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MotoGP/WSBK/Rebel250/台湾/音楽。Tech3チームマネージャーのニコラス・ゴヨン様を爆推しする。

21/12/28 キャミアさんインタビュー「チームマネージャーは尊敬を勝ち得なくてはいけない」

疲れたらキャミアさんかニコさんのかっこいい画像をネット上で探すのが癒しなんだけど、その最中にいい記事見つけたので全文翻訳。

 

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https://pledgetimes.com/sbk-camier-as-a-team-manager-you-have-to-earn-respect/

 

ーレオン・キャミアのSBKでのキャリアは、長期にわたる負傷ののちに2020年に終わりを迎えた。しかしこの英国人がパドックでの新しい役割を得るのに、時間はそうかからなかった。ドゥカティのチャズ・デイビスのコーチを経て、新しいチームマネージャーとしてホンダに雇用されたのだ。

 

「完全に違った仕事ですね」チームマネージャーとしての役割を、ライダーとしてのそれと比較しながらキャミアは話した。

「いい結果に満足する感情は今もありますが、完全に違っていますね、チームに変化をもたらせたと感じられた時でも」

キャミアはホンダに多くの経験を持ち込んだ。「私は数多くのチームでレースをしてきて、そのたびに何かを学んできました。私は6歳の頃からレースをしてきたんです。125ccクラスに入って、私は本格的なチームでレースをし始めましたが、その時はたった12歳でした。それからずっと、さまざまなチームでレースをしていました」キャミアはMotorsports.comの独占インタビューでそう語った。

 

「ですから多くの経験があるのです。これはいいことですよ、なぜなら、物事がどう進むべきかを知っているということだから。ライダーというものは、全てを適切にしようとし、最高の状態であるために全てを捧げるものです。私は今、チームに変化を与えるために、こういうアプローチを持ち込むことができます。こういうことをするのは好きですね」元BSBチャンピオンはそう説明する。

 

ーアルバロ・バウティスタは最初は懐疑的だった

 

ホンダでの新しい役職では、キャミアは元ライバル達と密接に仕事をする必要があった。

「ちょっと不思議な感じでしたね、ええ」元ライダーは認める。「レオン・ハスラムとは、やりやすかったですね、我々が子供の頃から、お互いよく知った仲なので。アルバロとは、最初は難しかったです、彼は少し懐疑的でしたから」

「しかしお互いをよく理解した以降は、上手くいきました。我々が進歩してから、彼からの信頼は増していきました。ライダーがその役割につく時は、こうなるのは自然なことだと思います。大切な信用を築くには、少し時間を要するのです。同じことはメカニック達にも言えます。尊敬を勝ち得なくてはいけないのです」キャミアは心得たというように話す。

 

ーキャミアはライダーであることを恋しがる?

 

バイクの乗り手であることを恋しく思うかと尋ねられ、キャミアは答えた。「競争的であることを恋しく思います。恋しく思うのはレースそのもの自体ではないですね。外から見れば、トラックに行けば競争的になれるように見えるかも知れませんが、それは現実的ではありませんよ」

「バイクで速くなるには精神的にも肉体的にも多くのことを消耗します。直接やってみないと、誰もそれを真に理解できませんが。最終的に、私に楽しさを与えてくれたのは、実際のライディングではなくなっていました」彼はそう認めた。

「確かに、バイクがよく、自分が速い時は好ましく、素晴らしい時間を過ごせます。しかし努力しても結果がついてこない時は、苦しい戦いとなります」劣ったマテリアルでレースしていた時代を思い出して、彼は付け加えた。

 

テンケイトとHRCでの予期せぬ困難

 

MVアグスタF4で数年、苦戦したのち、2018年にキャミアはホンダ・テンケイトに乗り換える機会を得た。有望な始まりの後は、多くの浮き沈みが続いた。翌年、ホンダワークスは公式にSBKに戻り、モリワキと新しいチームを組んだ。またしても、素晴らしい機会が、幻想であったことが判明した。

「だめでしたね。前の年のテンケイトとレッドブルのスポンサーはあまりうまくいきませんでした。しかしいい機会ではありました。テストではすぐに速くなれました、古いバイクに乗らなくてはいけなかったにもかかわらず」キャミアはホンダのファイヤーブレードに乗った2018年シーズンを思い出す。

「いくつかのトラックでは優勝争いをできました。でもそれからシーズン中、我々は電制を変えることを決断しました。しかし新しいものはうまくいかず、我々にフラストレーションを与えましたよ」英国人はそう話す。彼はHRCの介入が新たな希望を象徴だったと考えていたのだ。

 

HRCと旧型ファイヤーブレードの残念なシーズン

 

「それから我々は日本の公式のホンダをチャンピオンシップに迎えました。バイクは鈴鹿8耐のバージョンとかなり似ていました。最初の年は競争力を持てないだろうことは明白でした、なぜならそのバイクがブリヂストンのタイヤで開発されたものではなかったからです、全く別のものなんです。あれがHRCが世界選手権に戻ってきた最初の年でしたから、彼らは多くを学び、情報を集める必要がありました」キャミアは2019年を思い起こす。

 

幾度かの負傷もあった、ホンダでの厳しい2年間の後、キャミアは2020年に新しいチャンスを得た。BarniドゥカティのパニガーレV4Rを自由に使えるのだ。ドゥカティ4シリンダーは、初年度の優勝で驚かせたが、キャミアはそのポテンシャルを伸ばすことができなかった、2019年の終わりに、すでに大きな挫折があったのだ。

