いい意味で目を疑う内容だったので。
12/9公開だけど、いつの時点でのインタビューなのかは不明。まあバレンシア戦前後なのだろうな。Motosanと同じソースを数週間遅れで出してきたりするメディアだから。
-レクオーナがMotoGPで才能を示すためにたった2年しか与えられなかったことを残念に思う
9「去年(2020年)は彼にとっては何もかもが新しい年やった。彼はMotoGPライダーや。彼のポテンシャルがどれだけ凄いかを何度か示すことができていた。
オーストリアでKTMの人らにワイは言うたんや、もしワイらの中から選ぶなら、イケルと続けていくように、と。彼はまだとても若いし、ワイの意見としてはかなりポテンシャルがある」
-レクオーナのSBKルーキーイヤーについてのペトルッチの予測は?
9「ワイの目には彼はすごくいいライダーに見えるで。SBKではチャンピオン争いをできるやろな。ただしワイはホンダのレベルはわからんのやけど」
--
・別のメディアのペトルッチのインタビュー。上記の発言に至った背景が伺える。
https://www.speedweek.com/motogp/news/185886/Danilo-Petrucci-ueber-2021-Bin-niemandem-boese.html
9「KTMにとってほんまに困難なシーズンに直面してきた、しかも不運なことに、去年KTMがバイクをよくできたと思った後にな。実際、全員が前進できていた、大きな進歩や、それからワイらは厳しい時を過ごした。
多分これが最初からバイクを正していくのが難しかった理由や。ワイは自分の経験も活かせなかった。彼らは未だに何が起こっているのか理解していない、だからバイクが去年より遅いんや。今シーズン後半はちょっと物事がよくなった、でもメーカーはワークスライダー2人に注力した、ワイらではなくな。
彼らは早々に(来年の)別のライダーを選んだけど、ワイは当然もっといいパフォーマンスを出したかった。目標を達成するために少しでも役に立ちたかった。でもワイは誰にも怒っとらんで、ただもっとチームの役に立つことができなかったことに、がっかりしただけや。
メーカー、ライダー、マネジメント、それぞれ全員が自身のために最善の選択をした。日曜の最後のレースまで、ワイはベストを尽くそうとしたで。
バイクは今年ワイらがそうなってほしいようにはならなかったけど、ワイは自分の仕事を積み上げていった。結果を出せなかった時でさえ、もっと努力して、もっと働いて、もっと経験値を貯めた。チーム全体と働くこと、2人のライダーが助け合うことの側面で、ピットに何かしら、もたらすことができたように感じているで。
KTMはワイの仕事に本当に感謝していた、多分このパドックで初めて、ライダーとしてだけでなく人として感謝された。それはワイにとって救いになった。ズケズケ言ったり、ボスと口論したりする必要がなかったことは、救いやった」
→同じバイクで、チームは同じ人数で(過去にいたプラマックやドカワークスなんかと比べたらTech3は驚くほど人数が少ない)、メーカーの助けも少ない。2人は身長がほぼ同じ(体重はちょっとレクオーナが軽い)。つまりペトルッチとレクオーナは、ハンデがほぼ同じ。その中で頑張ることがすごくキツいということを一番知っているから、経歴の激浅い10歳年下の若造が食らいついているのを見て、思うところがあったのかもね…。
まー、それでもこういう結末に至ったのは、本当にKTMとレクオーナは縁が終わってたんだと思うね…。
--
・ついでにSBK。レイさんMotoGP行きの道は完全にナシとのこと。
65「MotoGPのライダーに対して自分のレベルを測れたらよかったでしょうね、でも今はもうその道は閉ざされました。何度か、行く機会があったので十分に幸運でした。僕達が比較対象にできるのはMotoGPライダーがSBKに来た時くらいでした。でもそれって、リンゴとオレンジを比べるようなものでして。今のところ、道は閉ざされたと感じられるし、僕はそれでハッピーですよ。僕は今のところスーパーバイクで素晴らしいレースをしてこれたし、まだキャリアの絶頂は来てないと今でも思ってるんですよ。2022年は僕と、僕のチームにとって素晴らしい年になると、心から思います。
僕が20代の時ならMotoGPパドックで何ができるか見てみるのはいい機会になったでしょうけど…。僕が(MotoGPに行ったら)うまくやれただろうと、みんなが思ってくれるのは嬉しいですよ」
→誰もが見たかったはずだけど、ナシにしたらしい。ちょっと残念な気もするけど、やはり年齢を考えれば利口な気もする。とにかくMotoGPは若返りを図っているんだから。(レクオーナとビエルヘ次第で、SBKもそれに倣う可能性があると私は思う…既にラズガットリオグルとロカテッリという若者達が実績出してるし)
---
・レクオーナ、ヘルメット変えるの?!
