面白い記事がいくつか出てたのでメモ。
・キャミアさん、シーズンここまでにご満悦
https://www.speedweek.com/sbk/news/194250/Leon-Camier-optimistisch-Honda-hat-reichlich-Ideen.html
ーここ数年のホンダのSBKでの成績は残念なものだった。2016年のセパンでニッキー・ヘイデンが雨のカオスの中獲得した優勝が、今のところ最後の優勝だ!2017、2019、2021年はマニュファクチャラーランキングのビリッケツであり、その合間の年もそう違いはなかった。
2022年は技術的にも人員的にも変更が行われた、一番わかりやすいのはライダー2人がレクオーナとビエルヘに変更されたことだ。4ラウンドを終えて、その素晴らしさが実感されている。遥か上にいるのはバウティスタ、レイ、ラズガットリオグルだけで、あとは他のライダーもメーカーも同等の状況なのだ。
(以降は以下の↓SBK公式の引用になっている)
キャミア「今シーズン、素晴らしい成功をしてきたと私は思いますよ。私達は毎回進歩してきましたし、ライダー達もすごく上手くやっています、彼らが初年度だということを考慮しても。正直、彼らがここまでパフォーマンスを出すとは私達は思ってませんでしたね、もっとアップダウンのある結果になるだろうと思っていました。難しいサーキットもあります。例えばエストリル、彼らは行ったことがなかったのですが、彼らのパフォーマンス的に、非常に素晴らしいものでした。彼らの態度と仕事の仕方は、大きな成功ですから、彼らのやっていること全てを、私達は嬉しく思っています。バイク的には、今年前進し、特定の部分に対してチーム側で改善を続けています。全体的にも向上していますね、今のところいい傾向です」
ーウインターテストからのルーキー2人の働きについて
キャミア「とてもいいテストプログラムを消化したんです。これが今年のパフォーマンスに決定的でした。何周もして、何度もレースペースもやりました。特にチャビが。イケルはテスト初期に負傷していましたから、彼に取っては少し困難なこともありましたが、彼は本当に速い人だし、上手くキャッチアップしてましたね。イケルと一緒にいられる時間に多くの作業を詰め込んで、彼が何周もしていい仕事をしたと確信しました。両者とも仕事の理念は素晴らしいもので、こういう時は非常にやりやすいんです。リザルトはこれらの一連の流れによるものですね」
ーレクオーナの表彰台は計画がうまく働いたものだ
キャミア「表彰台について、ジョニーとトプラックが一緒に脱落したのはちょっとしたラッキーでしたが、イケルはスタート時からトップグループにいました。私達はレース前に、トップについて行くという計画をしていました。アッセンではスリップストリームが大きな違いを生み出すんですよ。なのでレースの最初にタイヤを使ってスリップストリームを捉え、可能な限り彼らについていくことを計画していました。彼はそれを遂げ、表彰台を獲得できました。全体的に、今年は多くの成功点があったと思います。多くのいいレースがありましたが、まだ進歩が必要です。目標はここで終わることではなく、現在の現実を把握することです。表彰台に乗って、優勝を争うのなら、もっと進歩が必要なんです」
ー今後表彰台が取れるか?
