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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

MotoGP2023 マレーシアGP観戦旅行記(その6 完結編)月曜〜帰宅

◆ホテル〜観光出発

この日の朝食。

このホテルの朝ごはん、どうも時間帯が遅くなると、イモ枠がベイクドポテトからハッシュドポテトに変わるようだった。揚げたイモが大好きなので嬉しい。(とうとうニョニャクイへのチャレンジを諦めたことがわかる図)

 

この日は昼間に観光をして、23時前に離陸のフライトで成田に帰る予定だった。ホテルのチェックアウトの締め切り時間は11時なので、時間に余裕を持って支度ができた。(日本だと10時がスタンダードよね…)

余裕あったから、今回の遠征コスメ晒しときますね。

Diorスノーの下地はSPF値が高く、カバー力もあり、ボトルサイズが大きすぎないので、レース観戦遠征に最適だと思っている。色補正能力はないけど、そこは私は重視しない派。モロモロが出にくいところがよい。クッションファンデはDiorのツヤ肌じゃないほうのタイプ。カバー力はあんまりないが色がしっかり補正されて崩れ方がきれい。プライマーはセザンヌのYSLジェネリックみたいなやつで、適度な硬さがあるので、毛穴落ちしにくく、YSLのプライマーと遜色ない気がする。持ち運びによいサイズ感も値段も優秀。プレストパウダーは、アッコちゃんコンパクトの中にキャンメのマシュマロのライトオークルを入れてある。本当はパウダーはミラコレを使いたいが、かさばるので遠征時はキャンメで妥協している。過去は毛穴を埋めるべく資生堂のファンデブラシでスタンプのようにして粉を塗っていたものだが、今はYSLのノベでもらった大きめのブラシでふんわり載せるようにしている。その方が毛穴落ちしにくい。トシで毛穴が広がっているので「崩れ方が汚くならない」方向性で研究を重ねた結果こうなった。

 

私のクマ力は53万ですので、コンシーラーにはこだわりが強く、ボビイブラウンのコレクターのライトピーチ(唯一無二。最高)で色補正をした後に、ザセムのライトベージュでしっかり明るさを出し、YSLのラディアントタッチの2番でハイライトとして明るさを追加し、イプサの粉のハイライトで目の下を馴染ませる。ついでにTゾーンとCゾーンにもハイライトはたく。という感じで、4段階の対策をしている。まあ、それでもクマ消えてはいないんだけどね!フリーザもびっくりのクマ力!

 

イプサのパレットはハイライトとチークとシェーディングとなじませ粉が入っていて、薄くて軽くてこれ1つで多機能なので遠征に最適。数年前に友達に誕プレでもらって以来、大切に愛用している。ブラシと大きめの鏡が付いているのに、この軽さは素晴らしい。

 

眉メイクは印象を大きく変えるので重要視する。セザンヌの2色パウダーを混ぜて、雑誌付録のブラシ(アディクションジェネリックみたいな形状のもの)で全体を描いてからデジャヴュの赤みブラウンの眉マスカラを塗り、最後にKATEの繰り出し式のペンシルで、眉山と眉尻など、足りてない部分を描き足す。眉山を作るのが最近のマイブーム。日本のメイクトレンドには逆行しているんだけど、私の顔は眉山があるほうがシマリが出ると思った。安室様が太眉ブームの時代でも細めを貫いていたので、私も眉毛は流行りに完全には乗らずに、自分に似合う形をベースにしていこうと思っている。

 

アイメイクは比較的適当。荷物の重量を軽くしたいのでパレットは持って行かず、単色を持っていくというポリシーがあるくらい。Twiceのツウィちゃんが使ってたことで有名なマジョの「ゴージャス姉妹」を瞼全体と涙袋に塗り、目尻にアディクション の「ラ・マムーニア」を置いて二重幅全体にぼかす。発色がしっかりしているので、アイシャドウベースが不要で荷物が減るという利点あり。ブラシは友達からもらった竹宝堂と、ロージーローザのアイシャドウブラシの小さい方を使い分けている。竹宝堂がいいものなのはもちろんなんだけど、ロージーローザが2本セットでたった500円なのに天然の馬毛製であることはもっと知られていいと思う。粉含みが良くて、お値段以上のいいもの。アマゾンでポチれるしDSにもよく売ってて手に入りやすいので、ロージーローザは素晴らしい。

