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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

台湾旅行2022年12月(台北、板橋、高雄)その3(観光編)

鈴鹿サーキットパーク以外に観光したところのサマリー

・高雄 MRT美麗島

観光というか通り道だけど、やっぱり駅がきれいで素敵。あと相変わらずオタク。

数時間置きにやっている光のショーの内容が以前と変わって、プロジェクションマッピングになっていた。

改札内のコインロッカーを使ったのだけど、日本語表記が選べる。えらい。受け取りの時は、設定した任意の暗証番号だけでなく、プリントされるQRコードも必要になる(無くした時に備えて写真を撮っておいてね、と画面やレシートに表示される)

値段は、4時間使ったら80元くらいだった。

 

ところで、丸3年使ってなかった悠遊カード

(母の分はもっと長い)だけど、別に無効化されてなかったらしく、再アクティベートとかは必要なかった。ビビって最初、バス乗れなかったw

 

・高雄 大立百貨店の屋上遊園地

201912月に来ようとしてたのに、買い物に夢中になって、すっかり忘れて帰国したやつ……3年越しの目標達成。

日本で絶滅寸前のデパート屋上遊園地が、高雄には1つある。レトロで物憂くてかわいい。鈴鹿サーキットパークで乗り物に乗った直後だったので、ここでは乗り物に乗らなかった。窓口みたいなのがあり、そこでコインを購入して、そのコインを使って乗り物に乗るスタイルの様子。

 

・高雄 ライトレール

来てないうちにルートが延長されていた。前はMRTとの乗り継ぎは橙線の西子灣だけだったけど、紅線とも接続されている!それどころか台鉄とも接続されたの?!便利になったね〜。なので、哈瑪星が終点ではなくなっている。

久々に乗ったけど、湾岸の観光エリアを通っているので、景色がよく、旅行テンションが上がる。走るスピードがゆっくりなので、観光の一環として乗るのがいい。

 

・高雄 MRT鹽埕埔站

来てないうちに、駅前の招き猫のところに、かわいいやつが増えてた。左から

高雄のゆるキャラである高雄熊

高雄捷運の永福熊

高雄捷運の哈比

右端のネズミ(哈比)は、高雄MRTの駅の至る所にポスターがあり、節電をアピールしてくるやつ。私は勝手に節電鼠って呼んでる。思いっきり鼠そのものなデザインで、ハムスター好きにはたまらない。中央公園駅にもこういう立体物がいる(2019年にもいたし、今回もいた)

高雄熊は「こいつ、くまモンのパクリじゃねえ?!」って日本人に言われてるのをネットでよく目にするんだけど、チャイナエアラインくまモン、高雄熊、喔熊の三熊友達號というコラボをしたことがあり、くまモンさんからは許されてるようだから、日本人も許してやってほしい。

ちなみに私はこういうリアルタイプの黒い熊キャラは苦手ですね三毛別熊事件の人喰いヒグマを連想してしまうので……。福利熊とかナガノのくまみたいな白い2頭身のやつは平気。リラックマはギリセーフ。

 

この日は猫さんの目がまばたきしてた。それに喜んで写真を撮っていたら、ちっちゃい電動自転車に乗ったおもしろ現地民が「いつもは動かないよ、ラッキーだね」と日本語で話しかけてきた。なんでもピアニストのおじさんで、息子が目黒に住んでるとかなんとか。「港園牛肉麺ミシュランにも乗ってて絶対美味しいから食べたほうがいい!パクリ(マジで「パクリ」って言ってたw)のほうじゃなくて港園のほう!乾麺の方が美味しい」と力説していた。すでに昼ごはんとデザートを食べた後で、台北に戻る予定だったので、次来たら絶対食べる、高雄が一番最高だ、と言っておいたら喜んでくれた。マジで高雄は最高ですわよ……

 

・板橋 林本源園庭

板橋には新幹線が通っているので、高雄から台北に戻る際、板橋で下車した。「板橋に新幹線が通っている」と書くと日本の板橋と全然違うので愉快。しかも板橋の隣の駅名が「府中」なのは草。台湾じゅうに日本と同じ駅名がたくさんあるのが楽しい。台湾の板橋は、駅前が日本のJR板橋駅よりもはるかに栄えていて、大都市の様相。

