推しの目ぼしい新情報がないので、ここから数回のエントリーは自分のバイク関連の話が続く。
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4ヶ月くらい使ったので、やっとイケルメットの感想。
かっこいい〜〜!本当にいい買い物したっ!2021年に買って満足したものナンバーワン。なにしろ、推しのレプリカヘルメットというものをずっと欲してたからね…。それを最推しで実現できるなんて幸せです!!しかも、グッズもまともに存在しない最推しでね!(かなしい)
ーデザイン
実物、想像してたよりも更にかっこいい。
マットでサラサラなのがいい。レクオーナin2021アラゴンのレプリカであるオレンジ版は、この色合いと質感だと、リオレウスっぽい。恐竜っぽくも感じる。
デザインのどこにも、イケルのイの字もない。本人のもそうだったけど。イケル要素は後頭部の27だけ。……それも2022年度には、イケルを現すものではなくなってしまったんだけど…。
レース用ではないのに、キュンっと後ろに突き出たスポイラーがかっこよくてお気に入り。Sharkのレース用モデルの超でかスポイラーが好きだったので、D-Skwal2もちょっと尖ってて嬉しい。
さすが、おフランスのメーカー、箱と付属の巾着袋のデザインすらオシャで嬉しい。箱をそのまんま部屋に飾っている。(部屋に箱をしまうスペースがないとも言う)
数ヶ月使ったけど、やっぱオレンジがかっこよくてお気に入りで、レギュラー化した。黒もシックでいいけど、遠目にはプリントが全然わからないんじゃないかな。レクオーナを静かに推したい人向けか。Sharkのロゴだけ明るいグレーで、やたら目立つ。それはそれでかっこいい。日本の公道でSharkってあんまり見かけないから、もうそれだけでユニークでかっこいい。
レクオーナ自身は2022年度にSharkからX-liteに乗り換えたため、Sharkがリリースする最初で最後のレクオーナレプリカ、になりそう。またSharkに乗り換え戻したりしない限りは。最後にリリースしてくれて、Shark様本当にありがとう…。
ー機能が満載!
インナーバイザーっつうのかな?サングラス的な機能があるのがめちゃくちゃ便利。眩しい時だけさっと下げられる。……使ったことないけど。フルフェイスの時点で、かなり目元の日差しが防げるからね…。
口と頭の吸気口は開け閉め調節できる。冬用グローブ着けててもすぐ開け閉めできるんで便利。
ベルトはラチェット式で、着脱が楽。ただしDカンが付いてないというのは後述する通り、弊害にもなる。
付属品としてUSB充電コードが付いてきた。充電すると、前面と後頭部の白いLEDが点灯する機能があるため。メットをひっくり返すと電源ボタンマークがついていて、その奥にボタンがある。押すごとに、点灯、点滅、消灯のモードチェンジができる。ボタンが結構奥深いので、被ったまま点灯/消灯はできないと思う。当初は、この機能は使わなさそぉ〜……と思ってたんだけど、夜遅くなる日には、思い出したら使っている(よく忘れる)。車ドライバーから存在が見えやすくなるんじゃないかと、交通安全効果を期待している。……光ることがカッコいいのかどうかは不明。
あとピンロックシールド?とスモークバイザー?も付いてきた。Sharkさん太っ腹だなあ…。どっちも試してみたいんだけど、私の手先が不器用すぎて、ぶっ壊しそうで怖くて未だにできてない(というか、暗いバイザーって夜間、怖くないのかな…そこも不安)
ー購入方法
イタリアのMotostormで、2021年10月の発売直後に買った。
以降、在庫はなくなったり復活したりを繰り返しているが、2022年3月現在、まだ新品がちゃんと手に入る。
ポチりから発送されるまで2週間。イタリアからの発送。23区内の自宅に届くまで、発送日から4日かかった。つまりポチりから入手までトータル18日。
国際配送業者はUPSで、国内配送はヤマト運輸。関税がかかる。関税はヤマトの配達員さんに直接払うので、受け取り時に現金の用意が必要。そして関税がいくらかかるかは受け取り時までわからない。
商品代(ヘルメット2個)と送料で、67608円の請求がカード会社から来てた。……アライのラパイドネオと比べるとだいぶ安い…すんごい付属品と機能てんこ盛りなのに。しかもSharkの安全基準は高いと評判なので、まあそこは安心している。
で、この金額に対して、関税が別途かかり、その値段は3500円だった。
ーサイズ感
チークパッドきっっっつ!!!!!w
なんか海外メーカーはチークパッドがキツい傾向があるらしい。顔がスリムで余計なお肉が付いてないイケルですら、目元がキュッと吊り目になってるもんね…
こんなかんじに。
おわかりいただけるだろうか。
ちょっと目尻が上がっているのが。
(ò_ó ニコ))) ズイッ
(ò_ó ニコ)「……キュッてなってるな」
( ´ 〜 ` 27)「しょうがないのっ」
↑これはまさにレプリカの元になった21アラゴン。
いやあ……キュッてなってても、イケルはめちゃくちゃかわいいな〜〜。(ハイパーイケル愛でタイム終了)
イケルですらキュッてなるんだから、ロレンソ並みに丸顔の私は、顔肉ムギュウウってなってたよ!でもチークパッドはなんとか3ヶ月で小慣れて、今は問題ない。顔肉は相変わらずムギュッとしてるけど、装着して「ム……ムリっす…」とはならなくなった。(ムリぃ…って言いながら3ヶ月耐えて使ってた)
生地自体は、もちもちサラサラで、肌触りいい!(アライは硬くて着脱のたびに頬の皮膚を持ってかれるような感覚…痛い…)
というわけでチークパッドがこなれた今ならはっきり言える。サイズ選択は、アライのと同じサイズ感で正解だった!
