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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

2024ロンドン/マンチェスター旅行記(その4)完結編

今回はお買い物も目的だったので、買ったもの抜粋記事。

 

◆コスメ編

先日書いた通り、プロ診断を受けて1stブルベ夏2ndイエベ春ということが判明したので、それを免罪符にいつもより多く化粧品を買っております。ウェヘヘッ

使ってみて楽しかったので長々とインプレを書く。

 

羽田空港3タミでは、アディクションANA免税店、ジルスチュアートJAL免税店で購入できる。事前予約だと免税価格からさらに10パーオフになったりするので、私はできる限り予約するようにしている。デパコスの10パーはでかい。ANA免税店は平会員でも買い物だけでマイルをくれた。

 

アディクション

ニュアンサー「Aurora Veil」買った。めちゃめちゃかわいいわ……。少し前に店頭を通りすがった時に目に入って、あまりの色みのかわいさに、存在を忘れられなくなって、今回購入。肌に乗せると、ラベンダーっぽく発色して、青い微細ラメが角度によって光る感じ。アラを隠すものではないので、塗る意味があるかと言ったら、なさそうな気がするけど、色がとにかくかわいくて、気に入って毎日のように使っている。私は普段はチークの上から重ねている。硬めのブラシで取るとけっこう発色するので、単体使用でも十分。

これを使うと透明感が出る…らしい。透明感という概念が、いまひとつよくわからんが…。多分West end girlsのMVにおけるクリス・ロウ的なことではないんだと思われる。

透明な存在…

むしろ左にいるニール・テナントのほうがいわゆる透明感なのだと思われ……うーんいまいち定義が不明。

 

あと単色アイシャドウの「Truffle」を購入した。ブルベの締め色はこれに決まり!みたいに言われている色。本当にトリュフチョコみたいなココアの色。自己診断イエベ野郎だった時代に愛用していた「La Mamounia」の代用品にするつもりで買った。マムーニアはオレンジと赤が強いブラウンで、すっっごくいい色でかっこよくて、10年近く一軍スター選手として使っていた。しかしその後、年齢を重ねた私の肌の上では、オレンジ要素がクマを悪目立ちさせてしまうことが発覚したため、泣く泣く現役引退させるに至った。で、トリュフはブラシで薄く伸ばすと確かに肌のトーンに溶け込んでくれる感じがある。自然に馴染み、自然な陰影ができる。………自然なあまり、血色マットカラーと一緒に使ったら、なんかナチュラルにヤク中みたいな目になった。馴染みすぎだ…。何とどう合わせればいいか、難しくて毎日悩んでいる。「アイシャドウ ヤク中」とググっても解決方法が出てこないし……似たような悩みを持つ人いないのかな…。

大人しくアディクションのカウンターに行けば、トリュフに合う単色カラーを提案してもらえるのだろうが、これに合わせる色は別メーカーにしたい理由がある。リニューアル後に、ケースのアクリル部分がちょっと大きくなっていて、重量が増えているのだ!25g。2色持ってったら50g。それだけでは絶対に足りないので3色持ってくだろうが、他のメーカーにしたとしても70g超えるだろうから、普通にパレット持ってくのと変わらない。なぜ単色アイシャドウが好きかっつったら、遠征時に軽くて、好みで合わせ方を変えられるからなのに…重くなっては意味がないのだよ…。ちなみにリニュ前は20gでした!軽い!というわけで遠征のために、トリュフに合う色の、重量が軽い単色シャドウを探している(重量でコスメ選ぶ奴)

 

ジルスチュアート

「イルミネイティング セラムプライマーUV」にミニサイズが出てたので、遠征のお供にできるかと思って買ってみたけど、小さくてもやっぱりガラス瓶は重いんで、遠征選抜を勝ち抜けそうにはない。

ミニサイズは2色の発売だったけど、私が買ったのは「Chiffon Dress」というニュートラルな色の方。もう一色のほうはピンク系で血色が足される効果があったので、消去法で選んだ。すぐ赤みが出るから、これ以上、血色はいらんのだ…。商品名の通り、どっちの色を選んでもかなりのツヤ系で、シルバーラメがふんだんに含まれた下地……ということは、セオリー通りで行くならばブルベ冬の人が最適な商品ということになる…。ためしに下地として全顔使ってみたら、私にはツヤが激しすぎたのか、「今日なんで汗だくなの?」みたいな顔になった。毛穴のカバー力も弱め。

しかしこれを下地ではなく「UVカットができるハイライター」として使うと非常に良い!!特に目の下の下地をこれにすると、クマを光で飛ばす効果が出やすい!この情報…黒クマに悩む民に届け!

