◆Tech3公式 ニココメ翻訳メモ。
・事前
ニコ「2023シーズンが終わりに近付き、GASGASファクトリーレーシングTech3は11月の3連戦に取り掛かります。最初の目的地はセパン・インターナショナルサーキットで開催されるマレーシアグランプリです。サーキットはクアラルンプール郊外に作られており、MotoGPの伝統的なウインターテストの場となっています。2月初旬に来た時は、アウグスト・フェルナンデスがMotoGPクラスの最初の一歩を踏み出し、GASGAS RC16に6日間で自身を適応させました。彼は多くの周回をこなし、たくさんの情報を集めましたので、我々のルーキーが経験とデータを持った状態で臨む今シーズン初のレースということになります。シーズンのほとんどを過ごした後、彼がどのように向上してきたかを見るのが楽しみです。ここ数回のレースでは予選が向上しており、残るラウンドではこの進歩をポイントに結びつけて行く必要があります。彼のチームメイトについて、ポル・エスパルガロはセパンでのウインターテストではピエラ・モビリティのバイクで最速タイムを出しました。ここ数戦を通して、グリップの低さに苦戦してきましたが、マレーシアではまた快適感じられるようになることと確信しています。いいチームリザルトのために頑張りたいと思いますので、持てるものを全て出し切りましょう、今シーズンの残りラウンドは数少ないです!」
・土曜
ニコ「今シーズンのベストな土曜日というわけではないですが、GASGASファクトリーレーシングTech3は全体的に堅実なパフォーマンスを1日を終えました。我々は遠征レースでの多くで苦戦してきましたが、トップとのタイム差という観点で、アウグスト・フェルナンデスは10秒差、ポル・エスパルガロは11秒差で、我々がヨーロッパを離れて以降では今日がベストでした。うちのルーキーは予選の結果、グリッド15番手からのスタートとなり、これは我々にとってはまあまあです。今週の主な目標はレースの1周目を改善することでした。スプリントの1周目に彼はP10だったので、その点で何かを掴めたように見えます。しかしその後はやや難しくなっていきました。それでも堅実なペースでP14でフィニッシュしました。我々が目標とするトップ10入りからは、もう少し離れていますが、明日できることに自信を与えてくれます。その横のポル・エスパルガロは、Q1でセクター2を進んでいる間に、残念ながら転倒があったので、Q2進出を通過することができず、6列目からのスタートとなりました。スプリントでは、彼は堅実なペースで乗っていましたが、彼ならメインレースでもっとうまくやれることと、私は確信していますので、明日の準備をして、いいリザルトに挑戦しましょう。」
・日曜
ニコ「今日のマレーシアはコンディションがトリッキーで、トラック温度は高騰していましたが、アウグスト・フェルナンデスとポル・エスパルガロは両者ともポイントを獲得し、ポジティブな日となりました。今週のハイライトは、アウグストの予選だったと言いたいです、Q2進出までたった0.数秒で、競争力があったためです。彼の良いレースを期待していましたが、どうにもいいレースペースに全くできませんでした。シーズンのこの時期であることふまえると、たとえカタルーニャ以来のドライコンディションでのポイント獲得であっても、彼のP14は残念な結果であると言えます。我々は彼にはもっと多くを求めているので、うまくすれば、次の2ラウンドで進歩することでしょう。暑さはポル・エスパルガロにとってポジティブな要素ではないことはわかっています、なぜならこういったコンディションでは、より肉体を苦しめるからです。1周目で、ジョアン・ミルからの接触がありましたが、まともなペースで乗ることにフォーカスし続け、最終的に1ポイントを獲得しました。これらは我々が目標とする順位ではありませんが、現時点ではこれが我々にあるものです。もっと涼しいコンディションのカタールに向かい、少しだけリフレッシュしましょう、そうしたら、うまくすればもっといいリザルトを達成できるでしょう」
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◆イケルのコメはHRC公式で日本語で読める
https://honda.racing/ja/motogp/season/moto-gp-2023/861
→ポジティブなコメントでなにより。写真可愛い。しかしおヒゲはないほうが(ry