ヒロインメイクのブラウンのリキッドアイライナーでまつ毛根本の隙間を埋めつつ目尻は5mm描く(上げるか下げるか水平かは気分による)過去3年くらい「3mm以上はやりすぎなのでやめましょう」みたいな傾向があったけど、今年はしっかりアイライン引いてもいいらしくて嬉しい。アイライナーはリキッドしか使わない派なんだけど、この1000〜1500円の価格帯の有名どころを一通り使ったところ、やはりヒロインメイクが一番描きやすく、ミスった直後はリカバーもしやすく、でも涙や汗では落ちにくく、それでいてメイク落としですぐ落ちるので、一番いい。(なお、もうちょい予算を出せる場合はUZUが最高に描きやすくて良い)

 

アイメイクの最後にCLIOのG10(指原さんが流行らせたことで有名なあれ)を黒目の上下に指でポンポンと置く。涙袋が存在しない顔なので、偽造を目指す。

 

なおマスカラはしない派。ここを「抜け感」の置き場にしているという言い訳もあるけど、実のところ、単純に、瞬きした時にまつ毛同士が引っかかる感触が苦手なためマスカラを回避している。(……なんだけど、Itzyのリュジンちゃんがメイベリンのマスカラの広告になっているのを見かけて以来、またY2Kっぽくマスカラ盛ろうかなって気持ちがムクムクしてきてる…リュジンちゃんがかっこよかわいすぎる…)

 

遠征時のリップメイクはDiorの無色マキシマ、UVカット効果のある色付きリップ(外でのお直しはこれに頼る)、しっかり色の付く口紅の3本を持参することにしている。寝る前と起きた後にマキシマを塗ってナイトケアと朝の潤いチャージをしておく。メイク時は、今回はUVカット効果があった時代のDiorリップグロウをUV対策に仕込んで、軽くティッシュオフしてから、YSLのルージュピュールクチュールボールドの1968を二度塗り+ティッシュオフした。1968はイエベでもブルベでも似合うらしい。不思議。私は自然なローズピンクに発色している。ティント効果はないのに発色が良く、飲食後でも色残りして、なのに歯紅しづらいところに、値段相応の価値が感じられて気に入っている。それにこの価格帯ともなると絶対荒れない。でも本当にお値段が高い…1本6000円越えはビビるわ…。

それにしても、現行リップグロウからUVカット効果が消えたことで、互換品が見つからずに真剣に困っている。これ使い切ったらどうすればいいのか………。求む!Diorくらいの価格帯で、パケのビジュよくて、UVカットできて、繰り出し式で、色がそこそこ付いててお直しに使えるリップ!(出先でお直しにも使う用途なのでチップタイプとジャータイプは衛生的に嫌)UVカットリップは日本のプチプラが充実してるけど、荒れがちなんで避けたい…。

 

すっごいコスメのこだわり語りが長くなったw

というわけで10:30にホテル発。KLIA2から1への無料シャトルバスに乗って移動し、KLIA1の到着フロアにある有人の荷物預かり所にスーツケースを預けた。便利!!荷物を預けてお支払いするとレシートみたいなのを渡されるが、それを失くすと荷物を引き取れなくなるらしいので注意が必要。

 

◆プトラモスク

KLIAエクスプレスに乗ってプトラジャヤまで行った。切符売り場の自動販売機では、カードでしか買えなかった。プトラジャヤの駅は「プトラジャヤ/サイバージャヤ」と名乗っている。なんか近未来な響きだなと思ったら、IT特区になっているからサイバージャヤと命名された様子。空港近くのエリアにIT特区があるとは、本当にマレーシアはいい位置に空港があるなあと再び感心する。

駅からプトラモスクまでは、乗り場にいたタクシーを使って移動した。メーターはないので、乗る前にいくらなのかを聞く。行きはRM15だった。

プトラモスク。別名ピンクモスク。

色合いがかわいい!!マレーシアに来たら絶対ここは来たいと過去からずっと思っていた!