林本源園庭には、板橋駅からバスで10分ほど。2018年の11月に板橋に来た時、雨が降ってたのでここに来ることを諦めたという過去がある。今回も雨が降ってはいたが、観光は強行した。

入場料が通常80元のところ、12月いっぱい40元になっていた。メインと思わしき建物が改装中で見れなかったからっぽい……。雨が降ってて庭園の緑の美しさもいまひとつだったので、また今度、春にリベンジしたい。ここは晴れてる日の方が絶対いい。府中の市場や廟も、雨で観光をカットしちゃったしので、板橋區再再チャレンジを心に決めている。

 

・淡水

天気のいい時に行くべきと理解していたので、これまで毎回タイミングが合わず、延期を繰り返していたのだけど、そんなことしてると一生行けなさそうなので、今回は大雨の中で強行。やっぱ晴れてる時じゃなきゃだめだなと実感したw雨が弱まると、川の向こうの対岸の景色が見えて綺麗だったので、晴れならもっと綺麗なんだろうなーと思った。…………でも、淡水まで来なくても、大稲埕でよくない??って気はしたwなんか鳥がすんんごいたくさんいたので、鳥好きにはおすすめなのかもしれない。

鳥、いすぎ……

 

なお、飲食店はGoogleマップに10時半開店と書いてあっても、確実にその時間にオープンするわけではないので、午後から行った方がよさそう。雨の日の朝に行くものではない!!

11時過ぎにオープンしたアイスクリーム屋さんでながーーーいソフトクリームを買えた。結構気温が低くても、案外溶けるのが早くて、慌てて食べたけど、夏はどうなるのか……

老街にはみんな大好き台湾カステラの店が複数ある。4店舗がすぐ近くに密集してたのは草。違いはあってないようなものなんだろうなって思う

黄色い看板の店で買ったら、普通に美味しかった。日本のジェネリック台湾風カステラ(砂糖多めでクリーム挟まれて魔改造されてる)とは違うのだよ。きめ細やかさと卵の風味が全然違う。やっぱ台湾で食べた方が絶対おいしい。

あと紅櫻花食品というお菓子屋さん(贈答系の箱に包まれている系のお菓子)で、キティさんのコラボグッズが結構たくさん取り扱われている。漁師バッグのカラーリングを引用したデザインがとてもよく、日本では手に入らない(はず)ので、お土産に最適。お値段は結構するが……

 

台北 迪化街(永楽市場)

みんな大好き迪化街。私も台北に来たら確実に行く。今回は、永楽市場の2階で客家花布を買うことが目的。迷宮のように店舗がひしめいており、あまりにもたくさん店がありすぎて、値段や柄を吟味する気力は沸かないw北側の入り口から入って、最初に客家花布を見かけた店で、優しいおねえさんが接客してくれたので、即決で買った。2ヤード150160元だった。ヤードとは?ってなるが、広げてサイズを見せてくれる。160元のもののほうが少し生地が厚かった。

 

布を買ってから1階の林合發油飯店に行ったのだけど、おこわは全て完売していた。13時過ぎてたからね!しょうがないね!この店の人気っぷりを忘れてたけど、Googleマップ情報では12時までになっているので当然である。午前中に行くべきだったーー。

 

台北地下街Y

オタクの好物、Y区。コロナ前よりもシャッター店舗が増えたような気がする。日本で瞬殺されちゃうちいかわのガチャ、あんまりなかったなあ。まあ瞬殺されるから台湾に輸出されるわけないか。台湾では俄然、カナヘイが市民権を得ている印象。前からずっとよく見かける。大手とのコラボも多い。

Y区の激美味ジュース屋さんとアイス屋さん健在。品質も相変わらず最高。なんで12月の台北でこんな甘くておいしいスイカジュースが飲めるんだー。

 

Y区で用を済ませた後に、台北駅メインホールの近くの豪大大雞排に行こうとしたのだが…………なくなってました……。ショック。駅中で手軽に雞排を買ってホテルに帰って台湾ビールのおつまみにするというのが鉄板だったのに。豪大大雞排を食べたい時は、西門か士林夜市に行くしかなくなったようだ。

 

