フランス遠征と関係ないんだけど、数日前にSBK公式からラズガットリオグルBMW移籍のメールニュース届いてて、びっくり仰天した………。MotoGPのヤマハに行くフラグはなんだったんだ…。あれを前提にしてたら、BM行きはほんと驚きしかない……………………それでいいんか?と言いたくなるんだけど…いいんか??
◆ 旅行3日目 5/12(金)
・B&Bホテルの朝食
珍しくホテルで朝ごはん食べた。
圧倒的茶色ッw
普通の洋食ビュッフェ。全部美味しかった。特にスクランブルエッグがやたら美味しかった。ほんのりミルキーな味わいだったな。パンは、パンオショコラを食べたら、お腹いっぱいになってしまい、他のパンと食べ比べはできなかったのが残念だ!チーズは1切れがやたらでかく、日本で食べるプロセスチーズと違って、あんまりしょっぱすぎない。フランスで食べたものはほぼ全部、味がお上品な塩分でおいしかった。台湾ほど「うすしお」すぎず、ちょうどいい「うすしお」かげん。わぁい、うすしお。
旅行先では地元民の朝ごはん文化を堪能したい派だけど、フランスのローカルフードがまさにパンとチーズだから、次来るなら全日ホテルの朝食つけちゃっていいな……と思った。
・MotoGP 金曜
木曜と同じで、トラムに乗ってAntarésまで行き、東入り口からサーキットに入る。木曜から日曜までずっと、入場時に形式上の、簡単な荷物チェック(カバンのチャック開けて見せるだけ)が必要だった。
入場口の前に小屋があり、チケットを提示すると、パンフレットと小型ラジオがもらえる。
パンフレットは去年茂木で売ってたような、全ライダー紹介みたいなやつで立派。一部のページを抜粋。
MotoGPクラスに至っては、チームマネージャーとクルーチーフの情報まであって素晴らしい。Moto2/3はチームマネージャーのみ。いちおう、Moto3のTech3もチームマネージャーとしてはニコの名前になっているのね。現場で見てもやっぱりニコの存在感はMoto3ではマジで一切感じなかったけどね…。ライダーの身長体重はデータがところどころ古そう。オンジュさすがに今は145センチじゃないっしょ!?
小型ラジオはFM91.5に固定されていて、現場で電源を入れると多分、現地のアナウンスが流れてたのだと思われる。フランス語音声を理解する術がないから、最初から使うつもりがなく、現地では開封すらしなかった。帰国してから電池と耳栓まで付いていたことを知った。太っ腹だなあ!!日本で電源を入れると91.5に近い日本のラジオ局の音が聞こえる。まあ日本で使えるものではないので、記念品として飾っとくか…。
スタンドまで行くのに、中継でよく映るダンロップブリッジを渡った。あれ、ブリッジというだけあって、中身はでっかい通路になってたのか…!驚いた…。
移動中、なんか老夫婦が笑顔で手を振ってボンジュ〜〜みたいに挨拶してくれたのだが、前日にピットレーンウォークで「よかったね〜」してくれた2人だったのかもしれない。観客にアジア人が少なかったし昨日と同じ青ジャー青キャップだからバレバレなのだろうw(アジア人は本当に少なかった。4日間で2組しか見なかった。いずれも日本人ではないとはっきりわかる系)
正体不明だったが、とりあえずボンジュ〜〜🤗と手を振り返しておいた(この平和ボケが一因で最終日に痛い目を見ることになる)
ちなみに、ルマン駅前からトラムに乗ってサーキットに入るまで約25分。そこから早足でTech3のボックスの真ん前のスタンド席まで行くのに約20分くらいかかった。(私は走ると鈍足だが、歩くのだけはやたら速い)バイクが走るコースを、3回くらいトンネルでくぐるために、階段の上り下りと細い通路があり、そこでやや道がスタックしがちだった。
自由席のスタンドエリア(座席ではなく、もうコンクリそのまんまの地べた)が、一番ニコウォッチに適していた。ちょうどTech3の真前には座席がない。地べたで立ち見するしかない。その分、ボックスから近くて見やすい。Tech3の真前にSHARKのゲートがあって、死角を増やしてきて邪魔っけ。
でもそんなことは大して気にならないくらい良い!すごく良い!席ガチャとオーバルコースのせいで好きなチームを見れない茂木より100万倍いい!
