2/8〜9はヤマハとドカがポルティマオでテストをやっているらしいが、ホンダは参加してないので、今は前回テストまでのインタビュー内容が小出しにされている感じ。
なお、直近で次のイベントは2/15 18:00のSBK HRCチーム発表会。楽しみー!HRC公式様がちゃんとJSTで告知してくれることに感動を覚えた…これぞ日本企業…
ここでやるらしい。メモ! https://m.youtube.com/watch?v=Lv8d-9a_jbQ
というわけで、前回テスト以前に行われたと思われるインタビュー記事の訳。総レース数のカウントとかちゃんとしてて興味深かったので抜粋せず全文訳。
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・SBKホンダに来たのはキャリアのため
https://www.speedweek.com/sbk/news/187739/Iker-Lecuona-konnte-das-Honda-Angebot-nicht-ablehnen.html
ーたった22歳でイケル・レクオーナはMotoGPパドックを離れ、2022年の世界スーパーバイク選手権に勝負を挑む。ホンダへ乗り換えるという事実は、彼に取っては思いがけない幸運だった。
イケル・レクオーナのキャリアは駆け足なものだった。16歳でMoto2に入り、20歳でもうMotoGPのKTM RC16に乗っていた。このカタルーニャ人が素晴らしい才能を持っていることは認められているが、そのリザルトは傑出したものというわけではない。Moto2では55回のレース中、2回のトップ3を達成し、年間ランキングでは最高12位だった。MotoGPでのハイライトは、絶賛された2021年レッドブルリンクでの6位だった。
MotoGPで、レクオーナは2022年の新しいチームを見つけることができなかった。彼はMoto2へのリターンは選択肢から除外した。WSBKでのホンダのオファーは、まさに望ましいものであった。
7「あの時、これがオレの進みたい道だ、って思ったんだ。オレにとってホンダは最高のメーカーの1つだよ。メーカーの人が来て、SBKのワークスチームで乗ってくれ、そのバックには日本のエンジニア達が付いている、なんて言ってくれたらさ、それはずっと求めていたものだよ」
ーSBKでの成功はかなり昔ではあっても、ホンダレーシングコーポレーションというグループの評価は伝説的なものである。最も最近なのは、ジェームス・トスランドとともに、2007年のチャンピオンシップを勝ち取った。
7「ホンダが一緒に戦いたいと思っているライダー2人のうちの1人がオレだ。これってオレにはすっごいことで、こんな機会があったことがとっても嬉しいよぉ。
オレには少し時間が必要だった。マネさんと一緒にしばらくよく考え込んだよ、自分のキャリアにとっていい決断をできるようにね。MotoGPを離れたのは、まずこのプロジェクトと、チームとバイクを信じたからだよ。でもそれだけじゃなくて、オレのキャリアにとっていいだろうっていう感じがしたからなんだ」
ーSBKチャンピオンは確かに彼のキャリアに良いものになる、レクオーナにMotoGPへの扉がまた開かれることもあり得る。彼はルーキーイヤーにそれは現実的ではないと理解している。
7「最初は、バイクの開発を進めて、もっと深く学ぶことが目標だよ。シーズンの後半に、すごいライダーたちと戦って上位に入って、何度かの表彰台獲得をして今年を締めくくるのが目標だね。もし全部うまくいくなら、トップを争うポテンシャルとチャンスがオレ達にはあるんだ」
→「日本のエンジニア」という言葉はイケルもキャミアさんもよく言っているけど、絶大な信頼があるのか、権力を握りつくしているのか……。(埼玉の朝霞にいるんでしょ?!あの辺よくバイクで通りすがるけど、そんなすごい人たちが中にいると思うと、ビビっちゃうわ……!HRCのロゴ入りのデカいトラックをあの近辺で見かけたりする…まじビビる…)