キャミア「現在我々のポジションは大体4〜6位くらいじゃないでしょうか。我々に合っているサーキットならできるでしょう。改善するためのアイデアもまだあって、全然手詰まりってわけではないです。このバイクにやっていく必要のあることの方向性と、それに対する日本チームの大変な頑張りはよく知っていますし、シーズン後半にも楽観しています」
ー2023年、レクオーナのチームメイトは誰になるのか、その噂について
キャミア「ノーコメントで」
→記事に動画付き。内容は完全に記事でカバーされている。
https://www.worldsbk.com/en/videos/2022/2022%20WorldSBK%20Misano%20Camier%20Interview
来期の噂について、なんか言えることあります?と聞かれて
「なんにも」
という時、この顔↑である。
そして言い終えて、笑っている↓。
(2 ¯∀¯ ) ha ha ha…
→……SBKでも来期のシートに関するニュース記事が最近ちらほら公式 https://www.worldsbk.com/en/news/2022/2023%20WorldSBK%20silly%20season%20and%20rumour%20mill%20all%20the%20gossip%20on%20next%20years%20lineup およびニュースサイトで見受けられるようになったけども、やっぱビエルヘは今年いっぱいの契約だったことが判明した。
エグい。イケルはHRCに来る当初から「複数年契約」(最近の記事では、来年いっぱいと書かれていることが多い。つまり2年契約)と言われていたが、一方でビエルヘは1年契約だったのだ…。まあMotoGPクラスを経験した人とそうでない人の差といえばそうなんだけど。しかしここまで、怪我を2回してるとは言え、MotoGP出身のイケルに食らいついてるビエルヘはすごいよなあ。人道的に、来年もいいシートをあげてほしいものだ。KTMみたいなことしないでしょ??w
ところで、BMWはレディングもファンデルマークも来年契約ありだそうで。ミカルチェクがサテに来ないかなあと期待してるんだが、みんなBMなりにやってるので、なかなか難しそうな気もする。
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・なお今週、HRCはドニントンパークでプライベートテストしてた(怪我人ビエルヘ抜き)
https://www.speedweek.com/sbk/news/194206/Honda-Sondertest-fuer-Iker-Lecuona-in-Donington-Park.html
→どっちも独占インタビューとかはない。インスタからのコメント転載だけ。意訳すると
7「とってもポジティブな日だったよ。新しいサーキットを学んだ。難しいけど楽しいね。やり遂げた作業に満足だよ。来週のテストも楽しみだなー」
みたいなことが書いてある。
来週、つまり6/27の週を指すのかと思う。詳細不明。
…………7/5〜6にも、なんか…あるよね…鈴鹿で……なんかあるよね……。 https://ms.bridgestone.co.jp/2/8tai/racenews/2206/220610170000
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・プーチさんがイケルにマルケス代役はさせないと明言
https://www.speedweek.com/sbk/news/194247/Warum-Iker-Lecuona-keine-Gefahr-fuer-Stefan-Bradl-ist.html
ーSBKでは7月にドニントンパーク、モストで2ラウンドあるが、その後は9月のマニクールで、MotoGPとの日程がバッティングすることはない。だからスペインのメディアは、レクオーナによるマルケスの代役の可能性を噂しているのだ。しかしレプソルホンダの代表かつSBKでのHRCのプロジェクトについても責任を持つアルベルト・プーチは、そのような考慮は求めない。
プーチ「いえ、そういう問題じゃないんです。レクオーナは別のチャンピオンシップでホンダに雇用されているんです。イケルはSBKでバイクに乗っていて、うまくやっており、今チャンピオンシップ5位なんです。もちろん、もしステファンが転倒でもして負傷したら、その代役はもういません。その時どうするかはまだわかりません。イケルをMotoGPに入れることは、今は計画していません。それについては考えません。MotoGPのプライベートテストにイケルを引き込んでも問題はないんですが。LCRでも代役が必要になりえるでしょう。それでも彼とMotoGPのテストを近々に計画する予定はありません」
→ガチヲタの意見として…私はそれがいいと思っている。MotoGPのテストだの代役だので、すっ転んだり火傷したりでもして、SBKに悪影響を出して欲しくないから。イケルの実績として、「世界ランキング5位」なんていう数字は今までなかったので、今年のSBKを万全の体でちゃんと終わらせて、一番いい実績を残すことが、今一番やるべきことだとヲタクは思っている。イケルにそういう数字が過去になかったから、MotoGPを去年とっとと追い出されてしまったわけで…。(まあクアルタラロみたいに過去の数字がイマイチという例もあるけど、ヤマハって乗った途端に突如いい成績出す人がちらほら見られるから、ヤマハの人たちとはあんまり比べても意味がないと思っている。KTMはそれを理解していないようだが)
なお記事に貼られている写真が猛烈にかわいい。
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・MotoGPネタ。
オリベイラ、グレシーニ行きが幻になりそうなの?!