FP1。ニコおる……かっこええ…。
現職のニコは左右のボックスの間の通路のモニター前を定位置として、ボックス間をウロウロ移動する。FP1の間だけはガラ空きだったので、私もウロウロウロウロ移動して、ベストポジションを模索し、パワーショットズームで撮影し、単眼鏡で堪能し。ニコは両方のライダーのケアもするし、メカニックのケアもしているし、他チームの人やら関係者やらと会話していた。またDAZNのインタビュー受けてた。いいなあ……私にも見せてほしい…(日本で見れないやつ)他の撮影クルーとはフォルガーのボックス前でなんか揉めてたように見えた。なんだったんだろうか。
エリック(現存の正規メカニックの中で一番古株になったと思われる、旧ニコチーム≒現アレクサンドルチームのメカニック)がよくニコのほうにスルスルッと寄って行ってるのを見れてほっこりした。これ見れたので、満足した。
ニコは結構、このようにボックスの外にも出てきてて、もー、かっこよかったー!かっこよかったー!かっこよかったーーー!!…バイク?順位?他のチーム?見れてないっすね…。去年ふるさと納税で入手したパワーショットズームで大量にニコの写真を撮るのに集中してしまった。3日間で半年分の推しを補給するぞ。
ガッツリ1時間ウォッチングで目が疲れたし、風が強くて、日差しが強い。寒い。青ジャー(ジャージ、ジャージって言ってるけど、私が買ったやつはジャージじゃないんだけどね。防風性のあるソフトシェルジャケットだ)の中にチームポロシャツを着て、さらにその中にヒートテックも着込んでたけど、風が強すぎて寒い!FP1が終わったら顔がカピカピに乾燥してた……。あんな崩れ方するの初めてなんだけど…。乾燥がひどすぎる。温度の体感としては10月末くらいの感じ。でも日差しが強力で、手だけUVアレルギー出てしまった……次はアームカバー持ってこ…。
ちなみに、ニコは金曜午前はTシャツ+ジャージ+フード付きの防風ジャケットで装備してた。午後になるとTシャツ+ジャージだった。やっぱ寒いよな??
FP2で、フォルガーの帰還を見守るデビッドとエリック。半袖だ……元気だな……(実際は風が強くて寒い)
・サーキット内ウロチョロ
物販は、オフィシャルグッズやライダーグッズは、各所に同じものを売る小屋がコピペのように点在している。
FP1でニコを見れてテンションが爆上がりし、衝動的にオフィシャルグッズを2つ買ってしまった。
チケットケース(10€)が便利。現地で使った。まあこれは今後も使えるし、実用的だからいいんだけど…。完全にノリで金色の箱(25€)を買ってしまった。開封してないけど、なんか画像のように歴代チャンピオンのカードが入ってるらしい(適当)私が推しのいないグッズに金落とすのは珍しいんだけど、テンション間違った系。見てないけどニコもイケルもおらんのやろ?w自宅で後から冷静になって、「これいらなかったよね」って思っている。上司に献上してみるか…。
自由席の後ろの物販エリアには、オフィシャルではないグッズ屋がある。
こんなかんじ。「Je roule en Honda comme ◯◯」→ I ride Honda like ◯◯、らしい。というわけで甥1号へのお土産として、よだれかけを購入した。甥1号は、私が実家に行くと、ヘルメットで遊んだり、停めてあるレブルに跨ったりと興味津々なので、将来バイク乗りになってくれるかもしれないと、ほんのちょっとだけ期待してる。
で、「comme ◯◯」はフランス語のパパとかママとかを選択して、その場でプリントしてもらえるので「Auntはどれ?Auntにしてくれ」つって購入したのだが、「Comme Tonton」にされた。……後から調べたら、Tonton=Uncleじゃねえかwwwwのぞ伯父さん爆誕。ってか店員さんも「オッケー!」って言ってたのにwwww英語が通じてる風だったから多分普通に凡ミスされたwまあ、「Tata=Aunt」をその場で調べて注文しなかった私が悪いし、私含め家族の誰もフランス語わからないし、いいやw
なお、旅行にあたり、現金2万円をユーロに両替しておいたんだけど、結局、現金を使ったのはこのお店だけだった。あとは全部カード。このお店は現金オンリーだったけど、サーキット内のオフィシャルグッズ店と飲食店はカードが使えた。便利だなー!