 

最近オフィスに出社しなくてはならない回数が増えたので、メイクを時短化しつつ、崩れ方が汚くない手順を模索しているんだけど、下地を濡れスポンジで伸ばすと密着性が上がっていいですね!!今まで乳液みたいに両掌に広げてからハンドプッシュで付けてたけど、これだとすごい毛穴落ちしやすいんだ…今更ながら気がついた…。濡れスポンジの素晴らしさのおかげで、普段はファンデ塗るのやめた!下地とコンシーラーとミラコレで仕上げてる!スポンジはダイソーで売ってるやつで十分だ!

そんなわけで、このジルの下地も、目の下とかCゾーンとか鼻筋とか、ハイライト効果を出したいところだけに、濡れスポンジでピンポイントに正確に伸ばすと良いです!ピンポイントに、がこの製品を使うポイントですね。

 

・シャネル

羽田3タミの真ん中にあるTiat(カードラウンジの下らへんにあるやつ)の中のシャネルで「ルベージュ・パレット・ルガール」を買った(名前が難しすぎる)おシャネルは、免税品事前予約ができない。よって事前予約割引もない。現場で衝動的に買えばよい。

色は今年頭に出たばかりの新レギュラー色「Cool」を選んだ。この名前、たしけ先生の初連載作が脳裏をよぎる。

youtu.be

バイクに乗る時の効果音(雄叫び?)がCool Cool Cool Cool………たしけ先生の初連載時から、天才的な独創性が余すことなく披露されていたのですね。

えー、シャネルのCoolは、その名乗りの割には、思ったほどの青みはない。中段左だけ青ラメが強いくらい。上段の色はベージュみのある薄ピンクで、これのおかげでイエベブルベ跨ぎの人を中心に、どなたでも安心してお使い頂けるニュートラルなピンク系パレットとされております。Coolだけどニュートラルだぜ!

驚くべきことに、鏡もブラシも付いているパレットなのに、なんと重量たったの75g。軽い。もうトリュフに合わせる色で悩むより、これ1個遠征に持ってきゃいいかな…もうこいつだけでいいんじゃないかな…って思い始めている。結構ケースに厚みがあってかさばるのは気になるが。あと塗る時にCool Cool Cool Coolって効果音(?)が脳内に響き渡るのが気になるが…。

俺たちの遠征コスメを探す旅はまだ続く!ご愛読ありがとうございました。シャネル先生の新作にご期待ください!

 

・NARS

エストフィールドの中のセフォラで買った「ラディアントクリーミーコンシーラー」のミニミニサイズ。ちっちゃかわいい!セフォラのレジ前にあるミニチュアコーナー、良い!ここで遠征コスメ買えばいいんやで、とトッモに教えてもらいました。なるほど!

このコンシーラー、結構昔に普通サイズの1244を使っていたことがある。今回買ったのは1246のミニミニサイズ。1244よりもちょっとピンクめで明るめの色。下地としてボビイブラウンのコレクターのピーチ(硬めのテクスチャ)を茶クマ補正に仕込み、その上からこの1246(緩めのテクスチャ)を塗って青クマ補正と、ハイライト効果による黒クマ対策をし、全てのクマを撲滅したい。緩めなNARSが目の下の皺に入り込むのも防げるので、ボビイのコレクターは本当に神だな。……NARSの商品紹介が、結局ボビイageになるくらいにお気に入りである。

なお、1246は、Diorのコンシーラー(最高だがデカ重すぎて遠征選抜から真っ先に脱落するやつ)の1Nとほぼ同じ色だった。私の肌の上では乾くとピーチっぽく発色し出すところまで同じだった。ザセムの01クリアベージュも似てるけどやや白めでオレンジみが少ない。そしてザセムのピーチベージュは1246よりオレンジが強い。

サイズはNARSミニミニとザセムが同じくらいのサイズと重さ。量はザセムの方がだいぶ多くてコスパ最高。じゃあザセムでいいか感もあるけど、時間経過の乾燥が値段相応なので、遠征コスメとしてはやはりNARSに置き換えようと思う。(活動時間が短いならザセムで十分と思う)なお…このミニミニは15£でした。日本で現品を買うと4500円くらいなので、こんなちっこいサイズにしてはだいぶ高い。小さいことに価値があるんでしゃあない。

 

・シャーロット・ティルブリー

エストフィールド内の店舗で購入した。日本未発売のUKデパコスブランド。

Hollywood flawless filterという下地を買った!

