なんかspeedweek独占っぽく読めるんだけど、新規インタビュー記事が出てたので、訳。
・ネガティブめインタビュー
https://www.speedweek.com/motogp/news/185136/Iker-Lecuona-Die-MotoGP-war-nicht-fair-zu-mir.html
27「MotoGPはオレにとってフェアじゃなかった」
ー苦い気分かと聞かれ
27「(長い沈黙の後に)一方ではそうだけど、一方ではそうじゃないね。オレのミスは若すぎるのにMotoGPに昇格したことじゃなくて、昇格した時の状況だよ。オレは2年間、コロナ禍で、通常通りのグランプリをできないシーズンをすごした。コロナのせいで、例年よりずっと少ない回数のレースしかできなかったし、その結果、乗るのも理解するのも難しいバイクなのにずっと少ない距離しか走れてないんだ。2020年はコロナ禍のせいで、今年使うサーキットのいくつかには乗れないってことだった。結果としてそのサーキットはオレにとって完全に新しいもので、もちろんパフォーマンスにも影響した。
だからオレはフェアじゃなかったって思うんだよ。オレの年齢では何もできることなんてなかったって思ってる。多分、昇格した時、オレは100パーセント準備ができてたわけじゃないと思う。だけどオレにはMotoGPで闘えそうなモノがあった。それはオレが初年度も今シーズンもトップ10を闘えたことで、見せることができたと思っているよ」
--
・こっちはポジティブめインタビュー。
https://www.speedweek.com/motogp/news/185157/Iker-Lecuona-ueber-Rossi-Duelle-Groesste-Belohnung.html
ーこのお別れは最後のお別れなのかと聞かれて
27「わかんない。人生にはいろんな曲がり角があって、起きたこと全てに理由があるんだと、オレは思ってる。(MotoGPと)永遠に去るとは言えないよ、でもその反対のことも言えない。どんな未来がオレを待ってるかなんて、わかんない。
スーパーバイク世界選手権のホンダと2年間、契約をしました。オレはこの機会がとても嬉しし、いつも通り、ベストを尽くすよ。もしオレ達がMotoGPに戻らなきゃいけないならそうする。そしてもしWSBKに留まらなきゃいけないなら、留まるよ」
ー短いMotoGPキャリアにおけるいい思い出
27「まず何より、もちろん、ヴァレンティーノ・ロッシとレースできたことだよ。彼はずっとオレのアイドルだったんだ。MotoGPでヴァレンティーノと同じ時期にレースができた2000年代生まれのライダーは、オレだけだっていう事実があるんだよ。それに今年、5〜6回、直接対決ができたことはオレには最高のご褒美だったよぉ。
オレの子供の頃からの頑張りと努力に対するご褒美だったね、あと、オレがこういうキャリアを積むことを可能にするために、オレの両親はじめ家族が払ってきた献身と助けに対しても、ご褒美だったんだ。あとは、MotoGPへの昇格は、オレが一番好きなことをして生活していくことを可能にしたね」
→この言い方…MotoGPとSBKは、やはり収入がMoto2とは段違いなんだろうなあ…。
なお、高身長がハンデにしかならない(あと金がかかる)Moto3をスキップして、かつエガさんの代役でMoto2に飛び込まなければロッシと同じ時期にレースはできなかったから本当にその点はラッキーだったと思う…。
--
・あんまもう私には関係ないんだけど…またまたKTMにイラッときたんで…
マイク・ライトナーさん、レースマネージャー退陣。
https://www.speedweek.com/motogp/news/185170/KTM-Warum-die-Weichen-neu-gestellt-werden-muessen.html
https://www.speedweek.com/motogp/news/185155/Knalleffekt-bei-KTM-Leitner-geht-Guidotti-kommt.html
→対訳はしないが、一言で言えば左遷に見える。
2021年に、2020年ほどの上り調子を続けられなかったこと。
ライダー人事の機会損失が疑われること。
ザルコ契約破棄後にオリベイラがワークスに行かなかった時のグダグダ(別にそれはレクオーナがそれなりに速かったし、オリベイラはTech3でも結果出したんだからもうよくね…)。
KTMはペトルッチの意見も踏まえ、ドゥカティの体制を参考にしたらしきこと。
なんかエンジニア出身の人がそんな理由で辞めさせられるの納得いかないな……上記が理由なら、もっと辞めるべき奴いるじゃん?ww(ライトナーさんとポンシャラルさんは私の許さないリストに入ってなかったので)
まあ、エンジニア達がデータをもとに判断しようとしてるのに、ライトナーさんが経験依存で判断に影響を与えていたと言われている、という一節があるんで、そこはアカンかったのかなとは思うけど。59歳か…。
このケースは、エンジニア出身者がマネジメント職に転じて上手くいかなかった…という風に、結論付けられてしまうのかな…。
ライトナーさんの後任はプラマックのフランチェスコ・グイドッティさんが内定とある。
ライトナーさんは元ペドロサのクルーチーフとして有名だけど、こっちのグイドッティさんは、ライトナーさんの後にペドロサ担だったジャコモ・グイドッティさん(現LCR中上担クルーチーフ)ではなく、その兄弟だと書いてある。へえ!知らない人でした!記事の写真を見ると、顔が同じなんで、最初、訳がわからなかったわ…。(中上さんのSNSを見ると、木曜にコースをクルー達と下見する自撮りがよく上がってて、和気藹々しててLCRかわいい)
まあとにかくKTMはドカがうらやましくてしょうがないってことはわかった。チャンピオンライダー輩出してるのはずっと日本メーカーなんですが。ライダーランキングよりコンストラクターランキングでも狙ってるのか。エグゼクティブ達が6台体制にしたいとかいう地獄みたいなこと言ってたし。
それって結局のところ、ホワイトカラー達がブランドイメージを高めてバイク売って金を稼ぎたいんだろう、ライダー達とエンジニア達はその歯車だとでも思ってるんだろう。だからあんな酷い扱いができるんだろう。と私自身は捉えた。推しと縁が切れてくれてよかった😄Tech3は………まあがんばれ……。
--
◆おまけ:
2020年の話題が出てたので。2019〜2020の私のベストお気に入り画像の1つがこれ。2019バレンシアテスト、ニコチームに来たばかりの時。(2019バレンシアグランプリでのオリベイラ代役のほうは、もちろんギーさんチームでの参加なので、テスト日からニコ担体制がスタートしている…はず)
ニコさんにきょとん顔かますイケル。可愛い。絵に描いたようなTheきょとん顔。イケルあざとい、可愛い、あざと可愛い。