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◆気になったニュース(先週公開されていたSBKのもの…)
・ショック!キャミアさんはSBKチームHRCのチームマネージャーを辞任するとのこと
https://www.speedweek.com/sbk/news/215524/Honda-Teammanager-Leon-Camier-Nach-2023-ist-Schluss.html
(以下、抜粋して訳。)
ー現在37歳のレオン・キャミアは、2020年に設立されたHRCのファクトリーチームで、2021年からチームマネージャーを務めた。キャミアの契約は2024年末までだったが、今年末での解消を希望した。
キャミア「もっと家で4歳の息子と過ごす時間を増やしたいんですよね。去年は33週間が家から離れた時間で、今年も同じでしょうね。
もちろんこの仕事は成功していれば、もっと楽でいいものになるでしょう。でもそれが主な理由ではないです。勝者は1人しかいないのだから、大変な闘いがあります。私は自分の役職でできることしかできません。チームマネージャーとして、最大限できるベストをやってきたと思っています。MSMAで他のメーカーと調整して、ルールがホンダにとって良くなるように働きかけました。スーパーコンセッションパーツ(著者註:シャーシの変更のこと)は来年、違ったものになるでしょう。もっと速くなり、開発の余地もできるでしょう。全員が幸せになれるようなシステムの改善は、かなり複雑になります。我々はチーム内部も改善してきました。チーム内での異動を多く行いました…成功するためには全てを正しい場所に据えなくてはいけません」
(今後のことについて)
キャミア「パドック内には、他の選択肢があります。でもちょっとの間、自分のプライベートのことをしようと思います。私には人生の目標も、他のビジネスのアイデアもありますが、この機会を下さったホンダにはお礼を申し上げたいです。大変素晴らしい機会で、多くのことを学べました」
キャミアのチームマネージャーとしてのパドックへの最後の登場は年内のウインターテストとなる。11/20〜23はヘレスでテストがあり、この4日間全てにテストライダーである長島哲太が参加し、レギュラーライダーのレクオーナとビエルヘは22〜23のみに参加する。12/4はポルティマオでホンダとBMWのテストがあり、そこでラズガットリオグルのBMWデビューが果たされる予定。
→プーチさんみたいに長くいるのだと勝手に信じていたので、キャミアさん辞任は本当に驚いた(SBK中継映像の実況で多分何か話してたんだろうけど、ジェニングスさん辞任のこと以外スルーしきってた)しかも契約を途中解約してまで辞めるのか。
この記事を読んだ限りは、仕事を頑張ったものの、家庭を長く離れるほどの価値までは見出せなかった…というように見える…。こればっかりは人による。キャミアさんは第三の人生でも幸せになってほしい。そしてヨーロッパラウンド(SBKはほぼ全部ヨーロッパだが…)のパドックをうろついて、あのお美しい姿をちょいちょい中継映像で披露してくれたら嬉しい。
それにしても、推しは推せる時に推せ……。今年鈴鹿で接触できておいて、本当によかった。
…………万が一ニコがいきなり同じことをしたら…と考えるとブッ倒れそうになるが………。キャミアさんがプーチさんのようにならなかったように、ニコがポンシャラルさんのようにならないこともありうるとか思うと……無理……。ニコには絶対にポンシャラルさんやギーさんのように、お爺様になってもパドックにいてほしい。私はニコがイケオジからイケお爺に進化する姿を見届けるつもりでいるからな??たのむで???
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◆個人の感想
現場で見てきた(今年3回目。今年ラスト)
金曜に奇跡的にニコとメカニックたちに会えた!!
土曜はTech3のライダーサイン会に行ってきた!!
日曜は期待してなかったが、幸運にもレース後にニコに会えて今年のシメのお別れを言えた!!
ニコは最後に
(ニコ ò v ó )「君がレースを見に来てくれて嬉しいよ」
って言ってくれた………そんなん…一番ヲタクがほしい言葉じゃないですか……最高です……最高すぎます……🥹
Tech3ガチヲタムーブを完遂できた3日間で、大満足。レース結果も4人中3人ポイント取れたしね!!
そのうえ、期せずしてイケルとバウティスタの走行も見れるという、私にとっては大変お得な現場となりました。