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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

台湾の鮮味炒手が好き

ずっとリピ買いしている。

クノールの「鮮味炒手 奶素」

ほんだしとか、ダシダとか、ウェイパーみたいな、塩味のある旨味調味料の一種。

顆粒になっているので、サラサラで水分に溶けやすく、使いやすい。

中華系の旨味調味料といえばウェイパーと宗味シャンタンが二大巨頭だけど、あれらと違ってラードが入っていないので、使用方法のつぶしが効くし、サッパリしていてクセがない。

 

画像のとおり、ボトル売りと、詰め替え用の袋入りがある。(このボトルは数年前のバージョンで、袋版は2022年のもの)

ボトルには小さい軽量スプーンが付属しているので、使いやすさに拍車がかかる。詰め替え用はちゃんと口がジップロック式になっててえらい。

 

味のパターンは、奶素の他、鶏ガラと鰹があるけど私は未経験。奶素が美味しすぎて、他を試す気がしない。鶏ガラや鰹ダシだったら日本でも類似品が手に入るし。鰹は前から取り扱いが少なかったけど、直近2回の訪台では1回も見かけてない。もうないかも?

 

「奶素」という単語自体は乳製品を含んだベジタリアン食のことらしい。この調味料はシイタケの出汁からできている。あっさりしているが、味に深みがある。変なクセはない。とにかく美味しい。

塩が入っているので、塩分の味付けはこれだけでいける。スープ、浅漬け、青菜炒め、肉炒め、なんでもいける。私は「塩味+旨味」が必要なときはなんでも鮮味を使う。

 

◆超簡単、適当レシピの一例。

【爆速中華スープ】

・スープボウルに乾燥ワカメ入れる

・鮮味を適当に入れる

・ニンニクチューブ適当にひねり出す

・水入れる

・レンジで2.5分チンする

・粗挽き胡椒か一味を適当にかける

・ごま油をちょろっと垂らす(ラー油でもいい)

・あれば白胡麻をパラリとかける(なくてもいい)

完成!!!!

 

私は常備菜の塩キノコ(アレンジ前提で塩は控えめに作っている)を具にすることが多い。モヤシも合う。

料理酒を少し入れるのもいい(なくてもいい)鮮味を減らして白だしか醤油を入れるのもおいしい。

簡単なのに鮮味のおかげで味に深みがあり、満足感が出る。一瞬で出来上がるし、わりかしヘルシーなので、在宅夜勤の友として明け方の空腹を満たす時によく食べてる。

 

【台湾小菜風の胡瓜の浅漬け】

・キュウリを適当に切ってポリ袋に入れる

・鮮味を適当に入れる

・業スーの輪切り唐辛子を適当に入れる(別に業スーでなくてもいい)

・業スーの感想ニンニクスライスを適当に入れる(なければニンニクチューブでいい)

・冷蔵庫に入れて一晩放置する

・皿に盛り付けてごま油をかける(ラー油でもいい)

・あれば白胡麻をパラリとかける(海苔でもいい。なくてもいい)

完成!!!!

 

ごま油は漬け込まず、食べる直前にかけるほうが香りが楽しめてよい。超簡単な割に結構おいしいので、夏の常備菜のレギュラー品目にしている。3日くらいは保存できている。

鮮味を多めにしてしょっぱく作ると、お酒のおつまみにもなる。ハチミツを少し入れるとコクが増してさらにおいしい。(めんどくさくて入れないことが多い…)

 

油そば風うどん】

・冷凍でもチルドでもなんでもいいのでうどんを用意して適当に温める

・ハチミツ大匙1

 醤油とオイスターとごま油をそれぞれ大匙0.5

 鮮味小さじ0.5

 酢小さじ1

 ねりニンニク 1センチくらい

 一味唐辛子 好きなだけ

これらの調味料と温めたうどんを混ぜる

・お好みで野菜などを混ぜるもよし

完成!!!!

 

鮮味で旨味をブーストするのがポイント。ジャンクな味がもちもちうどんに合う。具は適当に冷蔵庫にあるものを入れればよい。豚肉とかキノコとか玉ねぎとか。(私は薄味塩キノコを常備しているので、だいたい何にでもキノコを入れている)

うどんの代わりに、サリ麺で作ってもおいしくなりそう。でもサリ麺だと茹でる手間がかかるからやってない……。火を使わない自炊は在宅仕事の前後やら休憩中やらに手早くやりやすいので好き。

 

◆鮮味の入手方法

台湾国内でしか見かけたことがない。なので池袋西口をはじめとした中国物産店でも見かけたことがない。カルディにもありそうでない(鮮味と人気を二分する台湾の「ほんだしホタテ味」は去年ごろからカルディで取り扱われるようになった)

 

なので台湾に行くたびにストックを買っている。たいていのスーパーで取り扱いがある。詰め替え版のお値段は140160元くらいで買うことが多いかな。全聯福利中心で「2つ買うと安くなる」式の特売をよくやっている。これは日によってやったりやってなかったりするので、遭遇したら買うようにしている(旅行の初日に後回しにしたら、特売が終わってしまったってことがあった)1つだけ買うなら、カルフールの方が安い場合がある。

 

◆注意点

顆粒なので、飛行機に乗る時は手荷物に入れられる。

でもX線にかけると液体のように見えるのだろうか、母が手荷物に2袋入れていたら、台湾出国時の空港の保安検査場で荷物の中身を見せるようにと言われていた。……白くてヤバい粉だと思われた可能性もある……(見せたら「ああこれね!」って反応で、すぐ通してもらえた。袋は開封しなくて済んだ)