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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

MotoGP2023カタールまとめメモ

◆Tech3公式 ニココメ翻訳メモ。

 

・事前

https://motogp.tech3racing.fr/index.php/newsgp2023/qatar-gp-2023/qatar-awaits-gasgas-factory-racing-tech3-for-penultimate-round-of-thrilling-motogp-season

 

ニコ「最後から2番目のレースとなるドーハでのカタールグランプリで、今年2023年のチャンピオンシップの締めくくりに近付いていきます。MotoGPにおいては極めて稀な日程です、カタールは通常、MotoGPのシーズン開始の開催地であるからです。しかしパドックの大規模なリノベーションとトラックの完全な路面補修が数ヶ月前に行われたことが、今年この時期にここに来た理由です。アウグスト・フェルナンデスポル・エスパルガロの両者とも、この新しいパドックとトラックに堅実なリザルトを出す良いチャンスであると見ています。前シーズン、ブラッド・ビンダーが優勝目前(1秒以下)まで来ており、ポル・エスパルガロは数周、レースを牽引していました。両ライダーはマレーシアでポイント圏内に戻ってきたので、今週は何ができるかを目の当たりにすることにエキサイトしています。アウグストは1周のタイム出しにおいて成長してきました。トップ10を目指していいグリッド順になる有利性を、我々は彼に期待します。ポルは、彼が活動するトラックにわずかな涼しさを感じるでしょうから、彼にふさわしいリザルトを達成できるよう、全ての力をまとめ上げてほしいと思います。カタールの夜のスポットライトの下で輝きましょう!」

 

・土曜

 

https://motogp.tech3racing.fr/index.php/newsgp2023/qatar-gp-2023/2023-motogp-rookie-of-the-year-picks-tissot-sprint-point-in-qatar-espargaro-finishes-16th

 

ニコ「只今、ルサイル・インターナショナルサーキットのスポットライトの元、初めての夜間のスプリントレースが行われました。その前に、GASGASファクトリーレーシングTech3のガレージでは、多くの出来事が発生していました。昨日の良いプラクティスの後、アウグスト・フェルナンデスはいい周回タイムにも関わらず、予選ではP12以上の結果は出せませんでした。スプリントに向けて、彼にはいいペースがあるので、タイヤ選択が鍵となると我々は理解していました。彼は堅実にスタートし、いいポジションに着けて、数周の間でP9になるまでペースを伸ばしていきました、これはチームにとってはっきりと良いリザルトです。彼がスプリントでポイントを獲得するのは2回目ですが、ドライコンディションでのポイント獲得は今回が初めてですので、アウグストを祝福します。ポル・エスパルガロには少しトリッキーな日になりました、予選でもっと後方になっていたためです。スプリントではP16でした。より長くなるレースに備えるためにパソコンの前に戻りましょう。タイヤマネジメントが鍵となるでしょうから、正しい選択をして、日曜に我々に何が起こるかを見届けましょう」

 

・日曜

 

https://motogp.tech3racing.fr/index.php/newsgp2023/qatar-gp-2023/augusto-fernandez-manages-one-point-in-lusail-after-a-missed-start-pol-espargaro-finishes-18th

 

ニコ「今日のGASGASファクトリーレーシングTech3は、物事が全然プラン通りには行きませんでした、我々が得た報酬としては、アウグスト・フェルナンデスのP15による1ポイントのみでした。正直、もう少し期待していましたが、アウグストはレーススタート時に、汚れている部分にいたためスピンしてしまい、第一コーナーでは集団最後になっていました。それでもっと強力なリザルトを争うチャンスが損なわれてしまったのですが、まあまあのペースで前方の数人に追いつけました。その後、第一コーナーのブレーキングでミスし、また多くのタイムをロスして、これで展開がさらに難しいものになりました。それから彼は速いペースで乗れるようになりましたが、我々は更にハラハラしました。後方にいると感じる時は、いいリザルトを達成するのが難しくなるものです。加えて、他のライダーをオーバーテイクするのに少し時間がかかっていましたので、P15に落ち着くに至りました。ポル・エスパルガロは週末の間、特にグリップとバイクの前方に苦戦しました。今日はチームにも彼にも残念なリザルトです。来週はヨーロッパに戻ります。今シーズンを良いリザルトで締めくくれるように、そして我々の真のレベルを証明できるように、我々の最大限を捧げます」

 

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◆イケルのコメ

https://honda.racing/ja/motogp/season/moto-gp-2023/862

 

→今週こそイケルがポイントをゲットできると思ってたのに、テクニカルトラブルで早々にリタイヤとは………。

 

結局、今年代役を7回(マルケス1回+ミル1回+リンス5回)やったけど、トータル0ポイント………。(次回、故郷のバレンシアは、SBKのテストとバッティングして代役不可能とかいう残念ぶり)何か呪われていたのだろうかと思うくらい、調子のいい時ほどトラブルも起きていたが。

LCRのインスタで見れるレース後のへこんでる姿がかわいそかわいい………。(クルーもよく撮ったなww)

 

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◆気になったニュース

 

・mapping8と0000の謎

今回は本当に、無職・ディ・ジャナントニオの走りが熱かった。そして例のmapping8は気になったので調べたわ………

https://www.motorsport.com/motogp/news/qatar-motogp-winner-di-giannantonio-explains-mapping-8-message/10549230/

→ ディジャナントニオ本人は「今がアタックの時だ」って意味でチームが出しているのだと説明している。

 

マッピング8の意味は?