コースの南側には、ちょっとしたアミューズメントコーナーみたいなのもあった。
なんかゴーカート乗り場。フランス人視点のアメリカはこうなのね。
MotoE〜Moto3〜Moto2は、コースの南側とか、東側とか移動して眺めてみた。
今回の目的の一つが、今のところヨーロッパの外では開催できないMotoEを見ることだった。なんと言ってもTech3の大久保光さん。写真を撮ろうとしてみたのだけど、走行してるバイクを遠くから撮るのって、すごい難しいんだな。パワーショットズームでは無理だと思う。バイクを撮るにはやはりいいカメラが必要なのだな……。
初めて見るMotoEのバイクは、キーーーンという近未来な音がするのがかっこいい。
この日はMotoEのQ1まで見てホテルに帰った。Tech3がQ2進出できなかったからもういいやと思って帰ってしまったのだけど、翌日レース1を見て、去年MotoEのTech3にいたヘクター・ガルソ(何度も書いてるが、ライダーの中で一番ハンサムだと思っている)が、今年はダイナボルトにいて、Q2で2位になっていたことを知った。ちゃんとQ2も見ればよかった…。
帰りもトラムでルマン駅に戻る。Antarésの2つ後の停留所の目の前に巨大なカルフールがあって、そこで乗り降りするMotoGP勢が結構いた。そこから乗ってきたヤマハ勢のおばちゃんが、キッチンペーパーを抱えていた。MotoGP見るついでに買い物する生活感。やはりルマンの地元の人はレースが好きなんだろうなあとも思った。サーキットの近くに住む人とか、マジで勝ち組だね。
カルフールの横にマクドナルドもあったので、食事に来てた観客もいるのだろう。会場内はクソ高いから。水600mlペットが3.5€、サンドイッチが7.5€、ホットドッグとポテトセット12€とかだった。特に水が高すぎて草生える(スーパーだと0.5€程度で買える)
・Hotel Le Charleston
こっちはレセプション
こっちが部屋
金〜日の3泊した。ルマン駅から徒歩3分の圧倒的好立地!外見も、レセプションも、部屋も、感じのいい従業員のマダム達も、かわいい!
お部屋は広くないが、水回りも含めてとても清潔感がある。部屋のエアコンが日立製だった。バイク以外の日本製品は、フランスではここでしか見なかったかもしれない…。
部屋の鍵が、昔ながらの鍵。鍵のかかり方が独特。カーテンはなく、窓の外のシェードを下げる式。その下げ方もなんか独特wたぶん、結構古いホテルなんじゃないかと思う。なのに清潔感がすごい!当初、3万円で草だったんだけど、結果として納得の価格となった。シャンプー兼ボディソープとハンドソープがそれぞれアンバー系の匂いなのが好み。冷蔵庫がないのだけは残念。それでも、もし次にルマン遠征があったら、またここに泊まろうと思うくらい気に入った。
・ルマンでお土産買うタイム
トラムのRépublique の周辺はショッピングゾーンになっていて、ラファイエットやセフォラもある。ラファイエットはパリで行く予定だったのでルマンでは入らず。セフォラは、円安だと買い物するメリットがないと思う(円高の頃、トロントのセフォラに行った時はNARSが日本より安くて嬉しかった…)PB品もあるけど、別に安くはなかったかな…。やっぱプチプラならば質が良くて安い日本コスメと韓国コスメが一番だと思う。
で、今回はGrande Pharmacie Des Minimesという大きいDSで買い物をした。
この店で、プチプラという言葉の語源はフランス語だったのだと初めて悟った!(商品にpetit prixってアオリが書いてあった)
・ビオデルマのウォーターメイク落としの小さいボトル(ウォーターはたまにしか使わないから大きくないのがいい)
・KLORANEのスプレー式ドライシャンプー(夜勤後に風呂カットで即寝たい時とかに最高じゃん…)
・ラロッシュポゼの体用日焼け止め
・コルゲートのオプティカルホワイト(日本と台湾だと薬事法に引っかかって売れないほどホワイトニングが鬼強いやつ!!!!)
