NOZOTOWN

MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

2024ロンドン/マンチェスター旅行記(その3)ロンドン編

2日目と3日目まとめて!

 

◆ウェストフィールド(大型ショッピングモール)

地下鉄シェパーズブッシュ駅のすぐ近くにある、巨大なショッピングモール。越谷レイクタウンくらいの規模感(すぐ埼玉で例える奴) なので、有名なチェーン店はだいたい入っており、イギリスの大衆向けの店を一気に手っ取り早く買い回ることができる!便利!

我々はセフォラを目指してここに行った。ロンドンにセフォラって2つしかないんだ……知らなかった……。そのせいか、土曜の朝に行ったのに、セフォラは途中から入場制限してたくらい混んでた!

他には大きいBootsがありDSコスメからデパコスまで手に入る。デパコスを取り扱ってるコスメ店は他にもいくつかあった。シャーロット・ティルブリーは、専門の店舗があって、お店の内装がかわいかった〜。これは本当にUKに来た価値が感じられた。ディスカウント品が流れ着いてくるTKmaxxにも、コスメコーナーがある。コスメ好き大満足!!

 

MotoGPファンにはAsparチームやマルケスさんのスポンサーとして有名なPULL&BEARがあった。未だに日本未出店なので、せっかくなので入ってみた。タイムリーにもJoy DivisionのTシャツが売ってたので購入した!他のラインナップはストーンズとかガンズとかの、コテコテなロックTのラインナップだった覚えがあり、そこにJDが入ってくるのは本当に日本と位置付けが違うなあと驚いた我々。逆に言うと、イギリスでのJDはそういうコテコテな王道ロックになったと言えるのかもしれない。昔はそうではなかったと記憶してるんだけど。映画Controlがカンヌ映画祭で受賞したあたりから一気に知名度ランクが上がって、ハイブランドがコラボ品を出すようになって、おしゃれアイテム化した……と思う。市民権の獲得の流れが不思議なバンドだ。

えー、PULL&BEARはセルフレジだった。うっかり防犯タグを外すのを忘れたまま店を出そうになった。危うく一生防犯タグつけたまま着る羽目になるところだった……。

 

私は荷物が増えるのが嫌で旅先ではあまり服を買わないんだけど、Primarkは日本とちょっと違ったデザインの服が買えるし、円安でも安いと感じる値段なので、ボディスーツを2着買った。1着1400円程度…やっすい!他には有名キャラのコラボ品が多く、特にサンリオネタが充実してて、見てて楽しめた。プチプラコスメとかも売ってた。

 

3階には、ショッピングモールに不可欠な存在、フードコートがあった。フードコートって利用の気軽さがマックスなので助かる。肉あり、イタリアンあり、台湾メシあり、香港メシあり、かわいいアイスやケーキのお店もある。まあ我々はかわいいアイスは無視して、ビールを飲みましたが……。

 

あとトイレは台数が多くてきれいに保たれていてトイレ近い族も安心!地下鉄の駅も複数使える!お店の居心地いい!完璧です。

 

◆Bond street周辺

オックスフォードストリートの真ん中にある地下鉄駅。ディズニーストア、HMV、セルフリッジズ、マークス&スペンサーなどの最寄駅。ウェストフィールドとここに来れば、もうイギリスのチェーン店はだいたい網羅できそうな気がする。ウェストフィールドでは見かけなかったデパコスブランドも、セルフリッジズならある!

 

駅の隣にあるHMVが元1号店だそうで。

https://amass.jp/171409/

大昔にロンドンに来た時にも、このHMVに来たことがあった。当時の私はKing Crimsonが最大の推しでございまして、宮殿のリハをしていたフルハムパレスロードに行ったり、McDonald and Gilesのジャケ写が撮影されたリッチモンドパークに行ったりしたものだった(この頃から自分の行動の本質が変わってねえなとしみじみ思ってしまう…まるで成長していない……)で、このオックスフォードストリートにあるHMVでは、マイケル・ジャイルズが参加したペンギンカフェオーケストラのアルバムを買った覚えがある。

↑のamassの記事によれば、2019年に一回閉店しちゃってたのね……そしてまた2023年に再オープンしたばかりとな!なるほど、店内はロックT、日本グッズ(アニメとかプラモみたいなのとかお菓子とか)、レコードと周辺機器、音楽本……と言った、昔ならもっとコーナーの小さかったはずのものが目立った。CDのコーナーは昔より狭い。お店で物理を売るならこういうことになる…というのを目の当たりにした。音源聴くのが目的なら、結局配信を買うほうが早いからねえ…(なんならサブスクサービスの配信だけで済ませてるからねえ……)

 

えー、ここのHMVではLED ZEPPELINのかっこいいTシャツを購入。ZEPファンのマッマへのお土産にした。

 

そしてディズニーストアではトッモが家でお留守番しているお子様のためにシンデレラのガラスの靴を購入していた。ナイスチョイス!!お子様用ディズニープリンセスグッズも潤沢だった。

 

◆Lidle

激安スーパー。ホテルから徒歩で行ける距離にあって大変助かった。バラマキ土産を買うのに最適。会社にはここで適当に個包装お菓子を買って、お土産置き場に置いておけばOK!!