→パオロ・チャバッティは「チームがそれを出した経緯をはっきりと知らない」と言っている

 

https://www.reddit.com/r/motogp/comments/17z2on9/mapping_8_means_5_laps_left/

→ドカワークスとグレシーニのmapping8は意味が違っていて、ただの「あと5周」を知らせるためのサインであるとクルーチーフのフランキー・カルチェディが確証したそうだ。

イタリアのテレビ放送Skyでもそういう話があったとか。上2つの情報とも矛盾してないし、これが正しそう。

 

………mapping8についてはそれが正しそうだけど、ディジャナントニオのピットボードに出ていた「0000」に対して疑いの声が上がっている。ザルコが自分のピットボードに出た「89  0000」を見た後に、マルティンに順位を譲るムーブをしていたからだ…。

 

私は、チームオーダーないしメーカーオーダーがあったらいいなと期待してる派。

もし今回出てたとしたら、ディジャナントニオはドカの偉い人達とチームの命令を独断ガン無視して優勝したということになる。来季契約なしの状態でそれをやるのはアナーキーすぎてパンクすぎるので、オーダーがあった説を推したいです!w

 

それに……ディジャナントニオの初優勝という熱い場面にも関わらず、ナディアさんがそこまで嬉しそうではなかったように見えた。パルクフェルメに向かう時の表情、笑顔にちょっと困惑の色が見られたような…。妄想だけど、「やばいわ、うちの子がペッコのポイントを奪って、茶々を入れてしまったわ」ってとまどいを内心感じてそうな雰囲気があるような…過去の優勝回みたいに100パーセント笑顔だけには見えなかったんだよね…。

でもいいんだよ?最後までチャンピオン争いがもつれ込んだ方が盛り上がるからね…。

 

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・Moto3のチャンピオン決まったけど、レオパードからチームを上げた妨害行為を受けた歩夢に同情票が集まってるね

https://www.speedweek.com/motogp/news/216476/Ayumu-Sasaki-verliert-WM-Trost-von-Doohan.html

 

こっちの記事は妨害走行の描写が詳しい

https://jp.motorsport.com/moto3/news/2023-qatar-sasaki-on-masia/10549274/

 

レオパードはいきなり鈴木竜生をクビにしたりして、よく言えば成果主義のチーム、悪く言えばやり方にエグみのあるチームと感じる。結果として、今年、鈴木竜生があれを強要されなくてよかったと思えばいいのか。

 

なお参考までに、アドリアン・フェルナンデスとハスクバーナは2022年に暴力事件に至るほどの悶着があった関係ということを記しておく。

https://www.as-web.jp/bike/861635?all

 

https://www.speedweek.com/moto3/news/198335/Streit-Fernandez-gegen-Husky-Mecnamikler-eskaliert.html

 

ハスクバーナのメカニックが、歩夢の後追いを執拗に行うアドリアン・フェルナンデスに腹を立てて出走を妨害して、しかもその夜にフェルナンデス家のモーターホームに嫌がらせまでしに行ったら、結果メカニック達はフェルナンデス父の返り討ちにあって病院送りにされたという2022年の事件。これは、ハスクバーナのメカニックが悪いとされて懲戒を受け(またTech3もそれと謝罪を受け入れ)、一連の事件は幕引きとなった。

 

当時アドリアン・フェルナンデスがMoto3のTech3にいたので、本当にTech3のクルー達を面倒ごとに巻き込まないでほしかったから覚えてる…………。

 

後追い走行だけが怒りの原因なのなら、ハスクバーナのメカニック達はアドリアン・フェルナンデス自身ではなく、戦略に責任を持つはずのTech3のクルーを攻撃するのが順当だろう。しかし、そうではなく、アドリアン・フェルナンデス自身とその家族のほうに、怒りの矛先が向かってたわけだ。

そもそもアドリアン・フェルナンデス自身が2021年はハスクバーナにいた。そういう出自があったのに、こういう事件に至っていたのは、在籍中からもう、このファミリーに対して、メカニック達の恨みの蓄積があったんでは……って私は見ている。中継映像に映るボックス内での態度がもう………物語ってない?

 

というわけで、今年もまたカルマが深まってしまいましたね、という話。

 

 

アウグスト・フェルナンデス「………….熱い風評被害を感じる😎」

こっちのフェルナンデスも親子でパドックにいるし、Tech3関わってるし、世界には斜め読みしたまま勘違いしたままの人がいるんじゃねーかって心配wこのフェルナンデスは血縁のない別人やで。しかもあの温厚そうなパッパは暴力事件など起こしそうもない。(笑顔がかわいいおぢさん)

 

改めて、2023年のTech3のライダーラインナップはMotoGP、Moto3、MotoEいずれも推せたなあと、幸せを感じた。だから私は2回も海外遠征までして全力応援できたわけで。そりゃ個人的には2020年が神ラインナップだけど、今年もとてもよかった。いくらクルーが好きでも、ライダーがあまりにも無理だと現場活動の気力が削がれるからさ………。推しのチームは推せる時に推せ。

 

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◆画像

公式版 ニコをさがせ!(難易度:デモプレイ)

https://twitter.com/Tech3Racing/status/1725921132560122186

 

 

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◆個人の感想

・Tech3が2年連続チームチャンピオンシップ最下位であることから脱せるかどうか、刮目している。一応、2週連続でポイントは入っているので改善傾向が見られている。2ポイントだけど…でも入ってるから!!

 

・penultimate=最後から2番目 って単語が今回たくさん使われていたんだけど、この単語、連想が難しくて覚えられないなあと思って調べた。ultimate の派生系と覚えれば良いそうな https://tentan.jp/word/penultimate?wid=40454

 

 ………こっちには「そんな難しい単語覚えなくても、second lastでええわ」って書いてあるがw https://news.mynavi.jp/article/20131020-a027/

   

なお私が人生で最もわからない英単語は「compromise」で「情報漏洩」という意味になるIT用語である。これは何度説明されても納得いかない。(と、ここに書いておいて覚える作戦)