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・HRCとTech3時代の違い
この記事
https://www.speedweek.com/sbk/news/187585/Iker-Lecuona-Honda-Werksteam-anders-als-Tech3-KTM.html
はこれhttps://www.motorcyclenews.com/sport/world-superbikes/2022/january/iker-lecuona-hrc/
でほぼ網羅された内容なんだけど、ちょい差分あり。そこだけ軽く抜粋。
7「比較するのは難しいよ。KTMではメーカーのサポートはあった、でもオレはワークスチームで乗ってたわけじゃない。例えば、オレ達に新しいパーツが供給されるのはいっつもちょっと後だった。いつも全部もらえたけど…これ以上のことは言えないな」(以下は既出の記事と同じ)
→「一応供給はされてはいたけど…」みたいに訳したくなるような、歯切れが非常に悪い言い方をしていると感じた。ドイツ語を英語に変換したものを読んでても何となく伝わってきちゃう。その辺はペトルッチ先輩が明確に話していたことが引っかかってるんだと思う。
記事のタイトルが「ホンダワークスはTech3 KTMと違う」なんて言い方になっている。イケルが言及しているのはTech3についてではなく、KTMファクトリーがTech3に対し塩対応していたことについてなんだけど、speedweekはそこではなく、あたかもイケルがTech3をsageてるみたいな印象を与えるタイトルを記事に付けている。違いますよ…。KTM信者用広報のspeedweekだからしょうがない…。
………とはいえ、「Tech3だとelfとの契約の都合でワークスと同じ強力な燃料を使えない」っていう弱点は、事実としてあった。これがライダー達にはどうしようもない、Tech3に所属するデメリットだったのは、Tech3擁護派の私でも否定できない。でもイケルはそれには言及しないで(今回も過去もずっと!)、Tech3への不満や文句を、今のところずっと、絶対言ってないんだよね……。その対象はあくまでKTM。
イケルはTech3に過去も今もずっと義を尽くしている。泣ける。(だからこそ燃料のことをちゃんとリークしてくれたペトルッチ先輩、本当にありがとう……ペトルッチがそれを言わなかったら、イケルが我慢してきたことも、Tech3への忠義も読み取ることができなかった。)
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・ところでTech3
セパンでのオフィシャルテストで、色々今年の様子がチラ見えしたが、KTMワークスのチームウェアが変わって、去年からのTech3のデザインに寄せたらしい。ワークスは紺で、スポンサーとチームのロゴが違う。
これとか↓わかりやすい。
(てかなんでマキシムさんの席にワークス服の人が座ってんねん………ルーキーとのテストシーズンだから、一時的にこうなってるんだと思いたい…)
Tech3のライダー用のキャップはネイビーになった模様。レッドブルのロゴが入っている。去年イケルとペトルッチが被ってたのは黒でレッドブルロゴはなかったが。……Tech3のウェアは黒なのに、キャップだけ紺って微妙くない…?ワークスのキャップは引き続きネイビーだけど、去年までのと違い、側面からオレンジのラインが消えていて、Tech3のキャップとほぼ同じに見える…。
というわけでウェアはワークスとTech3でほとんど同じデザインになる様子。(もしかして:コストダウン?)
あー…Tech3の独自性が死んでいく……違う、KTMにどんどん殺されていく…。2020年までのTech3のリヴァリーがグリッドで一番最高だったのに…。マシンもツヤツヤシルバーのベコがオシャレ。2019年はレースクイーンの服装もTech3が一番オシャレで上品でクールで可愛かった!