寧夏観光夜市

ゲームエリアがなくなっていた。食べ物エリアも前よりは人が減っていた。

沙拉船と、以前は行列しまくっていた飯團を購入。沙拉船のパンが甘くて、具材とのマッチングが美味しい。ホケミくらい生地が甘い。飯團は美味しいんだけども、辛くしすぎたw「小辣」にするべきだった。

帰国してやっと思い出したが、ふわふわシフォンケーキのケーキ屋さん屋台を見かけなかった。台北るるぶ23年版にも載ってたから、まだやってはいるはず。あそこは過去から、遭遇できる時間帯が限られている印象。あそこのクリームが挟まったボストンパイが好きなので、次回こそは……

 

・思夢樂(しまむら)

MRT善導寺駅の駅前にある。台湾のしまむら、初めて入ったのだけど、めちゃくちゃしまむらだった。完全に私が知ってるしまむらだった。朝10時という、朝早い時間からやってるところまでしまむらっぽい。(台湾で朝10時に服飾店をオープンして意味あるのか謎。実際、平日10時半ごろは、客より店員の方が多かった)

時間がなくて早足で店内を一周しかできなかった。クロッシーとかスパイファミリーのコラボグッズとかを見かけた。日本のしまむらでは売ってなさそうな、昭和レトロ毛布やキーホルダー類も見かけた。おそらく台湾オリジナル製品を取り扱っているのだろう。もっとじっくり見るために、またリピりたい。

 

45日じゃ足りねー!住みたいよー!

 

◆今回知った台湾のかわいいやつ

ゆるキャラやマスコットキャラが好きなんです。どこに行っても、現地のゆるキャラを見つけるのが楽しい。私の本命は全聯福利中心の福利熊で、福利熊がいなかったら、私はこんなに台湾リピートしてなかったかもしれない。台湾は毎回何かしらかわいいやつに出会える、日本と並ぶキャラもの大国。

というわけで、今回知ったキャラたち。

 

・好想兔(Very Miss Rabbit)

オタクで有名な高雄捷運とコラボしていて、今回は美麗島駅に色々展示物があったことで存在を知った。上の画像は、50元を入れると、キャラ画像をプレスした記念コインが入手できるというもの。世界中でこういうお土産あるよねえどこが発祥なんだろう。欧米かなあ、コイン好きな文化あるよね、コインのネックレスとか。

えー、このウサギ、どうも台湾で流行りがちな「Lineスタンプ発祥系キャラ」のようだ。思えばカナヘイもそう。好想兔のスタンプは日本でもダウンロード可能。でもグッズはまだ日本で展開されていないようなので、現地でなんか買えば良かった!あーーやっぱまた近々台湾行かねばな!

 

・波波鴿

ポッポハト、と読むのかな?中華郵政、つまり台湾の郵便局のゆるキャラ。前はいなかった。前はもっとスラッとした鳩のキャラだった。郵便局内でグッズを売ってるところには遭遇しなかったけど、中華郵政関連サイトでグッズが買える。

)

https://www.postmall.com.tw/mallProductListStamp.aspx?kind=1822&pkind=1822

 

https://stamp.post.gov.tw/post/stamp_mall/big/p_goods/index.jsp

 

すごいかわいい……………。グッズのデザインもみんないい……。いい仕事してる……

このキャラ自体のデザインがとてもかわいい。「うるせぇトリ」の媚び版ってかんじでかわいい。

余談だけど、このキャラの情報になかなか行き着けなかった。「中華郵政 鳩」などと検索しても、日本語のサイトしか出てこなかったから。ハトを「鳩」と書くのは日本語だけみたいで、「鴿」で検索しないと台湾の情報がひっかからないんだね〜。

 

・丹丹鳥

台湾南部にある丹丹漢堡のキャラ。

このデザインは2019年頭に登場したようだ。2018年以来、丹丹漢堡にずっと行ってなかったから知らなかった。当時は看板にもなってるレトロなペリカンしかいなかった。リニューアルにともない、これまた「うるせぇトリ」みたいな顔になっている。(白くて目が点だと全部うるせぇトリに見える)

丹丹漢堡はただでさえ美味しいし、「南部にしかない」という特別性もあり、その上こんなにパッケージまで可愛くなって、最高がすぎる!!南部の人が羨ましいよ!!