「私はテストのかなり初期段階で負傷しました。2019年に、ホンダで既に肩を骨折していました。テスト中にまた肩から転倒して、そこらじゅう骨折しましたよ。とても遅く、長い回復期間になりました」キャミアは思い出す。

 

ー長期にわたる肩の負傷に自信を奪われた

 

「医師達からの様々な選択肢がありました、医師達それぞれに違った意見がありますからね。どれが正しいのか理解するのは難しいことで、私はとても苦しんだ。通常なら、負傷の後に戻ってくることは私にとっては容易なことでした。いつもなら十分速くなれたんです」

「長年を通じて、信頼できる医師と理学療法士のチームを作ってありました。しかしこの肩の問題は、永遠に続くように思えました。私は遅かったし、もう乗ることはできなくなるだろうと実感したのです」キャリアの最後数ヶ月を説明し、彼は言った。実際に、2020年の夏、キャミアはBarniを離れる決意をし、2021年の1月に、引退を表明したのだった。

 

 

     どうしてもキャミアさんの現役時代最後の方は、怪我のせいで悲劇のイケメン的な説明になりがち。で、この記事は「こんなとこで終わるのか」って終わり方で後味がよろしくない。「だからこそ今はマネージャーとして頑張る、彼の戦いはこれからだ!」的に終わらせてほしいな。今なら「そしてキャミアはイケルとビエルヘに希望を託す!」的な。………いやマジでイケル頑張って、キャミアさんを喜ばせてやってほしいわ…(荷が重い)

 

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・おまけ

SBKスマホゲー、2021シーズン版出たよー。

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20202021ということで、両シーズンのライダーが揃い踏み。なので2020年のBarniでドカに乗るキャミアさんをプレイできる!!……その分、2022年のライダーはいないから、イケルもシャーリンもいないけど

 

ゲームが難しい……。アクセル(オプション設定で自動化可能)とブレーキでスピードを操作しながらバイクの傾きを調節してコーナリングする。微妙な操作が必要で適当に押してるだけじゃ全然まともに動いてくれない。タイミングよくボタンを押すだけのMotoGPアプリゲーと違って、SBKゲーの方が遥かに難しい。チャンピオンシップモード、タイムアタックモード、フリーレースモードが選べて、ゲームモードは充実している。

使用可能なライダーの解放は、広告動画を30秒くらい見るだけ。サクッと解放されたんでビックリしたwしかも1回で、同じメーカーのライダー全員分が。そこ課金じゃないのかMotoGPゲーは課金か、ログインボーナスのポイントをちまちま集めて解放なのに。しかも一人づつ解放しないといけないし、現実でチャンピオンシップ上位のチームのライダーはギャラが高く設定されている(だからKTMはみんなお安い。それが理由でレクオーナを使ってる東南アジアのプレイヤーが多くて、上手いプレイヤーが集中していたのではないかという疑惑がある。いや本当にレクオーナが東南アジアで人気あるのならごめんw)

ではSBKゲーはどこに課金要素があるかというと、レースするごとにパーツが消耗していくので、それを修理するアイテムに課金する必要がある。ゲーム性に自信があるんだろうね。BGMMotoGPゲーよりクオリティが高い。

なお、MotoGPゲーみたいな怪しい日本語表示なし。SBK公式サイトも日本語表記ゼロだから、理解できる。(とことん日本市場がSBKから期待されてねえ!日本人ライダーもいるっつうのに日本グランプリが存在しないせいだろうけど、今なら巣篭もり需要で、うまくすれば儲けられる気がする。その、うまく、が難しいんだけどw確実に言えることは、日本人の多くが英語アレルギーだから、日本でビジネスするなら、まず英語を駆逐するところからですね…)

 

私は………本当にレースゲーが下手くそでマリオカートすら下手くそなんで……SBKゲーでは、まったく使い物にならない

これMotoGPゲーと違って、他ライダーに接触したら吹っ飛ばされるし、壁にぶつかったらちゃんと転倒する。インストール後のチュートリアルでレイを操作するんだけど、その時点で私は壁にぶつかって大クラッシュしており、「こんなド下手くそなレイがおるか!!」と、クスッときた。まるで本物っぽくない。ヅョナサン・レイって感じ。

 

で、真っ先に解放したキャミアさん……いやレオソ・キャ彡アの図。 f:id:nozoko250:20220211042208p:plain

……なんかずんぐりむっくりしてる!!キャミア感が皆無!!!

MotoGPゲーと違って、本人の写真は使われてない。

3Dモデルは全員共通のものになっている。肌色も全員同じ。なので「ほんものキャミアさん」のモデル並みの高身長細マッチョのナイスバデーは再現されていない。

(つーか3Dモデルよりスタイルいいってすごいな……二次元越える3次元のイケメンとかこの世に存在したのか…)

 

この後、へたくそプレイでふらふら蛇行運転してたらアノレバ口・バウ〒ィス夕にオカマ掘られた。あの赤黄色いの絶対バウ〒ィス夕だった………。上の記事を読んだ後のことだったので、感慨深い

 

ゲームであっても、自分のせいで「推しもどき」がふっ飛ばされる姿を見るのは精神衛生に良くないんで、その後、起動していない。レイなら現実にありえないからちょっとだけクスッとしたけど、上の記事の通り、キャミアさんは笑えねえなあ

このゲームにィヶノレ・レク才ーナが出てこなくてよかったゲームであってもイケルが吹っ飛ばされるのは辛すぎて見れない…(でもそのうち22シーズン版が出てきそうずんぐりむっくりィヶノレが…)

 

スタイル良すぎるキャミアさんで口直ししよう。

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こんな美しい人がこの世に実在するとか信じられねえ!