ーArai ラパイドネオとの比較
去年、寒さ対策に初のフルフェイスヘルメットを買おう!と思い立って、ライコランドでラパイドを買っちゃったんだよね。埼玉の旧大宮市出身なんで、大宮に本社のあるAraiを選んだ。(埼玉の銘品といえば十万石まんじゅうとAraiのヘルメットである。多分、埼玉人からの異論は出ないだろう)……まあイケルメットがリリースされると知ってたら、ラパイドは買ってなかったと思うけど!せっかくなので比較してみる。
ラパイドよりD-skwal2のほうが少し軽い。数字では150グラムとかそんな程度の違い。でも手で持って比べると、結構この差は明確に感じられる。
機能が多くて安くて、なのに重量は軽いのか…🤔…その分、安全性地上最強を謳っている(?)アライの方が事故の時の衝撃には強そうな気配。………これを検証する機会が、私に訪れないことを心から祈る。
通気性がラパイドの方がいい。その分、ラパイドは寒い。口元をスースーと風が通って寒い。顎マスクにしても寒い。寒さ対策としては、顎マスク状態でD-Skwal2をかぶってスヌードを巻くという最強防寒に落ち着いた。(それでも気温17℃程度では高速を1時間も走れば凍える。バイク寒すぎて笑う)
通気性がいいことで、信号待ち時のバイザーの曇りにくさは、ラパイドに軍配が上がる。まあどっちも気温が10℃を下回ると、それなりに曇るんだけど、D-Skwal2は派手に曇る…。だからSharkはわざわざピンロックシールドを付けてくれてるんだろう…。信号待ちからの右折で、ゆっくり走る時、曇りすぎててちょっと恥ずかしいです…走り出せばもちろん曇りは消えるんだけど。
通気性がいい分、風切り音や外音もラパイドの方が大きいと感じる。下道ならそんなに気にならないけど、高速だと、うまくしっかりインカムの音の出る部分を耳に当たるように調節して貼り付けないと、インカムの音声が聞こえない。D-Skwal2もラパイドも「インカムをここに収めてね」と言わんばかりのくぼみが内部にあるんだけど、そこに収めると音は聞こえないね…(もしかして:私の耳の位置がおかしい説??)
もっとも重要な違いは、D-Skwal2の顎紐はラチェット式であること。着脱が楽なんだけど、なにしろDカンが付いてない!デフォではヘルメットホルダーが使えない!別途対策が必要。
しゃあないので私は「ヘルロックワイヤー」とやらを買った。その辺は次のエントリーに記載予定。
ーフルフェイス初心者の気付き
ラパイドとD-skwal2をこの秋購入し、フルフェイスヘルメットを初めて使った。その前はtt&coのジェットヘルメットを2年近く使ってた。ジェットだと、70kmくらい出すと、突風に頭ごと持ってかれそうになるんだけど、フルフェイスだとそれがないのね!!スピード出しても、風が強くても、快適だった。それでも高速道路で100kmh以上出すと風切り音が発生する。皆無にはならないのか…。下道なら風切り音はない。快適。
ジェットの利点:着脱が楽。メイクが崩れない。後頭部も空きが広いのでヘアスタイルの選択肢がちょっと増える。マスク付けた状態のままでかぶれる。短時間ならヘルメットかぶったままで店の中入って買い物しちゃう(フルフェイスだと防犯上の理由から禁止されている)。軽い。被ったまま飲み物を飲める。外の音がよく聞こえるので突然話しかけられても大丈夫。脱いだ後、顔と前髪に変な跡が付かない。
フルフェイスの利点:温かい。風切り音が抑えられる。走行中の風圧が弱まる。外音が抑えられる。虫が顎にぶつかってこない。覆われてる範囲がジェットよりずっと広いのでもしもの時に安全。
冬場はD-Skwal2、夏場で下道ならジェット、夏場で高速道路ならラパイド。という風に使い分ける予定。