奥に入るには女性は髪と肌を隠す必要があるので、入り口の近くで臙脂色のローブを貸してもらえる。着ると色合いとシルエットがちょっと「百眼の巨人アーガス」(ウィッシュボーンアッシュ)みたいになれる。

アーガスになって中に入ったら、信者がお祈りをしているのを見れて、とても興味深かった。お祈りコーナーにズラリと扇風機が並んでいて、扇風機の前でお祈りをする形。お祈りの手順が終わったら、信者はそのままダラけた姿勢になって扇風機で涼んでいたので、そのギャップにちょっと笑ってしまったが、それくらい生活に溶け込んだ行為ということなのだろう。

内部の天井が美しい。そしてカーペットの柄と色もかわいい。…………横に伸び伸びになってるちいかわ靴下もかわいい…。なんか…変わってるみたい…顔ッ…。

 

なお地下にトイレがあるが……水で清める式なので紙がなく和式。やはり床一面が水でグッショなので、使うのを諦めた…。あとなんか、トイレ内に壁がなくて水道がずらっと並んだエリアも別途あったんだけど……まさかあれもトイレとして使う信者さんもいるんか……?今回1番のカルチャーショックがプトラモスクの地下だった……勉強になった……。(なお、プトラジャヤ駅の改札外のトイレはわりと綺麗で紙があるので、付近のトイレポイントとしておすすめ)

 

プトラモスクの近くには、タクシー乗り場はない。流しのタクシーを捕まえるしかないよ、と予約者持ちをしている運転手に聞いた。だからマレーシア旅行記でみんなGrab使えって言ってるのか…。Grabの初期登録は電話番号でのSMS受信が必要なので、eSIMを使っていた私は、今更ここで国際通信費用2900円が発生するのもなあ…と大いに渋ったw日本で登録しておくべきだった!

幸いにも、うろうろしてたらたまたまタクシーを捕まえることができた。しかも行きは15RMなのに、その運転手は10RMを提示してきた。すげーー話しかけてくるタイプの運転手で、楽しい時間を過ごせた。「マレーシア初めてなんだけど、セパンにMotoGP見に来たんだー、ロッシはマレーシアで一番人気だね」と言ったら、「ロッシは世界中で一番だよwww」と言われたw確かにそうだったwwいいなあ、こう簡単にMotoGPの話が通じる国は…。運転手いわく、この日は月曜だけど、祝日だった。だから道路が空いているとのこと。知らんかったー!12時ごろのモスクも結構空いていたのだけど、平日の方が多かったりするんだろうか?

 

◆KLセントラル

プトラジャヤ駅からKLIAエクスプレスで終点のKLセントラルに移動した。

小腹が減ったので、駅直結のショッピングモール内をウロウロして、適当に見つけたニョニャ料理の店に入り、コーヒーとカヤトーストを食べた。東南アジア名物で有名なカヤトースト、初めて食べたが、めちゃくちゃおいしいな!!ココナッツとバターの甘じょっぱさがいい。脳汁出る系のおいしさ。今回マレーシアで一番美味しかったのがこれと、金曜の雞排だった(旅で一番美味しかったものとしてパン類選びがち…)

今思えば、カヤジャムを買ってくればよかった……失念してた…。

 

セフォラを見つけたので冷やかしに入ったら、リアーナのフェンティビューティが売ってるのに初めて遭遇した!!テンション上がる!!いつまでたっても日本に進出してくれないので、遭遇したら絶対買おうと思ってた!免税店でシュウの口紅を買ったくせに、ここでも口紅を購入した。く…口紅は消耗品だから……(震え声)スキンケアラインもあって興味を引かれたけど、スーツケースをもう開けたくなかったので液体は買わず!ちな、お値段は全体的になかなかラグジュアリーでかわいくはないです。

 

◆天后宮

KLセントラルから徒歩30分くらいかけて、街歩きを楽しみながら、天后宮に行った。台湾でいつもお詣りしている神々が祀られているから、マレーシア版もお詣りしておきたかったためだ。

中華の文化圏だと亥は日本と違って猪ではなく豚になる

 