https://www.charlottetilbury.com/us/product/hollywood-flawless-filter-shade-1-fair

トッモに「塗ってみな、(毛穴が)飛ぶぞ」とおすすめされ、これを買うことを楽しみにロンドン行ったまである。下地なのに色展開がめちゃくちゃ多い。私は1番の最も明るい色にした。血色が欲しい人は2番がよさそう。すごいツヤ系の下地。微細なシルバーラメがごっそり入っていて、ツヤッツヤになる。そして液体自体にもカバー力があるので、光と下地効果の両方から毛穴を飛ばす効果がある。コンシーラーのようなアプリケーター式なので、部分的にハイライトとして使うもよし、全顔行くもよし。ただしUVカット効果なしなので注意。

私は前述した通り、全顔ツヤ系にすると「サウナ行ってきたの?」みたいな汗だく顔になるので、部分的に仕込みハイライトとして使い、その上からミラコレを叩いてセミマットにすると丁度いい。夏民はセミマットが合うというのは本当っぽい。秋民向きの完全マットは、試したらそれはそれで違和感がすごかったし(特にアイシャドウ完全マットでヤク中の顔になれる)、春冬に映えそうなラメ粒が大きいアイテムはなんか顔にゴミついてるよ?ってなるし、やっぱ私は夏で間違いないようだ…。

 

口紅も買った!「Matte revolution」の「Pillow talk original」という色。

https://www.charlottetilbury.com/us/product/matte-revolution-lipstick-pillowtalk

商品動画だとコーラルピンクに映ってるけど、実物は3枚目の画像が近く、ほんのり青みのあるくすみローズピンク。(つける人によるのか?)

優勝。大優勝。

この色味、人生で一番気に入った。私の素の下唇の色と同じ色だ!ひと塗りした時に、まったく色が付いてないのかと勘違いしたくらいに。あまりにも肌に馴染みすぎる!でも、ちゃんと素の唇の色ムラが補正されている。5年くらい前に海外で流行っていたMLBB系、日本でいう粘膜系ですね。自然ですんごいいい色。色むらを完全にカバーしてくれるマットな質感もいい。海外セレブっぽい!日本の粘膜リップの有名どころはだいたいグロッシーでシアーなので、色ムラをカバーできないけど、カバー力のある粘膜リップって非常に使いやすい。ティント効果はなく、飲食したら唇の真ん中の色はすっかり落ちたので、お直しは必要。パケのピンクゴールドのメタリックな見た目がかわいい。完璧すぎる。

私が田中みな実になったら、プチプラブランドとコラボして、このPillow talk originalを丸パクリした商品をのぞみの粘膜リップという名前で売って一儲けしたいと思う(まず田中みな実になるところから始まるがそれが最難関)

 

シャーロットティルブリーが日本で簡単に手に入らないことが悔やまれるよ!公式サイトもトップから入ろうとすると「おめぇの国への出荷、ねえから!」って表示されて、売り物を見せてすらくれない。上記のようにトップでないページから入れば見れる。

サイト上に、パーソナルカラーやツヤありかなしかの好みなどに合った商品提案をしてくれるページ↓があるのですごい便利。

https://www.charlottetilbury.com/us/finder/makeup-match-tool

口紅にいい色が多すぎる……次にどこかで遭遇したらまた買う!!そして、いつ遭遇できるかわからないので、日本で似た色の口紅を探す旅に出ようと思う。(……しかし日本で売ってるブランドの口紅は、イエベ秋大優勝色が優勢な気がする…秋人口少ないはずなのに…)

 

・エリザベス・アーデン

帰りの機内販売で購入。UVリップの3本入りセット。機内販売品のカタログに載ってたCA座談会で「1度塗ったら8時間潤いが続く。色つきと色なしのセットなので、色なしは寝る前、色つきは外出時に使える。人へのお土産にするつもりが気に入りすぎて全部自分で使ってる」と書いてあり、購買意欲をギャンギャンにそそられて衝動買いした。色が付くUVリップで、絶対に皮が剥けないやつを探していた(ニベア、キャンメ、KATEだと皮剥けする体質)確かに、皮剥けない!結構色が付くので外でのお直しがこれだけで済む。そしてプラスチックがスカスカなのか、非常に重量が軽い!これは…サーキットでの推し活の必需品になるぞ…!888888ってめっちゃ書いてあるパケがちょっとおもろいけどw

 

