SBK公式がやっとクルーチーフ一覧を出してくれた!待ってたよ!
SBK公式の悪いところは、全チーム紹介をする際に文章でダラダラと情報を説明するところで、この辺はMotoGP公式のようにメーカーごとにまとめたり、speed weekみたいに最後に箇条書きをつけてくれたら見やすいのになあ……特に、非英語ネイティブにはぱっと見でわかる情報が必要だ。SBKそういうとこやぞ…。
しょうがないのでニュース記事全文翻訳して、自分が後で確認する時のためにせっせと箇条書きを付けた。
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クルーチーフ:2022 WorldSBKのどこで誰が働く?
クルーチーフはWSBKのラウンドを通して重要な役割を担うが、2022年のオフシーズン中いくつかの異動があった。
2022年のSBKは、4月頭、モーターランド・アラゴンでの開幕が迫っている。新しいチャンピオンシップが始まるのに先駆け、レースが開始される前に各チームとライダー達はトラックでテストを行う。2022年シーズンを通してライダー達と働いていくクルーチーフを見ていこう。ファクトリーチームではいくつかの変化があった。
現在チャンピオンであるPataヤマハでは、勝利の方程式はガレージの両サイドに留まっている。現チャンピオンのトプラック・ラズガットリオグルはフィル・マーロンとの仕事を続け、2連覇を目指す。SBKでの第二シーズンとなるアンドレア・ロカテッリは、2度のSSPチャンピオン経験があるアンドリュー・ピットがクルーチーフに付く。
Aruba.itレーシングドゥカティにアルバロ・バウティスタが復帰することで、チームは2022年はクルーチーフを交代することになった。バウティスタはチームHRCで働いたジュリオ・ナヴァと、ドゥカティでもまた同じように働く。このコンビはMotoGPでも共に働いており、ナヴァはベン・スピーズ、ケーシー・ストーナー、マルク・マルケス、故ニッキー・ヘイデンなど、高く評価されているライダー達とも仕事をしてきた。ガレージのもう一方では、マイケル・ルーベン・リナルディは2021年に働いたフィリッポ・ブルガッティが2022年もクルーチーフを担当する。
長年、数多くの成功を収めてきた、6回の世界チャンピオンであるカワサキレーシングチームのジョナサン・レイにはSSPでのレース勝利経験のあるペレ・リバが付き、昨年ストップされた連続タイトル(2015〜2020)の奪還を狙う。ボックスの反対側では、アレックス・ロウズが表彰台のトップを再び目指してマルセル・ドゥインカーと働く。ロウズがカワサキレーシングチームに2020年に加入して以来ずっと共に働いている。
BMWモトラッド・World SBKチームは2022年に新しいライダーラインナップになる。スコット・レディングがドゥカティからこのドイツメーカーへと乗り換えたためだ。この英国人はイアン・ロードを新しいクルーチーフに迎える。ロードはBMWで2020年にサイクスを担当していた。マイケル・ファン・デル・マークはもう一度マーカス・エッシェンバッハを味方につける。エッシェンバッハは、MotoGPとSBKで豊富な経験を持つ。
チームHRCは2022年に完全に新しいラインナップとなり、今シーズンのクルーチーフも変化があった。ピート・ジェニングスはチーム・ゴーイレブンから移籍し、2022年シーズンはイケル・レクオーナを担当する。2年MotoGPで過ごし、SBKへ収まったレクオーナを、ジェニングスは彼の経験を持って手助けする。今年がルーキーイヤーとなるチャビ・ビエルヘは、2020年にHRCが完全なワークスチームとして復帰して以来在籍しているゴルカ・セグラが担当する。
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2022SBKクルーチーフ(ただしワークスのみ)一覧
Pata Yamaha with Brixx WorldSBK
Toprak Razgatlioglu: Phil Marron
Andrea Locatelli: Andrew Pitt
Aruba.it Racing - Ducati
Alvaro Bautista: Giulio Nava
Michael Ruben Rinaldi: Filippo Burgatti
Kawasaki Racing Team WorldSBK
Jonathan Rea: Pere Riba
Alex Lowes: Marcel Duinker
The BMW Motorrad WorldSBK Team
Scott Redding: Ian Lord
Michael van der Mark: Marcus Eschenbacher
Team HRC
Iker Lecuona: Pete Jennings
Xavi Vierge: Gorka Segura
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というわけで、ワークスチームだけの情報開示なんだわ…サテライトの情報だって、私には重要なんで、ほしいです……。今後も定点観測するし他メディアからの情報が出たら追記予定。
エッシェンバッハさんの来歴が「豊富な経験」としか書かれてないんだけど、パッと近年の仕事で思い浮かんだのは(というか私は近年のことしか知らない) 、MotoGPのKTMワークスでスミスとザルコの担当をしてたことと、アプリリアでアレイシの担当をしてたこと。
この元記事、ほぼ全員「ライダー名 will have クルーチーフ名」というように、ライダー側が主語なんだけども、なぜかレクオーナのところだけ「ジェニングス works with レクオーナ」という感じで主語がジェニングスさんで、ジェニングスさんにスポットライトが当たっているような文だ。だから「ジェニングスおじさんはイケルを助けるために来た」というような、「ジェニングスさんが自ら選んで来た」みたいなニュアンスがほんの少し出ているように感じる。
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・おまけ インスタチェック編
HRCが今月なにもしないから、新規絵はイケルのインスタくらいしかない。
これは今月の暫定1位の可愛いキャプ。
✌️( ´∀`* 7)
あーーーーイケルのスマイルが五臓六腑に染み渡るゥゥ……。
ところで、MotoGPはマンダリカ戦のレースウィーク真っ只中。今年からラミレス目当てにMoto2のフォワードレーシング(MVアグスタ)のインスタを見てるんだけど、ここの投稿はすごく充実している。ライダーの魅力的な撮り下ろし画像や動画がたくさんアップされる!ファンが何を見たいのか心得ているね。ここのクルーのSNS担当さんが有能なんだろうし、ラミレスがいい子だから担当さんも仕事しやすいだろうし。
今週の厳選キャプがこれ。(もとは動画だった)
(´꒳`* 42)✌️
かっわい……。ラミレスかわいすぎ、もはやあざとい…。
対照的に、やっぱりTech3のインスタが面白くなくなっているのを感じてしまう。ニコさん始めクルーの様子が全然写らなくなったのもそうだけど、単純にコンテンツとして面白くない…ここでしか見れない、というものが激減している。そして内容がKTMワークスと似てきてるような…。あれは昨シーズン終わりに見るのやめたけど。
改めて、昨年までTech3でSNS担当だったマリアさんは、女神だったと思う………。今はマリアさんの転職先であるRNFのインスタが充実してるんでしょうね。RNFで楽しく仕事しててくれたらいいな。