干支コーナーが地味によかった。干支の象徴の説明が十二支分ある。例えば午年は「優雅(graceful)」がメインで、「kind, friendly, smart, reliable, liberal, discipline, talented, versatile, adventurous, selfcentered」と書いてある。なんで午年を例に挙げてるんだっつったら推しが午年生まれだからなんですが、とてもニコのイメージに似合ってますぅ。…………でも自分の干支を見たら全然当たってなかったから、これは別に占いというわけではないようだw

 

東南アジアの華僑文化を堪能することができて満足した。

そこまではよかったんだけど……………参拝が終わってから、雨が降る前に最寄りのモノレールの駅に着こうとしたら、全く間に合わず、この旅で最大ド級の大雨に見舞われた。またですか。いつもこうですよね。「今日この後帰るから、乾いた状態を保たせて!」って時に、しょっちゅう大雨が降る(今年5回目)。スニーカーはもちろん完全に水没して足がグジョッた。

Grabを導入しておけば、駅まで歩くとかしなくて済んだんだけども……。つくづく下調べが甘かったと思う。まあ駅にはグッショリして疲れ切って着いた。

 

ペトロナスタインタワー周辺

冷蔵庫のように寒いモノレールで Raja chulanという駅まで行き、そこから徒歩でGoogleマップに従ってペトロナスツインタワーまで到達できた。

aespaちゃんがショパールの広告やってて疲れが癒やされる…

ふもとのショッピングモールの中に入って道に迷った。とりあえずタワーの写真撮影だけしたかったのだけど、あたりまえだけどショッピングモールの中に入ったら撮影できないw

 

ウロウロしてたら、Nando'sがあるのに遭遇したので、小腹を満たしに入ってみた。このチェーン店、ビンダーがインタビューかなんかで好きだと言っていたので、試してみたかった。スマホから注文して支払いはレジでするという方式。注文サイトではメールアドレスを登録しろと促されるので、ちょっと戸惑う(いらんメルマガが来るようになった)

なんか…鶏むねをソテーしたやつに山盛りコールスローがついたものを食べた。肉がやわらかい。味付けはあっさり。多分、これはマイナーなメニューであって、ペリペリチキンってやつがおすすめメニューだったのだと思われる。量が多そうで日和ってしまった。1人だと量の問題がね…。台湾だと基本的に少量だから1人でも色々食べられるんだけど、他の国だとそうは行かない…。

 

食べてる間にツインタワーの撮影のベストポイントをネットで調べたので、スリアKLCCの前の公園に移動して写真だけ撮った。よくMotoGP関係者がマレーシアに到着した日の夜にツインタワーの写真をインスタに上げてるけど、みんなここで写真撮ってたんだなー。

この周辺だけインド系なのか中東系なのか、色黒でマレー系よりも濃い顔立ちの人がやたらめったら多かった。ここには中華系の人は少なかった。(もちろん天后宮は中華系の人が多かった)

 

◆KLIA1

空港には余裕を持って行きたいので、最寄りの地下鉄駅からKLセントラルに行き、KLIAエクスプレスに乗って空港に向かった。モノレールと地下鉄の切符の購入は、現金オンリー。この滞在中、タクシー、切符、サーキット内の飲食、シャトルバスの切符、天后宮でのお賽銭で現金を使った。めちゃ現金が余った。今回の両替は1万円分にしとくべきだった。

自分のフライトは22:50だったけど、19時ごろには空港に着いて、荷物預かり所からスーツケースを引き取っていた。なぜなら、ニコ達が使うフライトを勝手に特定できていたためだwクアラルンプールからドーハ行きの夜のフライトは、マレーシア航空の21時の便たった一つだけだったので、特定余裕でした。

 

出発フロアに向かおうとエレベーターに乗ったら、目の前にMarcVDSのクルー達がいた。よく中継に映る目力すごいデータエンジニアだったし、バックパックにチームロゴが堂々と書かれているのですぐわかった。遠くにジル・ビゴーもいた。

「えーとJALカウンターはどこかしら〜」みたいな顔をして、ドーハ行きのマレーシア航空のカウンター付近を通りすがってみたら、プラマックの人達がいっぱいいた。みんな結構、チームウェアを着てて身バレ上等なんだなあ……と思いつつ、そのカウンター近くのガジェット店を眺めてみたら、Tech3の主にアウグスト側のチームのメカニック男子たちを発見した(私服だった)。が…………ニコいねえ!声をかけようか迷ったけど、ニコがいないと声を掛けづらく、さすがにメカニック達からは顔まで覚えられてなさそうだし、半分くらいがコンタクトしたことない面子だったもんで、遠くから眺めるだけにした。フランス人もそうでない国籍の人も、仲良しで癒された。こういう時もチーム単位で一緒に行動してるなんて、本当に仲良しで、やっぱTech3が好きだな〜(すまんな、写真はないんや、でも本当にいたんや)

