QA形式のインタビュー記事が出てた。シーズン始めのインタビューみたいな。
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・ホンダのルーキー イケル・レクオーナ「そしたら後ろに下がるよ」
https://www.speedweek.com/sbk/news/189992/Honda-Rookie-Iker-Lecuona-Dann-trete-ich-zurueck.html
ーあと1週間で2022WSBKの公式なプラクティスセッションがモーターランド・アラゴンで開催される。続いて、重要なスーパーポールと、最初のレースが土曜日にある。それぞれの手の内が判明して、我々がパワーバランスを見ることになるのはそれからだ。
これは外から見ている者達だけではなくライダーにとってもエキサイティングなことだ、特にSBKルーキーのイケル・レクオーナにとっては。このホンダのライダーはバルセロナでのテストで3位のベストタイムを出して我々を驚かせ、彼は正しいタイミングでCBR1000RR-Rに飛び込んだように見える。
SPEEDWEEK.comは彼のデビューイヤーについて話を聞いた。
ーイケル、バルセロナでは素晴らしいタイムを達成しましたね。あなたもホンダも、シーズン開始の準備は万端でしょうか?
7「レースはテストとは全然違ってて、何でも起こりうるよね。オレ達がタイトル争いをできるかどうかとか、トップ5に入れるかどうかとかをジャッジするには、アラゴンまで様子を見る必要があるよ。もちろんアラゴンについては、オレはある程度の期待はしてる。1人のライダーとして、レースに勝ちたいし、そのポテンシャルはあるんだ。オレは速いし、バイクも速くなれるものだ」
ー対抗相手についてはどう評価しますか?今のところテストを通してしか存じないでしょうが。
7「対抗相手達は、テストでは全力は出してなかった。オレもそうだったけど。レベルを測るのは難しいね。オレが期待すること?トップライダー達と一緒に、上位を走れることを期待してるよ。たくさんいいライダー達がいるよね。リストをよく読んで、オレちょっと驚いちゃった、すごくいいライダーの多さに。極論、それを見出すのは本当に最後の時だけど」
ーSBKチャンピオンシップは、ライディングがより体力勝負であることと、接戦になることで知られています。MotoGP出身のあなたにとっては、異様でしょうか?
7「MotoGPのレースと比べて、オレにとってはたくさんのことが新しいよ。3回レースがあることに始まって、2回目のレースのグリッド順はスーパーポールの結果とは違うものになるんだ。あとは、もし誰かがオレの脇に肘をぶつけてきたとしても、問題ないね、そしたらオレは後ろに下がるだけ。そのあとレースはもっと面白くなりさえするんじゃないかな!」
ーSPEEDWEEK.comとのインタビューで、2020年と2021年にホンダのワークスライダーだったレオン・ハスラムが「CBR1000RR-Rが今年優勝するチャンスは現実的でない」と話しました。どう思いますか?
7「ライダーとして、オレはレースで優勝したいよ。確かにオレは1発タイムを速く出すことはできる、でもレースは25周あるよね。オレとチームにとって、初年度の主な目標はバイクを改善して、来年タイトル争いができるような、いい基礎を築くことなんだ。もしもレースがしっちゃかめっちゃかになることがあったら、今年の早い段階で優勝できるかもしれない。オレまだわかんない、オレ達が勝てるモノを既に持ってるのかどうか。現時点では、オレはそうだと思ってないよ。でも必要とされてるレベルに到達できるよ」
→MotoGPで言う、2020スティリア戦の赤旗中断とか、2021オーストリア戦のフラッグトゥフラッグをスリックタイヤでねばるとか、そういうイレギュラー事態が起きれば、優勝できるかも……と言いたいものと思われる。肘のくだりは…SBKってそんな肉弾戦なわけ?!そういうのペナルティ出ないの?!この辺、イケルは周りの経験者達から色々聞いてそうだな…。
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・エガさん、将来を語る
https://www.speedweek.com/ssp/news/189997/Dominique-Aegerter-ueber-Superbike-WM-MotoGP-Rente.html
ー2021年SSPのチャンピオンとなったのち、ドミニク・エガーターはテンケイトヤマハと2年間の契約を結んだ。2023年に計画されているSBKへの昇格のためには、今年のタイトル防衛がリストに上がっている。ただし昇格を実現するには、このオランダのチームはより多くのスポンサーを必要とする。
エガーターがSBKでも良い結果を出すであろうことは、鈴鹿8耐で複数回、証明されている。このスイス人は既に3回の表彰台を獲得している。2019年の前回は、ムサシRTハルクプロで参戦し、チームメイトはチャビ・フォーレスと水野涼だった。90秒のペナルティが付き、7位でフィニッシュした。
77「目標はハッキリ、来年のSBKに昇格することです。ボクはいつも大きいバイクで上手くやってこれましたからね。もちろん、ライダーとして、MotoGPでレースすることはずっと夢です。もしボクがSBKのワークスチームにいたら、多分、少なくともMotoGPのテストライダーをやる機会があったでしょうね。そしてもしその役割をうまくやれたら、また他のレースの機会があるでしょうし。1つの夢ですけど、時には夢も実現するでしょ」
ーエガーターは31歳で、レースキャリアの最後の3分の1に到達した、と理解するくらい現実的だ。
77「ボクが上手くやれる限り、楽しめる限り、経済的に実現可能な限り、ボクは続けていきますよ。でももちろん、もっと先に何をするか、もう考え始めています。スイスとドイツの若手育成のためにやることを、徐々に考え始めています。でも確実に、ボクはまだ数年はレースしますよ」
→昨年末に「2023年のことも考えてる」とテンケイトのオーナーが言っていたけど、「2023年はドミとSBKクラスに行きたいぞ」ということだったのか!実現するといいなー。
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・おまけ
インスタのストーリーズで見かけたこの画像めっちゃいい。
本当にかわいい………イケルは笑顔が最高よ……。(高画質版お待ちしてまーす…)
あとモーターサイクルショーの準備中の動画がホンダのインスタに上がってる。
ウロウロしてCBRを覗き込む様子が、素人じみててかわいい………。
はあイケルかわいい…………。
………よく見たらビエルヘがいいねしてるwかわいいw……ビエルヘも肋骨折ってなければイベントに参加してたんだろうなあ…。
もう次の週末で開幕だが、ビエルヘの回復は……まにあってるっぽい!ここ読む限り、4/4〜5のアラゴンテストにビエルヘも参加するように読める。ファンデルマークは代役立てるけど、他のワークスチームは全員参加って書いてあるから。 https://www.worldsbk.com/en/news/2022/Aragon%20test%20all%20riders%20from%20all%20classes%20prepare%20for%20their%20final%20test%20before%20racing%20begins