こんなやつ。
(データエンジニアのキリアンさんが華奢で可憐)(ただし顔立ちはオッサンなのである)(ニコさんと並ぶ姿は弟子っぽくて萌える。シャーリンのインスタに上がってる動画が最高に萌える)
ハイネックで骨格ストレート(首が短い)を殺し、
ノースリーブで骨格ナチュラル(肩幅がいかつい)を殺し、
タイトスカートで骨格ウェーブ(洋梨体型)を殺す。
骨格診断関係なくスタイルのいい、モデルさんでないと着こなせない、実は高難易度のやつ…。(これならパンピーでもコスできそう…って思ったけど無理って結論に至ったって話)
えー……嬉しいことに、フェルナンデスのことは嫌いではなくなった!フェルナンデスがいい成績を出したら私も喜べている。セパンテストでルーキーがKTMトップはすごいね…真面目な話、ニコチームのおかげでもあるでしょ。
PaddockGP(色んなメディアからMotoGPもSBKも面白い記事を引っ張ってきているのでサマリー的に使えて便利。ちょっと意地悪いのがフランスメディアらしさある)に上がっている記事をチラ見する(ニコさん目当てでw)程度の知識しかないが、彼の発言は毎回攻撃的で、むしろ面白くなってきた。イケルと同じ2000年生まれだが、キャラクターは真逆。「速いけど率直&やな奴キャラ」で売るんだろう。というわけで、フェルナンデスとニコさんのツーショに耐えられるようになったので、ニコさんの新規絵を見れるようになったし、出てくるたび普通に喜んでいる。フェルナンデスがもし優等生キャラだったら耐えられなかったと思う。なにしろ、この人が爆弾発言をするたびにニコさん達は対照的に「イケルはいい奴だったな…」と実感するはずだwニコチームにイケルが「速さをチラホラ見せつつ、完全な結果を残せなかったけど、ともかく可愛くていい奴だった」というような爪痕を残せてたらいいと思う…。
実は昔、イケルとフェルナンデスは結構仲が良かった。今も悪くはないでしょうね。イケルとKTM、そして、フェルナンデスとKTM(AJO)との間に遺恨がはっきり残ったのは本人それぞれの発言から明白だけど、イケルとフェルナンデスの間には、恨みは発生しなさそうに思える。
2016年か。眉毛の方向性も真逆だなあ…。
イケルほんとかわいいいいいいいいいね!!!!
これ↑ネットでひろったんだが、大雨でセッション中止になったので、ビデオパスではもう見れないやつ。当時、生中継見てた人しか見れてないんだと思う。キャプをネットに放流してくれた人に大感謝だ…。
で、イケルのウェアにアメリカンレーシングチームのロゴが入っているので、2019年と判別できる。この年のMoto3アンヘルニエトチームのライダーはフェルナンデスとアレナス。Sharkのメットを使っているのはフェルナンデスのほう(今年からHJCに変えたようだが、去年まではSharkだった)というわけで、ヒマな時にピットボックスに遊びに行くくらいは、イケルはフェルナンデスと良好な仲であったと思われる。
というわけでニコウォッチングはぼちぼち継続するつもり。(MotoGPビデオパスは当分契約しないけど…)
→追記。
後日、フェルナンデスのインスタ見てみたら、マンダリカのテストを転倒して頭打って中断したって投稿に、イケルが「早くよくなってね」ってコメントしてる…!!イケル天使すぎ。超絶推せる。
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今年の目標の1つに掲げていた「ITベンダー系の資格を少なくとも1個取得」を消化したッ!SBK開幕までに絶対に取りたかった。達成できて満足。
大型二輪の免許は、コロナが怖いのと寒いのとで、教習所に通いたくなくて延期中。すぐ寒さに負ける…。暖かくなってから、コロナの様子見て行こうかな…同じ考えの人で混雑しそうだけど…。
TOEICはSBKシーズン中に、普段よりも英語脳になった状態で受けるつもり。SBKの超早口実況に耳を鍛えてもらおうという魂胆。
(ワイ ^ω^) <勉強疲れた。とりあえず当分はひたすらあそぶわ〜〜
これも取ってください> (ボス ・ω・)つ【後継機の資格】( ;∀;ワイ) <……
ITだからね…しょうがないね…。…………SBKシーズン終わったら考えようっと…(まだ開幕もしてない)