 

彼らは早々にイミグレに行っていたので、私もチェックインして出国エリアに入ることにした。ビジネスクラスは窓口が別なので並ばないし、秒で手続きが終わるので本当に快適だな。

この空港は東南アジアのハブ空港として機能しているため非常に大きく、イミグレを通過した後にバスで搭乗口がある棟に移動する必要があった。バスの中にMoony VR46とプラマックのクルーがたくさんいた(…期待すると推しチームとは一緒になれない説ある)

「えーとラウンジはどこかしら〜」みたいな顔をしてドーハ行きの搭乗口の近くに行ってみたのだけど…………驚いたことに、この空港は、手荷物検査を待合エリアの前で行うようになっている。そんな土壇場でやるんだwそこを通過したら搭乗口前の待ち合いエリアで待つだけ。(↑は成田行きの搭乗口の手前の様子。X線検査のレーンがある)私、20種類くらいの空港を使ったことあると思うんだけど、このタイプは国際空港では初めてだった。

というわけで、私はそこから先には進めず、ニコも、他のクルーもそれ以上は見ることはできなかった。チッ……ニコの私服を見たかったぜ…………でも日曜に、きれいに今年の締めのお言葉を頂戴できたから、蛇足はいらなかったんだと思う!その場を離れてラウンジに向かった。キョロキョロしながら行ったり来たりしてるところを、離れたところに座っていたオルガドに見られてしまったw「あのハポネサ、道に迷っているのでは……」と心配してくれたのかも?って思おうw

 

◆マレーシア航空ゴールデンラウンジ

実際、道に迷っていた。ラウンジの場所については、簡単な案内図をチェックイン時にもらっていたのだけど、それがものすごいわかりづらかったのだ…。案内図では、ドーハ行きの便の搭乗口の近くにあって、同じフロアにあるように見えたけど、実は中3階というか2.5階みたいなものが存在していて、ラウンジはそこにある。マレーシアは1階をグラウンドフロアとカウントするし、KLIA2にも中2階があったし、ショッピングモールは現在地が何階なのか表示がないし、建物内がやたら難解だった。案内図を見て自力で辿り着こうとしたら無駄に30分くらい歩き回る羽目になったので、おとなしく案内所で聞いたら、即辿り着けた。

JALビジネスクラスはマレーシア航空ゴールデンラウンジを使える。………今この画像を見て、ワンワールドのロゴの下に青いサファイヤのマークも入っていることに気がついた。ビジネスクラスでなくても、JGC民ならここを使えるらしい。やったー。

 

私が入る時に、出ていくポル&付き人と、すぐ近くをすれ違った。ポル終始伏目がちで元気がなさそう……。サイン会の時もそうだけど、イメージとちょっと違った。もっと明るくてテンション高くて騒がしいんだと思ってた。去年から今年に色々あったからかもしれないけど…。ソロ行動のアレマルともすれ違った。堂々のソロ行動!?道に迷わずにもっと早くラウンジに入ってたら、他のライダーも見れたかもしれない…イケルチャンスをまたミスってたか…?ホンダ系の人達は全く見かけなかったので、もしかしたらもっと早い便で移動してたかもしれないけど。

 

というわけでラウンジ内に入ったら、広くてゴージャスだった。何から手をつけたらいいのかってくらい食べ物が多かった。

とりあえずビュッフェから少しづつ取って食べた。普通においしい。パクチーが乗っているミーゴレンがおいしかった。

アルコールは別室でもらえるように隔離されていて、その上でさらに「イスラム教徒にはお出ししません」と注意書きもされていた。これもまたカルチャーショックだった。そういえばKLIA2内のレストランでは、お酒がメニューになかった。過去、マレーシアに長期出張をしていた父いわく、スーパーなどでビール缶を買うと、ムスリムの店員はその缶すら触りたがらないので、酒缶だけいつも自分でレジ袋に詰めていたと言う。本当に規律が厳格なんだなあ…。(ちなみに気になったのでググったところ、消毒用アルコールはセーフとする人が多い様子)