 

ワシは海外のスーパーで洗剤売り場を見るのが何よりも楽しみなんぢゃ……。

商品名が国によって違ってたりして楽しい。もうちょっと集めたら洗剤売り場画像コレクションについて書きたいと思うw

 

Vivienne Westwood Worlds End

けいおん!の映画版に出てたあれ。でも外装の時計は止まってた…。店内にある時計は逆回りしてたけど…。

 

ワシはパラキス/NANA世代育ちでの……この世代の青文字ファッション女は全員もれなくヴィヴィアンに憧れがあったんぢゃ…。トッモがここでアーマーリングを買うことを夢にしており、とうとうその夢を叶えた。それを見た私も高校生の頃の気持ちが蘇ってしまい、同じくアーマーリングを衝動的に買ってしまった。財布の紐が緩んだ勢いで、ブレスレットまで買ってしまった。日本人の素敵な店員さんが日本語で接客してくれるので本当助かる。そして………円安の今なら日本の6割くらいのお値段で買える。助かる。

このお店があるKing's roadはおしゃれなお店が立ち並ぶ地区で、土曜日は、少し行ったところににマーケットも立ったりしていて、雰囲気がよかった。

 

◆ソーホーでロック聖地巡礼

・Ronnie Scott's

数々の有名なジャズメンやジャズロックプログレバンドが出演した、有名なジャズクラブ。ちょうどこのSoft Machineのライブ盤が、ここの入り口をジャケにしている。

この写真自体は90年代のものらしく、当時とは壁の色が違っている。間近で見ると、黒く塗り直されたのがわかる質感だった。階段は変化がない。イアンちとハシエンダの裏もそうだったけど、階段や路面はあまり大幅に舗装し直されない傾向があり、当時の面影が残りやすい様子。聖地巡礼者として覚えておこうと思う。

 

・Marquee Club

69〜70年代に数々のプログレバンドが出演したライブハウスの跡地。キース・ムーンの名前が刻まれたプラークが掲げられていた。今はライブハウスではなく、「Soho Lofts」というマンションになってるそうで、エアビーで泊まれたりする様子。マーキー跡地に泊まれるのか!!いいな!

 

・The Ship

マーキー跡地から1ブロックほど先にあるパブ。昼から飲めます。店先の黒板に「マーキーに出演したレジェンドたちのホーム!」みたいに書いてあった。googleマップによると「あのレジェンド達が呑んだ歴史的ロックパブ!(キース・ムーン、クラッシュ、ジョン・レノンデヴィッド・ボウイストーンズなどなど)」とか書かれていることもあった様子。……この面々については、たった今知ったので、あまりにもレジェンドすぎてちょっとびびったわ…。

トッモが「King Crimsonもここで飲んでたらしいよ(真偽不明)」と言うので来てみた。KCがマーキーに出演していたのは1期と2期のはず。私のKC3大推し(イアン・マクドナルド、マイケル・ジャイルズ、メル・コリンズ)がそれぞれ在籍していた時代。推しの血となり肉となったThe Shipの酒とホットサンドを食べて、ヲタクも体の中から推しと一体化できるのである!なんと素晴らしい店!

と、KCヲタの顔して(でもこの日のTシャツはヴィヴィアンリスペクトでジョン・ライドンつながりのPILだったんだけど…)お店に入ったら、なんかUnderworldのポスターが飾ってあるじゃありませんか……。なんでも…「2006年にガーディアン誌でカール・ハイドが語ったことには、「よくソーホーで飲んでてシメがThe Shipだった。Born slippy nuxxの歌詞はその時のこと」だという」みたいなことが書いてあった。へええ!!!ボンスリ歌詞の「I just came out of The Ship」がまさにこの店だと!かの有名な「Shouting lager lager lager lager」は、この店の前で起きていたこと(か、カールの妄想?)だとな!!ひぇぇ!長年のアンダワヲタであった私、まったく知りませんでした!テンションぶち上がりじゃないですか…!

というわけでホットサンドとシードルを注文した。全てのホットサンドがミュージシャンの名前のダジャレになっていた(見ての通りシャレとしてはちょい苦しいw)。ツェッペリンのホットサンドは品切れと言われたので、ミック・ジャガーにした。マッシュルームとトロトロチーズが、カリカリジューシーなトーストに挟まっており、めちゃ美味しい!この旅行で食べた物の中で一番美味しかった。

 

この周辺には他にはRough TradeやSounds of Universeなどレコード屋も複数ある。ロックファンはとても楽しめることうけあい。

昔、「ソーホーはあんまり治安良くないよ」って言われてたし、20年前に来た時は確かにちょっと雰囲気が暗くてビビってしまったんだけど、今回の土曜の午後は、全然嫌な感じがなかった。今回、イギリスはどこもかしこも治安の悪さや雰囲気の暗さを感じなかった。……去年フランスに行ったので、対比でそう感じるのだと思う。パリはあんまりいい感じがしないエリアがあったし、ルマンも一箇所ヤバさを感じるスポットがあったので。街やホテルもイギリスのほうが清潔。なんかイギリスならギリ正気で住めそうな気がする。

