガーは病院行くほど頭を打つような転倒だったと知った….。脳震盪だったらしいが、翌日しれっと出場できててよかったな。なんか今年のKTM機は、転倒が去年までより比較的少ないが、転倒する時は派手って印象がある。イケル時代はハイサイド、高速転倒、地味にコロンと倒れるやつと、多種多様だったけど、今年は4人とも高速状態での転倒がよく映るような

 

MotoEレース2で、ガルソはP3で表彰台だったので、可能な限り表彰台の近くに行って撮影。

レース2はちゃんとシャンパ(厳密にはry)を掛け合い、乾杯してた。不仲じゃない。

 

MotoEの後はレッドブルルーキーズカップ、ライダートークショー、アクロバットバイクショーとかライブとかがあったのだけど、ル・マンの観光のほうに気持ちが傾き、ショー類は見ずに帰った。SNSによると、バイクショーの時にポンシャラルさんが出てきて、BinocleTech3のコラボ企画の当選者発表をしてたみたい。見ればよかったか

当選した1名には、このポンシャラルさんとフォルガーとアウグストのサイン入りバイク(ちゃんとTech3仕様)が贈られたらしい。

 

・サーキットメシ

小腹が減ったので、帰り際にサーキット内で見かけたガレットの屋台で、ハムとチーズのガレット買った。

サーキット内に飲食店は複数あるけど、コピペみたいにほぼ全部同じものを売ってた。しかしガレット屋台だけは、一つしか見かけなかった。注文は「がれっと・じゃんぼん・ふろまーじゅ!」と日本語発音で言って通じた。外国でよくある、注文時に名前を聞かれて、完成したら名前を呼ばれる方式。名前を聞かれてとっさに本名を名乗ってしまったが、日本語名(しかも私はノゾミという非常に発音しづらい名前)は、フランス人は困惑するよな…wでもがんばって「ノソミ」って書いてくれてるwwこういう時こそ推しの名前を名乗ればよかった、と後から思った。でもフランスで「ニコ」って名乗ったら、他の客とかぶって訳分からんことになるかもしれないか。「イケル」も外国人を困惑させる名前だから使えないしなあ。まあ、推しの名前でなくても、次は仮名を使おうと思う。

 

前日にレストランのガレットを食べ損ねたけど、ここでガレット気分を満たせたので満足。ハムチーズの間違いない美味しさ。フランスのチーズって、もしかして酸味少ない?食べやすかった。生地は焼きたてで、ほんのり蕎麦の味。なぜフランス人は蕎麦粉でクレープ作ろうと思ったんだろう……(あっちも日本人が蕎麦粉で麺を作ったことを疑問に思ってそう)

見た目によらずお腹いっぱいになって、夕飯はこれで終えた。ちなみに10€。わりといい値段するやん……

 

・ルマンちょろっと観光

時間は17時半ごろで余裕があったので、トラムに乗ってÉperonまで行き、そこから徒歩でサンジュリアン大聖堂を見に行った。到着は18時過ぎてたけど中に入れた。

外も壮観だが、中もすごい。規模が大きく、本当に美しい。フランスで最大規模の聖堂なのだそうな。ステンドグラス自体も綺麗だし、ステンドグラス越しの西陽の光がいい。みんな静かに観光していた。こんなに立派な施設が無料で見れるなら、そりゃ都市税も取るわな。取って構わんよと思った。来てよかった。

 

その後はスーパーで水とかクローネンブルグのビールとか買ってホテル戻って寝た。帰国後に体内時計を日本時間に戻しやすいよう、22時の早寝を心がけた。

 

<まだ続く>