 

◆クアラルンプール〜成田

今回、行きも帰りも窓際の席を取れず、旅情がゼロだった。サーキットも見えなくて残念だ。席に座ってメイク落としシートで顔を拭いて、パックしてるうちに、あっという間に離陸していて、マレーシアさよなら。ビジネスクラスの席だと、プライベート性が高いので、席でメイク落とすのが躊躇なくて助かる。なおメイク落としシートは水クレンジングタイプだと、これだけで洗顔まで兼ねるので便利。私は洗顔専科のものを使っている。

エコノミーの時はメイク落としと歯磨きは空港ラウンジのトイレでやるかな…。ビジネスクラスはユーザーに対しトイレの数が多いので、飛行機のトイレで歯を磨かせてもらえるので助かる。歯ブラシセットも、アメニティとして配布されているのに加えてトイレ内にも置かれていた。手厚い。トイレ内は使い切りマウスウォッシュもあって本当便利。(使い切りマウスウォッシュってめちゃくちゃ便利で好きなんだけど、あんまり普及してなくて値段が割高なのをメーカー様なんとかしてほしい)

離陸直後にお酒とちょっとした軽食が出る。「食べて飲んで大人しく寝ろ!」ということだなと理解。おかげさまで30分くらい寝れた…。

結局、エコノミーでもビジネスでも、私は飛行機では30分くらいしか寝れない体質だと理解できた。……じゃ次からエコノミーでいっか!そしてその分の予算をMotoGPチケットに回すなりホテルに回すなりするのが良さそうだ。

ちなみに4時半ごろに朝ごはんが出た。ラビオリだった。行きのランチと違い、これは洋食率が高いように見えた。

 

定刻で成田に到着したので、帰宅して1時間だけ寝て、それから夜遅くまで仕事した😖がんばってお金稼いでまたニコに会いに行こう❤️

(これを沼と言います)

 

◆セパン遠征民に伝えたい

・暑いけど靴でいこ!!(サンダルだとピットウォークからつまみ出される)

・ポケティたくさん持ってこ!(お腹弱い人ならトイペ1ロール持参がいいかも)

・少しでも観光をするならGrabを日本で事前に登録しとくと無難!(流しのタクシーは非常に少ない)

 

旅行記をたいへん長々と書いたけど、言いたいことをまとめれば上記の通り!!

「セパン MotoGP 海外観戦」って検索する人に届け!

 

◆自分へのお土産品(コスメ抜粋)

化粧品!買わずにはいられないッ!

成田空港の免税店で買ったシュウウエムラジョジョ6部のコラボ品。アルティム8の450mlボトルと、ルージュアンリミテッドの「ビザーマーブル」。

空港免税店でホリデーシーズン限定品があると、めちゃくちゃ得した気分になる。やはり空港はいい…ツイてる…。店員さん曰く、免税店には一部商品が入ってくるとのこと。一味、違うのね。公式サイトで瞬殺されてたビザーマーブルがあったので、トッモへのお土産の分と自分の分を購入ッ!ふるえるぞ土産!燃え尽きるほどヒート!この口紅は黄緑のマーブルの入ったベージュピンクだけど、実際に塗ると黄緑要素は消えて、万人(主にイエベ)に似合う普通のベージュピンクになる。最高に普通ってやつだアア!!

 

アルティム8は、去年セーラームーンのボトルを買ってしまっていたので、ジョジョボトルはスルーする予定だった。とBAさんに言ったら「リニュしたからセラムンの時より濡れた手で使いやすくなってるし、詰め替えできますよ」というセールストークに、いとも容易く陥落して購入。バ、バカな……簡単すぎる……あっけなさすぎる……。ダブル洗顔が不要なので、連泊する旅行に50mlボトル(よくノベとして付けてくれるやつ)を持っていくと、洗顔剤持参しなくて済むので、愛用している。日本のクレンジングは世界一ィィィ!!小ボトルに詰め替えして旅行にも持って行けば、中身については無駄がないのでベネ(良し)!しかし捨てがたいボトルが2つになることはどうしよう…。ボトルは「2本」あったッ!