 

◆Ugly Duck、Rope walk

トッモのリクエスト、「ソーイングビー」の撮影地の巡礼。私もそれを聞いてアマプラでシーズン4まで配信されてるのを見た。どうもシーズン4以降がここで撮影されている模様。番組はTVチャンピオン裁縫王決定戦…みたいな内容(TVチャンピオンって言って今の人に通じるのか謎)

採点中に出演者達がお茶をするのだけど、そのお店がRope walkという飲食店が密集した通りにあったりする。St.John Bakeryを特定できたけど、コロナ期に改装されて、現在は出場者達のようにイートインはできず、テイクアウトのみになっていた。デニッシュ生地のシナモンロールを買って翌々日に食べたんだけど………生地のサクサク感とシナモンの香りで、めちゃめちゃ美味しかった!

 

なお、このエリアはテムズ川の南側になっており、川縁まで行って北側を背に写真を撮ると、Pet Shop BoysのWest End Girlsごっこができるようなんだけど……

これをやるのを完全に忘れて次に行ってしまいましたwwやっちまった!

 

◆Camden townでパンク聖地巡礼

・The Dublin Castle

トッモ曰く、ミッシェルガンエレファントが初期にここでライブをしたそうな!中には入らなかったけど、どうもかなり小さいらしい。出入り口がすでにちっっちゃい。そんなところでミッシェルがライブやってたのか…!

ミッシェルといえば、昨年チバが亡くなったことがすごくショック。私は男に生まれてたらチバみたいなタイプの無骨な野郎になりたかったと常々思っていたものだ。

 

The Clash「白い暴動」のジャケの壁

トッモのリクエスト。前回ここに来た時は、夜遅くなって壁がちゃんと撮影できなかったそうでw今回は絶対陽が落ちる前に来なくては!!と決めていた。間に合った…!

場所は、The Modfather Clothingというモッズファッションのお店の向いにある階段の壁。土曜の夕方、カムデンは街中、人でごった返しており、帰りは地下鉄は入場制限してて駅には入れなかったくらい。まるで竹下通りみたいに混んでいた。でもこの階段はちゃんと撮影できた!よかったよかった…。

トッモの写真を撮るのに夢中で階段オンリーの写真を撮り忘れたがw本家のジャケ写だと階段に天井が付いてるように見えるが、今は天井はない。

 

・ドクターマーチン カムデンストア

パンク野郎の正装、マーチン。イギリス中に店舗があるけど、カムデンには大きい店舗があり、その2階にはサイン入りブーツなどの展示コーナーがある。

1階では普通に買い物できる。日本で買えるのと同じですが…。サイズも日本で買う時と同じ。チェルシーを試着してピッタリだったので購入。この日は8ホールを履いていたけど、8ホールと比べると、チェルシーのほうがシルエットが細身でキレイめになると感じた。私は8ホールと同じサイズにして問題なかった。(ローファーは同じサイズだとちょっと大きいなと思ってる…)

 

…………ヴィヴィアンが日本より大幅に安いため、思考停止して買っちゃったけど、歴史的円安の影響により、実は今は、マーチンは日本で買う方が3000円くらい安いwwまあ旅の思い出ってことでw

 

 

そんなわけで用を済ませて、夕方にヒースロー空港近くのハイアットに移動し、翌朝に飛行機に乗って帰った。

ヒースロー3タミの免税店が充実で、NARSあった!あとシャネルは日本で完売してた春コレのハイライトがまだあって……買わなかったことを後から後悔w

JGC特典でBAのラウンジを使ったところ、ぶっといソーセージが米久スーパーBooみたいなジャンクな味で中毒性のある美味しさだった。そういえば、今回はイギリスで食べたもの全部おいしかった!(20年前はそうではなく、ハズレもあったw)

 

 

ロンドンとマンチェスターを丸3日堪能できてとても楽しかった。が、実は私の胃腸の調子が最悪で、滞在中は夜になると具合が悪くなってしまい、ライブを見に行ったりできず、トッモの楽しみを損なってしまったのがとても申し訳ないィ……。飛び入りでロニースコッツかダブリンキャッスルでライブを見るという案があったんだけど、実現せず…。あと、3日目はアレクサンドラパレスという、だいぶロンドン北東部のはずれにある会場でUnderworldのライブがあり、当然ソールドアウトしていたのだが、前日になって突如チケット放出があった。が、私の体調が悪すぎて放出チケットを購入することは断念した。終わりが22時を過ぎるライブ(演者達の体力の問題なのか、今はDJセットを挟んだ2部制らしい〜。日本でもやって〜)を見てからスーツケースを引きずってヒースローまで移動する自信がなかった………。万全だったらちょっとくらい無茶してできたかも……。

 

深く反省して、帰国してから胃カメラ飲みました。(結果待ち中)

 

<もうちょい続く>