◆服編

ZEPはマッマへのお土産。5000円くらいでやや高いが……色味が柔らかくてバンドTにしては珍しいのと、日本盤のジャケを基にしたデザインが面白かったので。ロバプラ様左上はわかる、ジョンジー右下もわかる、しかしどっちがボンゾでどっちがペイジか見分けがつかないね??ってマッマと首を傾げた次第…。元ジャケを検証した結果、多分、帽子かぶってるほうがペイジ…ってことになったが真偽不明。

 

JDは珍しいベージュ地にモーブの刺繍&プリント。世界にアンノウンTのバリエは数あれど、この色変は初めて見た。表がアンノウンプレジャーズジャケの一部がポイントで刺繍されてて、裏にはジャケ裏と同じように曲目がプリントされているというのが激アツ。プロデューサーのマーティン・ハネットの名前もちゃんと印刷されてる…さいこうだ…さいこうだ……。これで3500円はいい買い物!

 

にしても、PULL&BEARってわりとプチプラブランドだったんだね…過去にMotoGPのチームの看板スポンサーになってたくらいだから、もうちょっと高いブランド(例えばBEAMSくらいの)なのだと思ってたら全然違った。もっと安い。店内でメンズ、レディースの両方を扱っていたことと、モード要素皆無で気合いの入ってないカジュアルなデザインと、お手頃な価格帯から、日本で言うとニコアンド…くらいの位置付けのブランドに見えた。つまり、「PULL&BEAR Asparチーム」というチーム名から欧米人が受けていたイメージは例えば「ニコアンド…Tech3チーム」みたいなものであったはずだ🤔

日本未出店なのが残念ではあるが、ユニクロが強すぎて、同じ価格帯でも質がやや下がる海外ファストファッションは、日本進出の余地がなさそうだなとも思った。この価格帯だとニコアンドとかローリーズファームとかのプチプラブランドも多数存在するし激戦区だ。実際、PULL&BEARと同じZARA姉妹ブランドであるStradivariusは、日本撤退してましたっけね…。

 

ボディスーツ2つはPrimark。最近、ボディスーツにハマっている。ハイウエストのボトムスを合わせて着るのがよい。

 

◆良い物編

マーチンのチェルシーと、ヴィヴィアンのアーマーリングと、南京錠デザインのブレスレット。

 

アーマーリングは、お店には色違いのガンメタも存在して、試着させてもらったところ、シルバーのほうが肌色が明るくなってるよ!とトッモがアドバイスしてくれたのでシルバーにした。JKの気分になって、友達とお揃いで買うというエモみムーブしちゃったw肌色にも合うし、やはりシルバーなら他のアクセサリーとも合わせやすくて、これにしてよかった!併せて衝動買いしたブレスレットとも合ってるし、Liquemのアクセにも合わせやすい。バンドTやレザージャケットを着る時に着けるのもいいが、テーラードジャケットや白シャツに合わせるのが好み。

サイズは人差し指に着ける予定でMサイズにしたが、中指にも入った。感覚、12号くらいかな…。

 

マーチンは箱に入れてもらえるけど、私のスーツケースには入らないので、購入時に箱無しにしてもらい、手提げ袋に入れて持ち帰ってきた。

マーチンの革は履き込んで自分の足に合うように育成する必要があるけど……オイルを塗りこんで分厚い靴下で履いたら、なんとたったの2回で自分の足に合ってくれた。今までのマーチン製品と比べて自己最短。どうも合わせた靴下の厚さが良かったのかもしれない。ちなみに2023年のguとホンダのコラボ品の靴下。いいものだ!!やっぱ日本のファストファッションはいいなあ…(結局こうなる)

 

あとは他にお菓子とか紅茶のティーパックなどを買いました!イギリスといえばショートブレッド。ウォーカーズは日本で買った方が安いので(そこは気が付いたw)、マークスアンドスペンサーのを買ったところ、バターたっぷりで美味しかった!

 

それにしても………円安のひどさクリティカルヒットでした。プレタマンジェのサンドイッチとコーヒーが1500円したw たっけえええ!ドトールなら半額以下なやつw現地ではあまり気にせずお金使ったけど、カード請求見てビビった……そしれと欧米人達と私は対等じゃないなって感じてしまった。日本でいくら頑張って稼いでも、海外では下層民レベル…。たのむ政治、円安だけはなんとかしてくれ………。

 

◆おまけ

無事に終わったかのように見えたイギリス旅行だったが…。帰国から3週間後、ロンドン市中で対面のカード決済が発生していた。不正利用である。カードスキミングされてたッ……!カードの番号変えてもらった…インフラ支払い変更という手間…毎度毎度こういうオチはいらないのよ…!!

 

 

<完>