 

ちなみにジョジョコラボ品では他に、口紅類(web限定色以外)と、6色パレット、ファンデブラシ、ビューラーが免税店にあった。

6色パレットは発売日に公式サイトでポチり済みだった。色物のパケに承太郎がいるのは斬新すぎて購入不可避。イエベ春向きの色が多く入っていて非常に便利。去年のセラムンコラボの時はブルベ用に見えたので、パレットはスルーした。………ということは順番で、来年はブルベ向きになるかな。来年は新劇場版が公開されるので、まどかマギカとコラボしてくれたら私は嬉しいが……どうでしょ。

免税店では、JALカードで決済すると免税価格からさらに10パーオフになるので大変お得だった。

 

一緒に写ってるのは、KLセントラルのセフォラで買ったフェンティビューティのマットなリキッドルージュの、03 C-SUITE HEARTっていう、明るめのくすみピンク。なんだかMcDonald and Gilesみたいな名前が付いてて超かっこいいな(Suite in Cというタイトルの曲がある)

お値段はRM140で、カード会社からは4618円で請求が来ていた。な、なかなかの値段。パケのビジュアルよき。フタのアクリル部分がユニークでかわいい。色味は、在庫の中で最もイエベ春民の許容されそうなものがこれかなあと思って買った。実際に塗ったらそこそこ青みが出て、ドンピシャではなかったけど、これはこれでいい。あんまり日本では見ない欧米セレブっぽい色。

Ririっていう、リアーナの愛称を冠したモーブピンクもあって、それがシグネチャーカラーなのだろう。リアーナの名前付いてるからほしい……と思ったけど、もっとくすみと青みが強く、完全にブルベ用とぱっと見で判別できるレベルだったので諦めた。

使用感は、KATEのリップモンスター・スフレマットと似ている。あれをすごく潤わせてカバー力と発色を上げて落ちにくくして、値段相応にパワーアップさせた感じ。一塗りで素の唇の色が完全に隠れる。カバー力が高い。マットだけど乾燥しない。飲食した後は中心部分は取れるけど、周りはしっかり色が残る。素晴らしい。ただ縦皺が時間経過でかなり目立ってくるので、好き嫌いは出そう。私は使用感が好みだったので、次に遭遇したら別の色を買うかもしれない。

 

いい買い物した!!

 

◆その後

常々…………人間の持っているラッキーとアンラッキーの量って基本一致していて、ラッキーが大きければ、大きいアンラッキーが起きるものだと思っている。

 

今回、パドックツアーでぴったりのタイミングでニコに会えたことは、ちょっと人生の中でもありえないほどのウルトララッキーなことだった。日曜の最後に挨拶できたら最高なんだけどなー、と思ってはいたけど、それを期せずして達成できたことも本当に幸せだし、最推し本人からすごく嬉しい言葉をもらえたんだから、最高オブ最高ですわ。

 

………………で、その最高の代償なのだろう、帰りの高速バスでコロナに感染してました………。(今回のオチ)

 

医師に診断してもらった結果、ぴったり成田からの高速バスの時間に感染した計算。マレーシアでウイルスをブリ撒いてなかった証明だから、そこは本当によかったよ……。

そのうえ潜伏期間の間は幸い、バスから降りて帰宅後は家に引きこもって2日間仕事してただけなので、誰にもうつしてない(母が支援物資を届けに来てくれたが、うつらないで済んだらしい)

私は飛行機に搭乗して軽食を取った後からは家までずっとマスクをつけっぱなしだったけど、それでもダメな時はダメなようだ。睡眠、体温調節、栄養のうち、少なくとも2つが守られた状態でないと、ウイルスに勝てない…‥。

 

熱と、喉痛と、その後の嗅覚ロストが辛かった。感染日から7日経ったら、そこそこ嗅覚は戻ったけど、またなくなる日とかもあって、恐怖を感じた(なおワクチン3回接種済み)。その後さらに1週間ずっと風邪っぽくて鼻声の状態が継続した。結局、発症から2.5週間かけて完治した。

今後の髪の毛の動向に注目中…………。

 

<終>