https://the-race.com/motogp/the-strange-case-of-a-phantom-2023-motogp-announcement/
→ザクセンリンクでオリベイラとグレシーニチームが記者会見を開く予定だったのだが、てっきり契約発表かと思いきや、そんなことはなく、歯医者の資格まであと半分くらいになったとか、たくさん言語をマスターしてるとかの雑談に終わった様子。
……ここまで来てそれってつまり………グレシーニ行きはダメなんだろうなあ…。 →だめでした………😭 https://www.motogp.com/ja/news/2022/06/26/グレシーニ-レーシングがラインアップ発表/428025
・そしていい契約を提示しているRNFが濃厚…??
・と言いつつTech3もまだ視野に入ってんの?!
そして、
(88 ˘・з・˘)「契約というものは、シーズンの終わりに結ぶべきで、途中に結ぶべきではないと僕は思います。5月の時点で2年間のことを考えるなんておかしいですよ」
→オリベイラ…もう振り回されてそう………。マネジメント担当の、パパベイラがんばって…。
このMotorcycle sportsって、英語表記があって、記事1つ1つがすごく短いんで、隙間時間にパパッとニュースを軽く見るのに重宝する。オリベイラのことが大好きらしく、記事がほぼ毎日のように出る。しかしオリベイラ陣営には、このザクセンリンクの会見について「フェイクニュース出した!」と言われてて可哀想w
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https://www.motogp.com/ja/news/2022/06/16/世界的な意識調査を実施/425190
やるよーっていって、その記事にはリンクが付いてない(他の記事には付いている)という仕事の粗さは草………。
サーベイのリンク https://global-motogp-fan-survey-2022.motorsportnetwork.com/?utm_source=motogpcom&utm_medium=links
私もやった。
「イケルがMotoGPを追い出されたのは、過去に明確な数字が出せてなかったからだ(世界チャンピオンシップでの優勝経験がゼロ)」
……と上述した通り、一因は理解してるんだけど、それでも今やってるMotoGPのサーベイには色々書いたww
「不当にレクオーナを切ったMotoGPには失望だ。KTMはそういうことをするからMotoGPに出ることでむしろブランドイメージを下げ続けている。今年はWSBKのほうが面白い。上位バトルが熱いしレースが3回ある。タイヤも怪しくないし」みたいなことを書いておいた。まー、響かねえんだろうが。
設問がなあ………「転倒が多い方がいい?」「セレブに人気出た方がいい?」みたいなのが……ハァ???( ;´Д`)って思っちゃった……。
前者は、去年Moto3で死亡事故を出したばかりで、どの口が言ってんの??と神経を疑う。わざわざ聞くなよ…。まあ同時に「ライダーが安全性に走れた方がいいか」という設問もあるのでまあOK。
後者は……セレブ……苦笑。
まあ、自分の好きな有名人が好きなものを、自分も試してみるってことはあるから、確かに効果はあると思うけど…。…………ああ、私も最近、ニール・ヤング初めて聴いたんだけど、これNew Orderのバーニーが小さい頃ニール・ヤングを好きだったという事実は、確かに少し参考にしたわ…。
感性が合う人の「これいい!」はすごく信用できる、と音楽ファンは思う。そういう点で、「有名人がMotoGPをオススメしたら、そのファンが興味を持つ」のはありえそう。(音楽とスポーツだと、話が違うんだろうけど)
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長いこと苦手だと思っていたアメリカンロック、ここ数年で再挑戦している。なんかほっこり系SSWなんだと信じ切って、私の好みに合わないのだろうとずっっっと食わず嫌いでスルーし続けてたんだが、すごいロックな曲があったり、テクノポップアルバムがあったりして、いいね、ニール・ヤング。
これが好きだーー
ジョニー・ロットン……昔サマソニでPiL見たなあ。はあ、また見たいよ。夏フェスで好きなバンドを見たい。サマソニでNAP JAPANのケバブサンドを食べたい。
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次回こそバイクレース以外の話書く。