→ロッシさんの耐久レースの時点でX-lite使ってたので気になったんだけど、ヘレスでのテスト用のウェアにバッチリNOLANって書いてある。
まさかヘルメットのメーカー乗り換えるとは思わなんだ。
2017年のMoto2でのウインターテストで大怪我した時、
(27`・ω・´)<ヘルメットは命を守るから、一銭もケチってはいけない(戒め)
って言ってたので、Sharkを信頼して一生使うのかと勝手に思ってた。
あー、乗り換えるからSharkがさよなら記念的に、こっそりレプリカ出してくれたんか?
あー、X-liteユーザーのペトルッチがロードレースから引退するから(ロードレース用モデルのヘルメット使わなくなるから)NOLANグループが新たなX-lite広告塔を欲しがった…?
しかし来年のレクオーナはヘルメット、ウェア、ブーツ、チャンピオンシップ、チーム…全部が変わるね。
レクオーナの現マネさん、元リンスのマネさんで、その前はポンスレーシングでコミュニケーター系の仕事をしてたらしい。がんがんスポンサーを捕まえる敏腕と見た。2021カタールの写真と、シーズン後半のヘルメットを見比べると、スポンサーが増えていることがわかる。
個人的には、Sharkの超でかスポイラーのシルエットがかっこよくて好きだったので、本当にX-lite乗り換えなら残念…。X-liteのスポイラーは小さい。
→追記:えっ……………それどころか……27ですらなくなる………マジか…。
チャズ・デイビス引退で7が空いたから、2022年は7を使うらしい。CEV Moto2以前に使ってたナンバーとロゴが確認できる。色はシルバー。
SBKで27空いてるはずなのに。完全にMotoGP界からの心機一転、リセットなのかな…。私は27番という数字に強い愛着を感じていたから、寂しいなあ…。これから7呼びしないといけないのかー。ビエルヘは97のままなのに…。
---
◆おまけ
ほんならペトルッチ兄さんとイケルくんの画像貼っとこな。
・シーズン頭。ペトルッチ兄さんの撮影を仁王立ちで見守るレクオーナw
・まさにペトルッチのインタビューで言及のあったオーストリア戦の週。VIP民はトークショーを見れた模様。現地行けるだけでも羨ましいのに、トークショーとか…羨ましすぎて歯軋り。
レクオーナの足首の感じ、とても骨格ウェーブ感ある。
ペトルッチ、VANSのデッキシューズみたいなの履いてる?チョイス可愛い!スニーカーはやっぱローテクデザインが一番可愛いよ。
・そのVIPイベントの一幕。同じポーズでキメてるの超可愛いw
2人とも割と顔立ちは和み系で、親和性がある。両者2年契約だったら、もっと仲良くできたんだろうな。シーズン前の発表会動画とかそんな感じだったもんな。
あーーーーマジ来年の人事がむり・ムリ・MURI(じゃがたら風に)
♪あんた気に食わないっ!くらいね、くらいね日本人てくらいね!性格がくらいね!見飽きた奴等にゃおさらばするのさ!
(イライラした時は、じゃがたらの「南蛮渡来」聴いて踊り狂うと大体なんとかなるからマジおすすめ。怒りのパワーを活力に置き換えできるんよ。ええじゃないかの境地に至れる。じゃがたらのパワーは異常。)