ビオデルマとラロッシュポゼは全体的に日本より大幅に安い。私が買ったイドラビオの小さいボトル、3.99€だったんだけど、今調べたら日本だと1320円もする!フランスの倍以上しとる?!?!たっかい!!次があれば、ビオデルマとラロッシュポゼ爆買いしに行くわ……。(ただ、ラロッシュポゼは日本と展開が違うようで、日本で推されまくってる色補正できる顔用の日焼け止めはフランスにはなかったりする。現地で何買うか、その場で考えないといけない…)
本当はNUXEのオイル(スキンケアのブースターとして使ってる)をストック買いするつもりで行ったのに、あれだけは日アマで並行輸入品を買う方が安いと判明したので買わなかった。買わなかったから正しい価格を覚えてないけど、日本円に換算すると3000円を超えるくらいの値段だった。NUXEだけフランスでさほど安くないのはなぜだ…?ブランド力…?(ヘルシンキ空港でも売ってたけど同じくらいの値段だった)
DSの後はスーパーに行った。
ルマン駅付近から徒歩で行ける距離のスーパーでは、モノプリが一番規模が大きい。コスメや服飾や家具なんかもちょっとあり、イオンみたいな規模感のスーパー。セルフレジがあるので気楽。(セルフレジで会計したら、出る時にレシートをゲートに読み込ませる必要がある)
これ両脇ともクッキーの棚
びっくりするほどクッキー類の品揃えが多い。それに比べるとポテチの種類は非常に少ない。フランスの人は甘いお菓子の方が好きなのかー。
レッドブルの販促展示。ペパクラRC16だ!!
地元かつレッドブル系のザルコ、KTMのワークスライダー代表ビンダーという、納得の人選。
・ルマンのディナーに失敗するの巻
ガレットを食べたくて、ガレットがウリのレストランに行ったのだが、19時以降は予約がないとダメって店頭に書いてあるようだった。一応、ダメ元で店員に聞いてみたが、やっぱりだめだったw
かと言って、その時はレストランで1人前を食べきれるほど胃に余裕がなく、値段も高そうだし、もう足が疲れきってしまったので、外食をとりやめた。(そういえば街中ではタクシーを見かけなかったな?)
買い物してるうちに20時を過ぎて、パン屋さんはどこも閉まってるし、しょうがないので結局スーパー売りで済ませた。カジノミニでスモークサーモンとレモンのサンドイッチと、1664ビールを買って、ホテルでテレビ見ながら食べた。滞在中、サンドイッチとかバゲットサンドとかステーキサンドとか、主食で野菜とタンパク質を挟んだものばっかり食べてた。これは栄養を一発で補給できるフランスの完全食品だ。完全メシ完全メシー!
ルマンにはモノプリの他にも、カルフールシティやカジノミニといった小さめスーパーが点在している。どれもPB品が充実してる。缶ビールがちゃんと冷やされて売っているのはカジノミニだけだった。そして日曜も実際に営業していたのはカジノミニだけだった。店舗は大きくはないけど、カジノミニがとても重宝した。店員さんも優しげ。
ルマンはどこも店員さんが優しげだったな…。レース目当ての海外遠征客に慣れてるのかも。そしてルマン駅周辺は、治安のよさが肌で感じられた。………んだけど、1箇所だけ雰囲気が怖いスポットがあった。ホテル・ル・シャルルストンの前の通りを北上していくと「プルーズ通り」というのがあり、その通りが「ルシェヌ通り」とクロスするところ。ホテルの隣の階段に、いつ通っても何やらダウナーな人達が溜まってた。別に通りすがるだけなら何にもされたり声かけられたりもしないが、まあ女1人旅行では避けるに越したことない(と言いつつ、滞在中に4回くらいはその道を通ったが……)
<ここまでで金曜。まだまだ続く>